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ウィリアム王子とヘンリー公爵 ダイアナ元妃像の除幕式でつかの間の“休戦” 対立は根深く

ウィリアム王子とヘンリー公爵 ダイアナ元妃像の除幕式でつかの間の“休戦” 対立は根深く

 

ダイアナ元妃像の序幕を行うウィリアム王子(左)とヘンリー公爵(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

 

[ロンドン発]ダイアナ元英皇太子妃が生きていれば60歳の誕生日の7月1日、対立が深まるウィリアム王子(39)=王位継承順位2位=とヘンリー公爵(36)=同6位=の2人がそろって最愛の母親を偲ぶ銅像の除幕式を行いました。2人が顔を合わせるのは祖父フィリップ殿下の葬式が営まれた4月17日以来。

 

「タブロイド」と呼ばれる英大衆紙はどう伝えたのでしょう。

除幕式の生中継はなし

ヘンリー公爵とメーガン夫人から忌み嫌われる大衆紙ですが、エリザベス英女王は毎朝、大衆紙の見出しをチェックして、必要があれば目を通しています。大衆紙は王室と庶民をつなぎ、庶民の目にうつる王室の姿を映し出しているからです。

 

銅像が設置されたのは、ダイアナ元妃が愛したケンジントン宮殿サンクン・ガーデンです。デーリー・ミラー紙は「僕たちは毎日、お母さんのことを思っているよ――ウィリアムとハリー(ヘンリー公爵の愛称)はプリンセス(ダイアナ元妃のこと)の60歳の誕生日を心から偲ぶために再会した」と報じました。

 

デーリー・ミラー紙の1面(筆者がスクリーンショット)
デーリー・ミラー紙の1面(筆者がスクリーンショット)

 

サン紙は「プリンセスと平和」と報じました。ダイアナ元妃の前ではいがみ合っている兄弟も2人の息子に戻り、一緒に最愛の母親に思いを馳せたという意味です。

 

サン紙の1面(同)
サン紙の1面(同)

 

デーリー・メール紙は「兄弟はそろったものの、依然として遠く離れたままだ――2人の王子はダイアナ像のために再会した。しかし心と心の触れ合いはなかった」と報じました。

 

デーリー・メール紙の1面(同)
デーリー・メール紙の1面(同)

 

しかし除幕式の様子はテレビで生中継されませんでした。7月19日にコロナ規制が全面解除されるイギリスですが、スポーツイベントなどを除いて屋外での集まりは30人に制限されています。

兄弟の対立が原因で除幕式を縮小

デーリー・メール紙の王室担当編集者レベッカ・イングリッシュ氏は生中継されなかった理由をこう書いています。

 

「チャールズ皇太子は式典に出席しませんでした。式典は大規模な祝賀会ではなく、“プライベートイベント”に変更されました。除幕式を縮小する動きは主に兄弟の感情的な対立と、メディアの報道を管理するというハリーの決意によるものでした。除幕式が終わってヘンリー公爵が去った後に放送されました」

 

ヘンリー公爵は式のわずか15分前の午後1時45分ごろに到着し、彼がケンジントン宮殿を去った午後3時半すぎにプール取材の映像や内容が解禁されました。除幕式にはダイアナ元妃の姉2人や弟が参加しましたが、王室からはウィリアム王子とヘンリー公爵の2人。2人が一緒に発表する姿は放送されませんでしたが、発表資料にはこう書かれています。

 

〈ウィリアム王子とヘンリー王子は「今日、母が生きていれば60歳の誕生日。私たちは彼女の愛、強さ、性格を覚えています。それは母が世の中のために尽くし、数え切れない人生をより良いものにした資質です。毎日、母が私たちと一緒にいてくれたらと思います。この像が母の人生と遺産の象徴として永遠に見られることを願っています」と話した〉

 

「言論と報道の自由」をいの一番に掲げるアメリカで「表現の自由」をこき下ろして顰蹙(ひんしゅく)を買ったヘンリー公爵のメディア嫌いもここまで来ると異常です。

 

ダイアナ像を制作したイギリスの彫刻家イアン・ランク・ブロードリ氏は「ダイアナ元妃は世界中のアイコンだったので、ウィリアム王子とヘンリー王子と一緒に彼女の人生を記念する銅像の制作に取り組むことができて光栄でした。銅像やサンクン・ガーデンを訪れ、プリンセスのことを思い出して楽しんでいただければ幸いです」

カインとアベルになった2人の王子

2人はダイアナ元妃の死から20周年を迎えた2017年、母親の銅像の制作を依頼しました。しかし2人の間の溝が次第に大きくなり、除幕式が大幅に遅れてしまいました。発端はヘンリー公爵が米女優だったメーガン夫人と交際を始めたことでした。

 

ヘンリー公爵とメーガン夫人の王室離脱の内幕を描いた暴露本『自由を求めて ハリーとメーガン 新しいロイヤルファミリーを作る』によると、メーガン夫人と交際を始めたヘンリー公爵に対してウィリアム王子は「この女の子を理解するために必要なだけ時間をかけて」と忠告しました。ヘンリー公爵は「この女の子」という表現は軽蔑的だと感じたそうです。

 

この事件以降、ヘンリー公爵はウィリアム王子を違う世界に住む人間と感じるようになり、「気取り屋」と呼ぶようになります。

 

一方、ウィリアム王子は、メーガン夫人がケンジントン宮殿から秘書2人を追い出すために行った精神的ないじめに激怒したと報じられています。そのあとヘンリー公爵とメーガン夫人はロンドン郊外ウィンザーの邸宅フロッグモア・コテージに引っ越します。このときメディアはメーガン夫人とキャサリン妃の女性同士のケンカと思っていたのです。

 

英王室を完全離脱したヘンリー公爵とメーガン夫人が米人気司会者オプラ・ウィンフリー氏のインタビューに、生まれてくる長男アーチーちゃんの「肌の色」を巡る人種差別が英王室内にあったと告発したことで、ウィリアム王子とヘンリー公爵の関係は完全に破綻します。2人は今や、憎しみ合う兄弟「カインとアベル」の関係です。

 

ダイアナ元妃が生きていれば2人の関係を非常に悲しんだでしょう。ダイアナ元妃はヘンリー公爵にウィリアム王子の「ウィングマン(そばで支える人)」になることを望んでいたからです。

メーガン夫人の登場で幕を開けた「スペアの悲劇」

ウィリアム王子とヘンリー公爵の対立を描いた『兄弟の争い』の著者であるロバート・レイシー氏は4歳の時、ヘンリー公爵は6歳のウィリアム王子に向かって「兄さんはいつか国王になる。僕はならない。だから僕はやりたいことができる」と言い争いになったエピソードを英紙タイムズに紹介しています。

 

21歳になったヘンリー公爵はウィリアム王子より先にサンドハースト王立陸軍士官学校を卒業しました。自分に敬礼しないウィリアム王子に、ヘンリー公爵は「ここは軍隊であり、私に敬礼をする必要がある」と不満を懐きます。王室ウォッチャーにはヘンリー公爵はメーガン夫人にそそのかされて変わったという人が多いのですが、兄弟2人の対抗心は明らかです。

 

