昨日は、祖母マサさんの命日。
私は
マサさん、そして祖父を思う時、
胸が張り裂けそうになる。
あんなにあんなに
愛情を注いで育ててくれた。
なのに、
晩年の二人に
私はもっと出来たことがあったろうに。
「思い出すことが
供養になる」の言葉を胸に
たくさんのマサさんを思い出していた。
やはり思うのは、
「寂しい思いをさせて
ごめんね」やった。
でもね。
そんな私が
ふっと思ったの。
ふっと、ふっとね。
マサさんは、
ピカピカの自分を思い出して欲しい、
そう思ってはるよって。
ピカピカのマサさん。
それは、
私の結婚式に参列してくれた
マサさんやな。
腸閉塞で
保健施設に入所していたマサさん。
施設から
お式を挙げさせて頂いた
お寺さんまで送ってもらい
また、戻って行った。
マサさんには、
晴れ舞台やったと思うの。
着付けの方がご用意下さった
とても素敵なお帽子をかぶり
ずっと静かに笑ってくれていた。
体調から、
お式の途中で
何度も控えの間で
横になっていたと知った。
お式での笑顔のマサさんの写真を
急いで出してきて
飾っている。
部屋の中が
明るくなっている。
そして、そしてね。
マサさんは
最期まで、すごかったのよ。
命日はね。
2月18日でしょう。
この日は
私たちのその結婚式記念日。
やるなー。
マサさん。
命日を前に
今年も
やっぱり
ニヤッとした。
結婚のお祝いにと
書留で送ってくれたお金。
聖徳太子さまは、
私の宝物である。