ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ヨーロッパの移民危機は、欧米諸国の“欠陥がある”外交政策のせいだと述べた。
金曜日、ロシアの都市ウラジオストックでの東方経済フォーラムで、記者団と話した際、プーチン大統領は、欧米の間違った政策と、中東と北アフリカにおけるテロの広がりの結果としての、ヨーロッパにとっての重大な問題を、ロシアは頻繁に警告してきたと語った。
“我々ロシアは … 数年前に、もし我々のいわゆる欧米パートナー諸国が、 ...とりわけ、イスラム世界、中東、[と]北アフリカ区域で、これまで彼等が続けている欠陥のある外交政策を維持し続ける限り、まん延する問題が出現す ると、はっきり言っていた”とプーチンは述べた。
彼はまた、EUの現在の難民危機は驚くにはあたらない。こうなることは“完全に予想されていた”と述べた。
プーチン大統領は、欧米の外交政策の主な欠陥は、地域の歴史的、宗教的、国民的、文化的特性に配慮することなく、自分達の基準を世界中に押しつけることだと述べた。
ヨーロッパが、この夏以来エスカレートした未曾有の移民・難民危機に直面している中での、このロシア大統領発言だ。難民達は、近隣諸国の収容所に留まることなく、直接ヨーロッパにやってきている。
人々、主として、祖国での戦争から逃れようとするシリア人の流入に、どのように対処するかを巡り、ヨーロッパ大陸諸国は割れている。
欧州連合(EU)は、人数の記録的急増と、地中海経路に加え、バルカン半島での新経路開設について議論する為、二週間後に特別会議を開催する予定だ。
対テロ国際キャンペーン
ヨーロッパへの難民の波と取り組む為の唯一の方法は、テロに見舞われている国々の主権を維持し、一方的行動を排除しながら、テロを根絶することだとロシア大統領は述べた
“もし、我々が一方的に行動して、特定の地域における、エセ民主的原理や、手順について議論すれば、更に酷い手詰まりになるだろう”とプーチン大統領は語った。
彼は、ダーイシュ(ISIS)を含む過激派やテロ集団と戦う国際“統一戦線”の設置を呼びかけた。
“我々は、是非何らかの国際的連合を作りたいと思っており、それゆえ、我々は、アメリカのパートナーと相談している、”と、この問題について、アメリカのバラク・オバマ大統領と話し合ったことに触れ、プーチン大統領は述べた。
しかしながら、ダーイシュに対する軍事攻勢に対するロシアの“直接”関与、まして、アメリカが率いる連合軍へのモスクワの参加について語るのは時期尚早だと彼は語り、ロシアは現在、テロと戦う為“他のオプション”検討していると言い添えた。
2014年8月以来、ワシントンと、欧米や、地域の同盟諸国の一部が、イラクのダーイシュ拠点とされるものへの空爆を行ってきている。アメリカが率 いる連合軍パートナーの一部も、アラブの国からの許可や、国連の要請一切なしに、昨年9月以来、シリア国内のダーイシュ拠点とされるものを攻撃してきた。
記事原文のurl:http://presstv.ir/Detail/2015/09/04/427662/Russian-President-Vladimir-Putin-Europe-immigration-crisis-
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大本営広報部・大政翼賛会・電気洗脳箱も、幼い男の子の死亡や、ブタペスト駅混乱状況画像は繰り返し見せる。
宗主国と欧米大国、トルコ、そして地域同盟国なる産油王国連中が、中近東、アフリカで、侵略戦争、政権転覆政策を推進していることが原因であることにふれる電気洗脳箱、あまりなさそうに思う。
たまたまトルコにおられた学者のインタビューを瞬時拝見した。
日本では、首相、大阪まで出かけ、電気洗脳箱幇間番組に出演。
ビデオはとったが「見ねえや」。
辺見庸氏の表現「糞バエ」を、またもや思い出した。
2014/06/04 【京都】「1人でも子どもを殺したら、16億のムスリムは日本を信頼しない」 内藤正典氏 イスラム情勢と集団的自衛権
2014/06/18 ISISの台頭で緊迫する中東情勢と集団的自衛権の行方 ~岩上安身による内藤正典・同志社大大学院教授インタビュー