ヘンリー公爵はウィリアム王子に何かあった時の「スペア(代わり)」です。ウィリアム王子とキャサリン妃の間にジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が誕生し、ヘンリー公爵はだんだん自分だけが置いていかれることに焦燥感を膨らませていたのかもしれません。

 

ジョージ王子はUEFA欧州選手権(ユーロ2020、コロナ危機で1年延期して開催)イングランド対ドイツ戦をウィリアム王子とキャサリン妃と観戦して注目を集めました。ヘンリー公爵とメーガン夫人の長男アーチーちゃんと長女リリベットちゃんはチャールズ皇太子が即位するまで王子と王女の称号が与えられません。

 

このことがヘンリー公爵の不安と不満をさらにかき立てたようです。ヘンリー公爵の怒りは、自分からすべてを奪い去ろうとしているように見えるチャールズ皇太子とウィリアム王子に向けられています。ヘンリー公爵の怒りの炎に油を注いでいるのがメーガン夫人という構図です。

 

ウィリアム王子とヘンリー公爵の対立は、ヘンリー公爵とメーガン夫人への関心が薄れるまで当分収まることはないと筆者は思います。

 

(おわり)

 

在ロンドン国際ジャーナリスト(元産経新聞ロンドン支局長)。憲法改正(元慶応大学法科大学院非常勤講師)や国際政治、安全保障、欧州経済に詳しい。産経新聞大阪社会部・神戸支局で16年間、事件記者をした後、政治部・外信部のデスクも経験。2002~03年、米コロンビア大学東アジア研究所客員研究員。著書に『EU崩壊』『見えない世界戦争「サイバー戦」最新報告』(いずれも新潮新書)。masakimu50@gmail.com

 

 

 

 

 

 

 

ダイアナ元妃の銅像 服装はウイリアム王子とヘンリー王子の美少年ぶり際立つ過去の写真から?

Hint-Pot

実際の写真とシャツやベルトのバックルなどが酷似

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生きていれば今日で60歳。ダイアナ元妃が愛したファッションスタイル5

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1: サファイアのジュエリー

3: ピーターパンカラー

4: チェック

5: キャサリン・ウォーカー

 
 

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【イタすぎるセレブ達】ウィリアム王子とヘンリー王子、ダイアナ妃像の除幕式に揃って出席 共同声明で亡き母を偲ぶ

英時間1日、ケンジントン宮殿の庭園で故ダイアナ妃の銅像の除幕式が行われた。米国から帰国したヘンリー王子は兄ウィリアム王子と肩を並べて歩き、母の銅像を初披露した。当日の2人は共同声明を発表し、「母が今も私達と一緒にいてくれたら」と母ダイアナ妃への思いを述べた。

故ダイアナ妃の60回目の生誕記念日となった英時間1日の午後、ケンジントン宮殿のサンケン・ガーデンで妃の銅像の除幕式が行われた。銅像は妃の没後20年にあたる2017年、ウィリアム王子とヘンリー王子が依頼したものだ

ダイアナ妃のお気に入りだった花が4,000本植えられた庭園には、妃の姉レディ・セーラ・マッコーコデールとレディ・ジェーン・フェローズ、弟チャールズ・スペンサー氏のほか、英彫刻家イアン・ランク=ブロードリー氏や庭園デザイナーのピップ・モリソン氏を含む少人数が出席した。

『Daily Mail Online』によると、ヘンリー王子は式典開始の15分前に到着、ダイアナ妃の3人のきょうだいに挨拶した後、笑いながら冗談を言ったり、手を叩いて興奮する姿が見られた。また両手を口に当てて庭に向かって叫んだり、大笑いしながらはしゃぐ瞬間もあったという。

式典が始まるとウィリアム王子とヘンリー王子が肩を並べて歩き、彫刻家ブロードリー氏が待つ銅像の前に到着した。しばらくすると2人が一緒に幕の紐を引き、ダイアナ妃像を初披露した。

現れたのは、ダイアナ妃が3人の子供達に囲まれた銅像だ。妃が2人の子供の肩に手を回し、もう1人の子供が後ろに立っている。

銅像の公開後、ケンジントン宮殿は「3人の子供達に囲まれたダイアナ妃の姿は、彼女の公務による普遍性と世代を超えた影響力を表現するものです」と明かし、「ポートレートと衣装のスタイルは、彼女の人生の晩年に基づいています」と説明した。

宮殿の声明文には、ブロードリー氏による「彼女の温かさと人間性を表現し、世代を超えた彼女の影響力を表現したかった」との言葉も添えられた。

銅像のデザインについて『Daily Express』は、1988年に撮影されたダイアナ妃の写真にそっくりだと伝えている。白いシャツにベルト付きの赤いスカートをはいた妃が、2人の息子の手を繋いでいる様子を捉えたものだ。

式典当日の午後には兄弟が共同声明を発表、「毎日、母が今も私達と一緒にいてくれたらと思っています。私達の願いは、この銅像が母の人生とレガシーの象徴として永遠に見てもらえることです」と述べ、こう続けた。

「母の60歳の誕生日である今日、私達は母の愛と強さ、個性を思い出しています。これらの資質により母は世界中の善を促進させる力となり、数えきれないほどの人々の生活を良い方向に変化させました。」

最後に兄弟は、ブロードリー氏と庭園デザイナーのモリソン氏、プロジェクトチーム、友人や寄付者、そしてダイアナ妃の思い出を守り続ける世界中の人々に向けて、感謝の意を述べた。

なおこの日、ケンジントン宮殿前には英国中から多くの王室ファンが集まった。宮殿のゲートには妃の写真やメッセージ、花束、バルーンなどが捧げられ、訪れた人々がダイアナ妃の60回目の誕生日を祝福した。

 

画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2021年7月1日付Instagram「Today, on what would have been our Mother’s 60th birthday, we remember her love, strength and character – qualities that made her a force for good around the world, changing countless lives for the better.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

 

 

 

 

 

 

社会
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ロンドン西部のケンジントン公園で1日、故ダイアナ妃の記念碑の除幕式が行われ、英国王室からダイアナ妃の2人の愛息子であるウィリアム王子とヘンリー王子が列席した。

慎ましい除幕式はケンジントン宮殿の隣にあるサンクンガーデン(沈んだ庭の意味)でダイアナ妃が健在であれば迎えたであろう60歳のお誕生日に合わせて催された。式には王子2人の他にダイアナ妃の家族、彫刻家、庭園のデザイナー、記念碑の理事会の会員らも列席した。

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除幕式と同時に列席者らには、ダイアナ妃が生前愛していた花が4000個以上のつぼみをつけているリニューアルされたメモリアルガーデンが公開された。

ダイアナ妃の元夫、チャールズ皇太子の姿は式典にはなく、列席者数は現在、英国でしかれている感染対策による人数制限のために制限されていた。

1997年8月31日にかけての深夜、ダイアナ妃はパリで自動車事故のため非業の死を遂げた。享年わずか36歳だった。

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新型コロナウイルス
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独ホルスト・ゼーホーファー内務相は、COVID-19感染拡大に欧州サッカー連盟(UEFA)が関与しているとして非難した。ロイターが報じた。

ゼーホーファ内務相は、UEFAはあまりに無責任な組織であり、その代表者らは人々の健康を考慮するにはあまりにも商業主義的と非難した。

これに先立ち、世界保健機関(WHO)は、欧州におけるコロナウイルスの新規感染者数は10週間にわたって減少してきたものの、ファンが警戒感を持たない場合、感染の新たな波が起きるため、この状態はまもなく終了すると発表した。UEFAの代表者らは、ロイター通信からの取材に「EURO 2020は開催地との間に完全な合意を結んでおり、試合の開催や観客の入場の可否については、開催国の当局が自ら決定する」と述べている。

これに先立ち、サンクトペテルブルクで開催されたユーロ2020の試合終了後、多数のフィンランド人サポーターらが体調不良のまま、本国へ帰国したことが報じられている

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エンタメ
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米ロサンゼルス裁判所は、実父を後見人から解除し、資産管理をやめるよう求めた歌手ブリトニー・スピアーズさんの訴えを退けた。英紙ガーディアンが報じている。

スピアーズさんは唯一の後見人として、父親とともに彼女の資産を管理する民間企業「Bessemer Trust」を指名するよう求めたが、裁判所はこの要求を退けた

 

スピアーズさんは先週、成年後見人制度に関する審問で自ら語り、24分にわたって家族が欺瞞に満ちていたこと、常に管理され、働くことを強制され続けていたことを訴えた。
 
例として、あるショーへの出演を断ったところ、看護師をつけられリチウムを与えられた話を挙げた。スピアーズさんによると、再婚し子どもをもうけることも禁止され、交際中の男性と同じ車に乗ることも禁じられているという。

 

2008年、一部精神衰弱を理由に裁判所はスピアーズさんの後見人に実父のジェイミー・スピアーズ氏を指定。

ジェイミー氏は娘の私生活および資産管理を行い、治療やセキュリティ、芸能生活も管理している。弁護士のサミュエル・インゲム氏と共に後見人を務めている。

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政治
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中国共産党100周年の記念式典で演説した習近平国家主席は、中国は国益、主権、安全を守るために人民解放軍を強化しなければならないと述べた。Хinhuanet(新華網)が伝えている。

「人民解放軍は中国の主権、安全、国益を確実に守るためにより高い能力をもった世界クラスの軍隊にならなければならない」と習氏は発言した。

 

習近平氏は「強い国は強い軍を持っていなくてはならない」と語った。強力な軍事力のみが国の安全を保障できると同氏は考えている。

 

これより前、NATOの最高軍事機関である同機構軍事委員会のスチュワート・ピーチ議長は任期最終日に、中国の軍事近代化の「ショッキングな」速度について言及した。

「中国の造船のスピード、空軍近代化の速さ、サイバネティクスやその他の情報管理システム、特に顔認識への投資力には驚くばかりだ」とピーチ氏は述べた。NATO加盟国が状況を分析し、中国の軍事的野心がNATOに何を意味するかを定めることが不可欠だとの認識を示した。

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テック&サイエンス
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Google(グーグル) は検索アルゴリズムに新技術「MMM(Multitask Unified Model)」を導入する。同社公式ブログで発表した。

MUMは大量のリソースをもとにより正確な情報提供することで複雑な検索に対応。本技術はテキスト、視覚コンテンツ、音声を同時に処理することができる。

検索エンジンは例えば「今日アダムズ山に登ったが、1年後に富士山に登りたい。どう準備すればいいか」といったような問合せに詳細な回答を出すことができる。グーグルは各山の標高、平均気温、トレイルの難易度、適切な装備や使用機材を比較する。

グーグルの新技術は新型コロナウイルスワクチンの情報を処理する。似たような質問に対して検索エンジンはありふれたリンクではなく、信頼できるソースをもとに処理された情報を提供する。

グーグルでは、MUMがユーザに対して何らかの情報を押し付けたり、検閲ツールにならないことを約束している。新アルゴリズムはこの数年で完全に展開されている。

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ダイアナ妃の銅像の除幕式でウィリアム王子とハリー王子に同行した13人のゲスト

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ダイアナ妃の銅像の除幕式でウィリアム王子とハリー王子に同行した13人のゲスト

制定法の除幕式は、ケンジントン宮殿のサンケンガーデンズで行われました。

SHARNAZ SHAHID

ケンブリッジ公爵サセックスのデュークは、彼らのように統一戦線の上に置く待望の銅像発表しました彼らの最愛の母親のダイアナを、ウェールズの王女を木曜日に、彼女の元自宅で親密な式典、ケンジントン宮殿で、。

 

王室の兄弟たちは、亡くなった母親のお気に入りの場所の1つであるサンケンガーデンで感情的な集まりを開催しました。彫刻の芸術家イアンランクブロードリーと同様に、彼らは近親者や彫像委員会の他のメンバーが加わった。プライベートセレモニーでダイアナの息子たちに加わった13人のゲストに会いましょう...

詳細:ダイアナ妃は、ジョン・スペンサー父が撮影した発掘された写真でケルビックに見えます

参照:ウィリアム王子とハリー王子の子供時代の家の中でダイアナ妃と一緒に

 

見る:ダイアナ妃-彼女の人生の重要な瞬間

セーラ・マッコーデール夫人

ダイアナ妃の姉、セーラ・マッコーデール夫人はニール・マッコーデールと結婚しています。彼女はかつてチャールズ皇太子と簡単に付き合って、彼を妹に紹介した人でした。サラ夫人と彼女の家族はリンカンシャー州グランサムの近くに住んでおり、1997年に妹のダイアナが悲劇的な死を遂げて以来、彼女はほとんど世間の注目を集めていません。

レディジェーンフェローズ

兄弟-キス-叔母

女王の元秘書であるロバート・フェローズと結婚しているジェーン夫人は、故ダイアナ妃のもう一人の姉です。両方の姉妹は、甥のウィリアム王子とハリー王子と親密な関係を保っています。サラ夫人とジェーン夫人は両方とも、2019年にウィンザーでサセックスの息子アーチーの洗礼式に出席し、公式の家族の肖像画に描かれました。

チャールズ・スペンサー伯爵

スペンサー伯爵-彫像

アールスペンサーはダイアナの弟であり、ダイアナ、サラ、ジェーンの3人の姉妹と一緒に育ち、現在はスペンサー家の所有地であるオルソープハウスの管理人です。彼は王室と非常に密接な関係があります。彼はウィリアム王子とハリーの母方のおじであるだけでなく、陛下の女神でもあります。

ジェイミー・ローザー・ピンカートン

委員会の委員長であり、ダイアナの親友は、ウィリアム王子とハリー王子の両方の元秘書です。元SAS将校は、王族と長い関係がありました。彼は1984年から1986年まで女王の母の厩舎長を務め、彼女の最愛の馬の世話を手伝い、2013年にロイヤルヴィクトリア勲章の副官になりました。ケンブリッジ公爵夫人は、息子のビリーが結婚式でページボーイだったと言い、ローザーピンカートン氏は後にジョージ王子の名付け親になるように頼まれました。

読む:ハリー王子は友人のエド・シーランが2人の父親であることはWellChildAwardsの「ジャグリング」だと語った

詳細:ウィリアム王子とハリー王子の像の除幕式でのダイアナ妃への感情的な賛辞

ジェリーファレル

彼は彫刻を専門とするスラドモアギャラリーのディレクターです。ガイ・モンソン金融家は、ケンブリッジ公爵夫人とハリー王子の王立財団の受託者であり、2014年ロンドンで開催された最初のインヴィクタスゲームの組織委員会のメンバーです。

 

ジョン・バーンズ

ジョン・バーンズは、歴史的な王宮(HRP)の最高経営責任者であり、2017年にその役割を引き受けました。彼はまた、彫像委員会のメンバーでもありました。彼は以前、HRPの6つの宮殿で保護、プレゼンテーション、学習の提供を担当していました。

ジュリア・サミュエル

ジュリア-サムアル

ジュリアはダイアナの親友であり、ジョージ王子の名付け親であり、パトロンの創設者であり、ウィリアム王子がロイヤルパトロンであるチャイルドビリーブメントUKの受託者です。彼女はウィリアムとハリーの両方の近くにとどまり、彫像委員会の一部でもありました。サセックス公爵夫人は、メーガンが妊娠中にメンタルヘルスに苦しんでいたときにジュリアに目を向けたと言われています。

イアンランクブロードリー

王室の兄弟は、有名な芸術家イアンを選んで作品を作成し、英国の硬貨に描かれた女王の肖像画で知られています。戦争の悲惨な現実を描いた彼のブロンズ作品は、スタッフォードシャーの国立記念植物園にある軍隊記念館の焦点でもあります。

ピップモリソン

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ピップはケンジントン宮殿のサンケンガーデンを再設計しました–新しい像の本拠地です。現在は、「より深い花の境界線の簡素化されたレイアウトと、プールの周りのより寛大な芝生が、彫像のより穏やかでより反射的な設定を作成する」ことを特徴としています。

ルパート・ギャビン

王子-ハリー-ウィリアム-ゲスト

彼は現在、歴史的な王宮の議長であり、芸術とメディアのための名誉委員会の議長です。BBCワールドワイドおよびオデオン&UCIシネマの元最高経営責任者であるルパートは、過去30年間にわたって成功した演劇やミュージカルの長いシリーズを制作したことで知られています。彼の作品は、17のオリヴィエ賞と5つのトニー賞を受賞しています。

グラハム・ディラモア

グラハムは、歴史的な王宮の庭園とエステートの副責任者であり、4,000の花の植え付けに合計1,000時間を費やした5人の庭師のチームを率いていました。ダイアナがケンジントン宮殿に住んでいたとき、彼はケンジントン宮殿の敷地で働いていました。

庭師ゲイリージェームズ

ジェームズ氏は、HRPのケンジントン宮殿の庭師長です。

 

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マシュー・ムーア

女王ここ数日スコットランドで王室訪問に費やしてきましたが、旅が終わると、陛下はウィンザーに向かい、ロイヤルウィンザーホースショーに出席しました

 

詳細:女王の完璧な髪の背後にある秘密が明らかに

君主は馬の大ファンであり、彼女はいくつかの競走馬を所有しているので、彼女が戻ったときにこのイベントを彼女の最初の寄港地にしたのは当然のことです。

 

見る:アン女王とアン王女がスコットランドでの共同外出に出かける

女王はティールのオーバーコートを着たイベントで信じられないほどエレガントに見えました。コートの下には美しい黒い花柄のドレスがありました。彼女は真珠のイヤリングと真珠のネックレスでアンサンブルを完成させました。

王室は、ビルマのマウントバッテン伯爵夫人、陛下の親友であるペネロペ・ナッチブルと亡くなった夫のフィリップ王子がこのイベントに参加しました。

非公式にペニーとして知られている伯爵夫人は、肉屋から実業家に転向したレジナルドイーストウッドの唯一の娘であり、マウントバッテンの第3伯爵であるノートンナッチブルとの関係を通じて王室と親しくなりました。

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女王は家族の友人、ペニーがイベントに参加しました

30年以上の年齢差にもかかわらず、アウトドアへの愛情の共有により、フィリップが1994年に伯爵夫人に馬車を運転するように教えた後にのみ、エディンバラ公との友情が深まりました。

ペニーは王室の箱に女王と一緒に立ち、下に縞模様のシャツを着たベージュのコートを着ていました。

いくつかの写真がイベント中にニヤリと笑っているのを特徴としていたので、デュオは明らかにロイヤルウィンザーホースショーで楽しんでいました。

 

彼女の陛下は最近、ウィリアム王子アン王女のような王室の他のメンバーと一緒に、スコットランドへの王室の遠足に出かけています。

詳細女王は新しいビデオでこれまで以上にスコットランドの家を明らかにします

詳細:スコットランドの女王の象徴的な衣装の選択が明らかに

彼女は娘と一緒に田舎で最後の日を過ごしました、そして彼らはエジンバラ気候変動研究所に向かうことから彼らの一日を始めました。今年後半にグラスゴーで開催されるCOP26に先んじています。

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イベント中、陛下はみんな笑顔でした

訪問中、アン女王とアン王女は、惑星の健康、海洋、持続可能な食品システム、地球観測全体で気候変動の影響を逆転させる方法に関する先駆的な研究について、スタッフと学生に話しました。

デュオはまた、チルドレンズウッドプロジェクトを訪れ、地元の蜂蜜の瓶を受け取りました。その後、彼らはスカイパークを訪れ、宇宙技術分野で先導している2つの企業に会いました。

ロイヤルウィークを記念してスコットランドを4日間訪問したモナークは、エジンバラ、グラスゴー、スターリングの企業、慈善団体、文化施設を訪問し、コミュニティの関与、教育、テクノロジー、戦闘への取り組みをさらに進めるために行われている先駆的な取り組みに焦点を当てています。気候変動。

 

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ケンジントン宮殿の新しいダイアナ妃像に登場する子供たちは誰ですか?

ケンジントン宮殿は、ダイアナが「人道的目的の大使としての彼女の役割に自信を持った」と述べ、彫像は「彼女の性格と思いやりを伝えることを目指している」と述べた。

ステファニー・プチ
2021年7月1日12:00 PM
 
 

ダイアナ妃ケンジントン宮殿で銅像を授与されました—そして子供たちとの彼女の特別な絆が完全に展示されています。

王室の息子ハリー王子 と ウィリアム王子は、 銅像の除幕式のために、ダイアナの60歳の誕生日だっただろう木曜日、上の再会しました。兄弟たちは一緒に緑色の布をはがし、ダイアナ妃の彫刻を男の子と女の子の周りに腕を組んで、3人目の子供を背景に見せました。

子供たちを賛辞に含めるという決定は、ダイアナ妃の人々、特に若い人々との絆を深める特別な能力に敬意を表しています。彼女は、小児病院やホームレスの若者への支援など、多くの子供に焦点を当てた慈善団体と緊密に協力しました。ダイアナ賞の彼女の名誉で始まっチャリティーも、若い人たちの生活にポジティブな変化を開発し、鼓舞するために動作します。

ケンジントン宮殿は、ダイアナが「人道的目的の大使としての彼女の役割に自信を持った」と述べ、彫像は「彼女の性格と思いやりを伝えることを目指している」と述べた。

 
ケンブリッジ公爵とサセックス公爵は、母親のダイアナ妃、ウェールズ王女に依頼した銅像の除幕式のために到着します。
 
ウィリアム王子とハリー王子は、ケンジントンガーデンズで母親のダイアナ妃の像を発表します。
 
| クレジット:ALAMYストックフォト
 
 
ケンブリッジ公爵とサセックス公爵は、母親のダイアナ妃、ウェールズ王女に依頼した銅像の除幕式のために到着します。
 
ウィリアム王子とハリー王子は、ケンジントンガーデンズで母親のダイアナ妃の像を発表します。
 
| クレジット:ALAMYストックフォト

「この像は、ダイアナ妃の暖かさ、優雅さ、エネルギーに加えて、彼女の作品と多くの人々に与えた影響を反映することを目的としています」と宮殿は言いました。「ダイアナ妃の姿は、プリンセスの作品の普遍性と世代への影響を表す3人の子供に囲まれています。ドレスの肖像画とスタイルは、彼女が自分の役割に自信を持ったときの彼女の人生の最後の時期に基づいていました。人道的大使であり、彼女の性格と思いやりを伝えることを目的としています。」

 
サセックス公爵のハリー王子は、母親のダイアナ妃の銅像の除幕式で身振りをします。<button class="icon icon-image-zoom" data-image="https://imagesvc.meredithcorp.io/v3/mm/image?url=https%3A%2F%2Fstatic.onecms.io%2Fwp-content%2Fuploads%2Fsites%2F20%2F2021%2F07%2F01%2Fharry-william-17-2000.jpg" data-caption="Prince Harry" data-credit="Credit: DOMINIC LIPINSKI/POOL/AFP via Getty Images" data-alt="Prince Harry, Duke of Sussex gestures at the unveiling of a statue of his mother, Princess Diana" data-title="BRITAIN-ROYALS-DIANA-STATUE" aria-label="画像を大きくするBRITAIN-ROYALS-DIANA-STATUE" data-tracking-do-not-track="1"></button>
ハリー王子
 
| クレジット:ゲッティイメージズ経由のDOMINIC LIPINSKI / POOL / AFP

王族はイベントで帽子や手袋を着用することがよくありましたが、ダイアナは公の外出や婚約中には着用しないことを選択しました。

「彼女は人を訪ねるときに手を握ったり、握手して直接接触したりするのが好きだったので、手袋を着用するという王室の議定書を放棄しました」とダイアナのスタイルの展示のキュレーターであるエレリ・リンは以前にPEOPLEに語った。「彼女はまた、「子供を帽子に抱きしめることはできない」と言ったので、帽子をかぶることをやめました。「」

ダイアナ妃、ウェールズの王女<button class="icon icon-image-zoom" data-image="https://imagesvc.meredithcorp.io/v3/mm/image?url=https%3A%2F%2Fstatic.onecms.io%2Fwp-content%2Fuploads%2Fsites%2F20%2F2019%2F10%2Fdiana-2-3-1-2000.jpg" data-caption="Princess Diana cradles sick children during a visit to the hospital in 1996" data-credit="Credit: Anwar Hussein/Getty" data-alt="Princess Diana, Princess of Wales" data-title="Anwar Hussein Collection" aria-label="画像を大きくするAnwarHussein Collection" data-tracking-do-not-track="1"></button>
ダイアナ妃は1996年に病院を訪れた際に病気の子供たちを抱きしめています
 
| クレジット:ANWAR HUSSEIN / GETTY

ウィリアム王子(39歳)とハリー王子(36歳)は、ダイアナの60歳の誕生日についての声明を発表しました。

「今日、私たちの母の60歳の誕生日は、彼女の愛、強さ、性格を覚えています。これは、彼女を世界中の善のための力にし、無数の人生をより良いものに変えた資質です。」

「毎日、彼女が私たちと一緒にいたらいいのにと思います。この像が彼女の人生と遺産の象徴として永遠に見られることを願っています。」

像と庭を生き生きとさせてくれた仲間に感謝し、「母の記憶を生かしてくれる世界中の人々」にも感謝の意を表した。

ハリー王子、ダイアナ妃、ウィリアム王子<button class="icon icon-image-zoom" data-image="https://imagesvc.meredithcorp.io/v3/mm/image?url=https%3A%2F%2Fstatic.onecms.io%2Fwp-content%2Fuploads%2Fsites%2F20%2F2021%2F03%2F09%2Fprincess-diana-1.jpg" data-caption="Prince William, Princess Diana and Prince Harry" data-credit="Credit: Jayne Fincher/Princess Diana Archive/Getty" data-alt="prince harry, princess diana, prince william" data-title="Diana On Holiday With Sons" aria-label="息子との休日にダイアナの画像を大きくする" data-tracking-do-not-track="1"></button>
ウィリアム王子、ダイアナ妃、ハリー王子
 
| クレジット:JAYNE FINCHER / PRINCESS DIANA ARCHIVE / GETTY

ダイアナ妃の銅像の計画は、ダイアナが36歳でパリで自動車事故で亡くなってから、20年を迎えた、ダイアナの生涯を記念する多くの年である2017年2月に最初に発表されました。

ケンブリッジ公爵とサセックス公爵は、母親のダイアナ妃、ウェールズ王女に依頼した銅像の除幕式のために到着します。<button class="icon icon-image-zoom" data-image="https://imagesvc.meredithcorp.io/v3/mm/image?url=https%3A%2F%2Fstatic.onecms.io%2Fwp-content%2Fuploads%2Fsites%2F20%2F2021%2F07%2F01%2Fharry-william-6.jpg" data-caption="Prince William and Prince Harry" data-credit="Credit: Alamy Stock Photo" data-alt="The Duke of Cambridge and Duke of Sussex arrive for the unveiling of a statue they commissioned of their mother Diana, Princess of Wales" data-title="The Duke of Cambridge and Duke of Sussex arrive for the unveiling of a statue they commissioned of their mother Diana, Princess of Wales in the Sunken Garden at Kensington Palace, London, on what would have been her 60th birthday. Picture date: Thursday J" aria-label="画像を大きくするケンブリッジ公爵とサセックス公爵は、ロンドンのケンジントン宮殿にあるサンケンガーデンで母親のダイアナ妃に依頼した像の除幕式のために到着しました。彼女の60歳の誕生日でした。 撮影日:木曜日J" data-tracking-do-not-track="1"></button>
ウィリアム王子とハリー王子
 
| クレジット:ALAMYストックフォト

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木曜日のイベントは 、英国で進行中のCOVID制限のために 縮小されました。兄弟には、ダイアナ妃の近親者、彫像委員会のメンバー、彫像の彫刻家イアンランクブロードリー、ケンジントン宮殿のサンケンガーデンのデザイナーであるピップモリソンが参加します。 。

 

 

 

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ダイアナ元妃像、ウィリアム・ヘンリー両王子が除幕 母を共に追悼

ダイアナ元妃像、ウィリアム・ヘンリー両王子が除幕 母を共に追悼

 発信地:ロンドン/英国 [ 英国 ヨーロッパ ]
ダイアナ元妃像、ウィリアム・ヘンリー両王子が除幕 母を共に追悼
 
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英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に出席したウィリアム王子(左)とヘンリー王子(右、2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
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  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に出席したヘンリー王子(2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に出席したウィリアム王子(左)とヘンリー王子(右、2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に到着したウィリアム王子(左)とヘンリー王子(右、2021年7月1日撮影)。(c)Yui Mok / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に出席したウィリアム王子(右)とヘンリー王子(左、2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で除幕された故ダイアナ元皇太子妃像(2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で除幕された故ダイアナ元皇太子妃像(2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英王室のダイアナ元皇太子妃の葬儀に出席したウィリアム王子(左)とヘンリー王子(1997年9月6日撮影)。(c)ADAM BUTLER / POOL / AFP
  • 英王室のダイアナ元皇太子妃(1988年1月27日撮影)。(c)PATRICK RIVIERE / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に出席したウィリアム王子(左)とヘンリー王子(右、2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕を行うウィリアム王子(左)とヘンリー王子(右、2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕を行うウィリアム王子(左)とヘンリー王子(右、2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に出席したヘンリー王子(2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に出席したウィリアム王子(左)とヘンリー王子(右、2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に到着したウィリアム王子(左)とヘンリー王子(右、2021年7月1日撮影)。(c)Yui Mok / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に出席したウィリアム王子(右)とヘンリー王子(左、2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で除幕された故ダイアナ元皇太子妃像(2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で除幕された故ダイアナ元皇太子妃像(2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英王室のダイアナ元皇太子妃の葬儀に出席したウィリアム王子(左)とヘンリー王子(1997年9月6日撮影)。(c)ADAM BUTLER / POOL / AFP
  • 英王室のダイアナ元皇太子妃(1988年1月27日撮影)。(c)PATRICK RIVIERE / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に出席したウィリアム王子(左)とヘンリー王子(右、2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕を行うウィリアム王子(左)とヘンリー王子(右、2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕を行うウィリアム王子(左)とヘンリー王子(右、2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に出席したヘンリー王子(2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に出席したウィリアム王子(左)とヘンリー王子(右、2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に到着したウィリアム王子(左)とヘンリー王子(右、2021年7月1日撮影)。(c)Yui Mok / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で、故ダイアナ元皇太子妃像の除幕式に出席したウィリアム王子(右)とヘンリー王子(左、2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP
  • 英ロンドンにあるケンジントン宮殿の庭園で除幕された故ダイアナ元皇太子妃像(2021年7月1日撮影)。(c)Dominic Lipinski / POOL / AFP

【7月2日 AFP】英ロンドンにあるケンジントン宮殿(Kensington Palace)の庭園で1日、故ダイアナ元皇太子妃(Princess Diana)の生誕60周年に合わせ、元妃の像がお披露目され、兄弟間の確執が取りざたされている長男ウィリアム王子(Prince William、39)と次男ヘンリー王子(Prince Harry、36)が共に除幕を行った。

 

 両王子が共に公の場に姿を見せたのは、4月に執り行われた祖父フィリップ殿下(Prince Philip)の葬儀以来。

両王子は珍しく共同名義で出した談話で、「母の60歳の誕生日であったはずのきょう、私たちは母の愛と強さ、人格を追憶している。母はこうした資質により、世界中の善に向けた力となり、数えきれない人々の生活を向上させた」と表明。

「私たちは毎日、母が今も生きていればよいと思っており、この像が母の人生と遺産を象徴するものとして永遠に受け止められることを願う」と述べた。

 除幕式は新型コロナウイルス流行の影響で簡素に行われ、元妃の弟スペンサー伯爵(Earl Spencer)らごく少数が出席。メディア関係者の参加も制限された。ヘンリー王子は以前からメディアによるプライバシー侵害を批判し、複数の報道機関に対する法的措置も取っており、除幕式での報道機関制限は王子の強い要望によるものだったとも伝えられている。

 1997年に仏パリで事故死したダイアナ元妃の葬儀で母のひつぎの後ろを歩く姿が印象的だった両王子は、一時はそれぞれの妻キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)とメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)と共に、王室を近代化し若者世代にアピールする存在と受け止められ、「ファブ・フォー(Fab Four)」と呼ばれていた。

 しかし、親密だった関係はその後、目に見えて悪化。ヘンリー王子は2019年、テレビのインタビューでウィリアム王子との不仲説について問われ、「異なる道を歩んでいる」と明かした。ヘンリー王子夫妻は2020年に英王室を離脱し、現在は米国に暮らしている。夫妻は、王室での息の詰まる暮らしで心の健康を害したと訴えている。

 英王室関係者の伝記を手掛ける作家ロバート・レイシー(Robert Lacey)氏は、王室では「王位継承者とその兄弟」の確執は珍しくないが、ウィリアム王子とヘンリー王子の対立は数世代さかのぼっても「ここまで深刻なものはなかった」ほどだと指摘。今回の除幕式は、王子兄弟の関係修復に向けた重要な第一歩となるとの見方も出ている。(c)AFP

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「ダイアナ元妃は多大な貢献」英女王元報道官

 

 

【ロンドン=板東和正】英国のエリザベス女王(95)の元報道官、ディッキー・アービター氏が産経新聞のインタビューに応じ、生誕60年を迎えた故ダイアナ元皇太子妃について回想した。

エイズや地雷問題などへの取り組みでダイアナ元妃は「人類に多大な貢献をした」とたたえ、その遺志は慈善活動に関心が高い長男、ウィリアム王子(39)と次男、ヘンリー王子(36)に引き継がれたと語った。

アービター氏はチャールズ皇太子(72)と1981年に結婚した当初の元妃について、「社会経験がほとんどなく、かなり世間知らずの女性だった」と指摘。しかし、王室の公務や皇太子妃としての役割を「学ぶのは早かった」とし、元妃は「年齢を重ねるにつれ、英国や世界で何を求められているかを敏感に察知し、順応した」と振り返った。

社会貢献の面では、元妃が87年4月、ロンドンの病院でエイズ患者と手袋をつけずに握手したことを挙げ、「エイズは触れただけで感染するという偏見をなくした」と評価。皇太子と96年に離婚した後も、アフリカのアンゴラを訪れて地雷除去を訴えるなど「(元妃は)自発的に世界の問題に対して行動を起こし、功績を残した」と語った。

「女王は、元妃を王室の大きな財産であると信じ、(その活動に)敬意を払っていた」。アービター氏はこう語り、一部のメディアが報じた元妃と女王の不仲説を否定した。ただ、英BBC放送が95年、元妃が自身の不倫などを告白した特別番組を放映した際には、女王が元妃と皇太子に激怒し、離婚手続きを進めるよう伝えたという。

アービター氏は、皇太子が94年にカミラ現夫人との関係を認めていたことに触れ、「結婚の失敗は、どちらか一方が悪いのでなかった」とも振り返った。

アービター氏は、「元妃の遺産」であるウィリアム王子とヘンリー王子が社会貢献や慈善の志を引き継いだと指摘。その一方で昨年、ヘンリー王子とメーガン妃の夫妻が執拗(しつよう)なメディア取材への不満から王室の公務を引退したことには「利己的な決定だった」と批判的だ。

夫妻が今年3月、王室内で人種差別的な扱いを受けたと公言した問題については「王室に人種差別はないと思う」とし、発言によって悪化した夫妻と王室の関係を修復するには「長い時間がかかる」と予測した。

 

 

 

 

 

 

ヘンリー王子、サプライズビデオメッセージでウィリアム王子との除幕式に言及

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現地時間6月25日に渡英したヘンリー王子は、兄のウィリアム王子がエリザベス女王とともにスコットランドでの公務の最中だった28日、リモートで行われた「The Diana Award」の授賞式にサプライズ登場し、メッセージを送った。

【写真を見る】ヘンリー王子、「The Diana Award」の授賞式にサプライズ登場!“アメリカナイズ”な身振りでスピーチ?

「The Diana Award」は「若い人々の行動が、世界を変える」というダイアナ妃の遺志を継ぐ活動を行う非営利団体で、同賞は、人道的活動や社会への貢献を行う9歳から25歳までの若い人々を讃えて贈られるもの。同団体のSNSヘンリー王子の動画が投稿され、「Evening Standard」などのメディアが一斉に報じた。

ヘンリー王子はビデオメッセージのなかで、「今週の後半に、私と兄は(生きていたら)母の60歳の誕生日がどんなものになっていたかを話す予定です。私たちの母は、若者には、世界を変えられる力があると信じていました」と、7月1日ケンジントン宮殿のサンケン・ガーデンで行われる除幕式について言及。

2人は、別々にスピーチをすると噂されていたが、少なくとも“兄と私”と発言したことで、共同で除幕式を成功させる意思を示したことになる。

しかしその後は、「メーガンと私は、いまこそが、世界が変わる時だと信じています。若い世代のリーダーはいまとても必要とされています。若きリーダーになるのにこれ以上のチャンスはないでしょう」と、母ダイアナ妃の志を、兄のウィリアム王子とではなくメーガン妃と引き継いでいくことを強調。

ヘンリー王子夫妻は、英国では若年層、とりわけ君主制に反対する若者から支持を得ていると言われており、ウィリアム王子とは一線を画すスタンスを打ち出している。

渡米後のヘンリー王子については、「英語の発音といいオーバーな身振り手振りといい、あっという間にアメリカナイズされた印象」とメディアが書き立てていたが、今回のスピーチについてネットユーザーたちからは、「ヘンリー王子は和解を求めている?」「メーガン妃のコントロール下にある限り無理では」といった声が寄せられている。

文/JUNKO

 

ヘンリー王子、メッセージ動画にサプライズ登場/写真:SPLASH/アフロ

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ディッキー・アービター氏

 

1日に生誕60年を迎えた英国の故ダイアナ元皇太子妃や王室内の事情について、エリザベス女王の報道官を務めたディッキー・アービター氏(80)が産経新聞のインタビューで詳しく語った。発言内容は次の通り。(ロンドン 板東和正)

 

元妃はチャールズ皇太子と1981年に結婚した当初、20歳だった。社会経験がほとんどなく、かなり世間知らずの女性だった。王室に入るまでにやった仕事は幼稚園でのアシスタントだけだった。

ただ、(王室の公務や皇太子妃としての役割を)学ぶのは早かった。彼女は年齢を重ねるにつれ、英国や世界で何を求められているかをより敏感に察知し、順応した。

(英王室内での女王との不仲説は)事実ではない。女王と元妃は良い関係を築いていた。女王は、元妃が王室の大きな財産であると信じ、敬意を払っていた。

元妃は(今年4月に亡くなった女王の夫である)フィリップ殿下との関係も非常に良かった。元妃は殿下のことを「パパ」と呼んでいた。元妃は実の父親よりも殿下に親しみを感じていたようだ。

 

元妃と皇太子は結婚当初、愛し合っていた。結婚式の3日前、私は元妃と皇太子の3人でお茶を飲んだ。その時、2人は互いに手を離さず、ずっと見つめ合っていた。

しかし、2人は結婚後、とても忙しく、結婚を維持するための努力をしていなかった。さらに、メディアに常に監視される問題にも直面した。

 

元妃は結婚後の約5年間、「物干しスタンド」と(メディアに)みなされていた。メディアは常に、彼女のドレスの長さや新しい髪形などのファッションを取り上げ、それは彼女にとって辛いものだった。

また、当時、世間では(元妃が悩まされた)産後うつについて理解が進んでいなかった。そういったプレッシャーが不幸にも2人の結婚生活を壊した。

皇太子には当時、女王や英国のためにしなければならない仕事があった。皇太子は常に家族と一緒ではなく、元妃が皇太子を必要としていたときにいつもそばいるわけではなかった。そのことも、2人の心が離れた原因の一つだろう。

 

元妃が自身の不倫などを告白した英BBC放送の特別番組が1995年に放映されたことを受け、女王は元妃と皇太子に対して激怒した。女王は2人に連絡し、離婚手続きを始めるよう伝えた。

私は番組が放送された数日後、元妃と面会し「(番組の出演は)愚かなことだ。あなたは後悔するだろう」と言った。その時、元妃は「すでに後悔している」と私に言った。しかし、もう後の祭りだった。

当時、BBCの記者だったバシール氏が番組で元妃に独占インタビューした。

バシール氏は元妃にインタビューするため、偽造した銀行明細書を元妃の弟に見せ、元妃の情報を外部に漏らす代わりに報酬を得ている王室関係者がいると信じ込ませた。

元妃は当時(偽造した明細書を見せられたことで)、自分がしたことを番組で発言しても「失うものは何もない」と感じていたようだ。

 

BBCはすでに96年にはインタビューをめぐる不正行為について指摘されていたが、それを隠した。BBCは今年5月、大きな誤りがあったと結論付けたが、あまりに遅く、傲慢な対応だ。

 

忘れていけないのは、皇太子が番組の1年前の94年にカミラ現夫人との関係を認めていたことだ。

結局のところ、結婚が失敗したのはどちらか一方が悪いのではなく、2人のせいだった。

 

元妃と皇太子は結婚生活を続けることができなかったが、友人になることはできた。(離婚後)ウィリアム王子やヘンリー王子の運動会のために学校に行くときも互いに気を使っていた。彼らは離婚後、良い友人関係を築けた。

 

元妃は常に子どもや高齢者、恵まれない人々に関心を持っていた。自分のやり方で慈善活動を行い、エイズやハンセン病、地雷問題、ホームレス、麻薬中毒などについて世界の関心を高めた。

元妃は87年4月、ロンドンの病院でエイズ患者と手袋をつけず握手した。当時、エイズ患者に触れるとうつると信じられていた。元妃はそういった偏見をなくした。元妃は89年にインドネシアの病院を訪れた際も、ハンセン病患者のベッドに座って交流した。

97年1月には、地雷の問題に注目を引くため、アフリカのアンゴラを訪れた。この問題は当時、世界の政府が無視していた問題だった。元妃は自発的に世界の問題に対して行動を起こし、人類に多大な貢献をした。

元妃は夜、ウィリアム王子やヘンリー王子を外に連れ出し、ホームレスがどのように生活しているかを見せたり、麻薬中毒者を見せたりした。このため、2人は貧困やエイズの問題など多くのことを理解して育った。2人とも慈善活動に関心が高く、元妃の取り組みを引き継いだ。2人は元妃の「遺産」といえる。

 

元妃は97年8月、交通事故で死去した。事故当時、元妃が乗車していた車の運転手は飲酒しており、元妃はシートベルトをしていなかったとされる。

大きな悲劇で、英王室は悲しみに暮れた。特に心配だったのが、幼いウィリアム王子とヘンリー王子だった。

女王は元妃の死後、英北部スコットランドのバルモラル城にとどまり、皇太子らとともにウィリアム王子とヘンリー王子の世話をした。王子らにカウンセリングを行い、彼らの怒りや傷、動揺を解きほぐした。女王が職務よりも家族を優先させたのはこれが初めてだった。

しかし、メディアの多くが女王の対応を批判した。 多くの国民は、女王がロンドンに出向き、追悼の言葉を述べることを欲していた。そのため、女王がバルモラル城にこもり続けたことは大きな反感を買った。現在では、多くの国民が「女王は正しい行動をした」と評価している。

 

ヘンリー王子と妻のメーガン妃は昨年、英王室の公務を引退した。引退は夫妻による愚かで利己的な決定だった。王子は自身の義務を十分に理解していたはずだ。夫妻が王室を去ることは、結婚する前に考えていた長期計画の一部だったと思う。突然の決断ではないだろう。

 

(引退は夫妻に関する過熱報道が原因とされているが)王子は、メディアについて少し大げさに考えているようだ。メーガン妃はダイアナ元妃ほどの過剰な報道にさらされていない。8分の1に満たないといってもいい。元妃はパパラッチに執拗(しつよう)に追われていたが、メーガン妃は元妃と同じことを経験しなかった。

元妃はパパラッチの追跡による事故で死亡した。そのため、ウィリアム王子とヘンリー王子はメディアが元妃の死を引き起こしたと考えている。

だが、メディアがなければ、王室が英国で何をしているのかが誰にも分からない。王室が何をしているのかが知られなければ、王室の存在に疑問が生じる。

ウィリアム王子は、メディアが公益のために存在することを知っている。ヘンリー王子も(ウィリアム王子のように)過去から先に進まなければならないと思う。

 

夫妻は今年3月に放送された米CBSの番組に出演し、王室内で人種差別的な扱いを受けたと告白した。

王室に人種差別はないと思う。女王は53カ国からなる英連邦の首長であり、英連邦の大半はアフリカやアジア系が占める。王室に人種差別があるというのは、とても的外れな批判だ。また、夫妻の発言には一致しない部分もあり、正確性を疑うべきだ。

夫妻は報道から逃れるために英国を離れたのに、今は多くのメディアにネタを提供している。夫妻の行動には矛盾がある。

夫妻の告白後、夫妻と王室(ウィリアム王子や皇太子)の関係が悪化している。元妃の生誕60年を記念した行事が修復の一歩になることが期待される。しかし、修復には多くの努力や長い時間を要するだろう。

ディッキー・アービター氏 1988~2000年にエリザベス女王の報道官を務めた。女王の長男、チャールズ皇太子や、皇太子と1981年に結婚したダイアナ元妃とも交流があった。現在は、豊富な知識を持つ英王室の専門家として活躍している。80歳。

 

 

 

 

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映り込んだメーガン妃のセンス ヘンリー王子が大豪邸内で初披露した一角が話題

映り込んだメーガン妃のセンス ヘンリー王子が大豪邸内で初披露した一角が話題

著者:Hint-Pot編集部

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 ダイアナ元妃銅像除幕式のため、英国に滞在中のヘンリー王子。現地時間6月28日には、元妃にちなんだ「ダイアナ・アワード」の受賞者に対するビデオメッセージが公開された。

これまでビデオメッセージやドキュメンタリーシリーズなどで、豪邸の内部を見せてきた夫妻。

今回も帰国前に米国の豪邸で撮影されたものとみられているが、以前にお目見えしなかった一角が背景として映り込んでおり、そのインテリアセンスに注目が集まっている。

 ◇ ◇ ◇

 

おなじみのリビングで撮影 だが王子が立っていたのは未公開だった一角

 ヘンリー王子一家が暮らす15億円超の大豪邸は、年間維持費だけで約4億4000万円とも言われている。広大な敷地は東京ドームの半分ほどの面積で、航空写真を見るとプールや緑豊かな庭が広がっていることが分かるだろう。

 しかし、ファンにとって気になるポイントは、メーガン妃たちが生活している豪邸の内部。これまでもビデオメッセージやドキュメンタリー番組でその一部を披露しており、その度に妃のインテリアセンスが注目を集めた。

イタリアのヴィラを思わせるような高級感あふれるリラックス空間は、そのハイセンスぶりが存分に生かされているようにも見える。

 王子が今回のビデオメッセージを撮影したのは、おなじみのリビングルーム。しかし、これまで見たことのない一角に立っており、向かって右側には木製の大きなガラス戸とその先の大きな植物が映り込んでいる。

 そして向かって左側には大きな牡丹が生けられた花瓶が飾られており、その後ろには以前も映り込んでいた3枚組アート作品の一部が見えていた。「Hint-Pot」編集部調べでは、このアート作品は、米カリフォルニア州の写真スタジオ「バルロガ・スタジオ」が手がけたもの。このスタジオは「自然」をモチーフにした作品を制作しており、王子夫妻はリビングに360ドル(約3万8000円)の作品を選んだようだ。

 英雑誌「ハロー」によると、このアートの下にはアンティーク調のサイドボードが設置されており、普段はキャンドルや花、重ねた数冊の本で飾られているという。重ねた本を使ったデコレーションは、妃が王子と出会う前から実践しているテクニックのようだ。

 豪邸には第2のリビングルームも存在するようで、見事な石造りの暖炉、黒のファイヤーガード、イチジクの木、さらにクマのモノクロアート作品が飾られているという。

(Hint-Pot編集部)

 

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【写真】ヘンリー王子 映り込んだ新たな一角 大きなガラス戸の向こうには植物が見える 先に披露されていた左側のアート作品にも注目

 

 

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メーガン妃 自腹の豪邸に“意外な人物”からクレーム 前オーナーの元夫人が非難する理由とは

著者:森 昌利

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メーガン妃とヘンリー王子【写真:AP】

女性の権利向上を訴える妃とDVを働いた元夫のつながりに疑問

 ヘンリー王子とメーガン妃は、ビバリーヒルズの“借家”を離れて7月上旬に、ロサンゼルスの北約120キロに位置するサンタバーバラに引っ越した。東京ドーム半分の広大な敷地内に505坪の豪邸が建てられ、価格は1465万ドル(約15億5800万円)と報道されている。

ところが思わぬ問題が勃発した。豪邸の前オーナーの元夫人がメーガン妃を非難しているのだ。英紙が伝えている。

 ◇ ◇ ◇

 王室を離脱し、移住した米国で豪邸を購入したメーガン妃夫妻が、思わぬ“災難”に見舞われた。豪邸の前オーナーの元夫人がメーガン妃に対して、非難の声を上げているのだ。

 英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、クレームをつけているのは、現在ロシア在住のアンナ・フェドセエワさん。メーガン妃とヘンリー王子が購入した豪邸の前オーナーで、元銀行家のロシア人大富豪セルゲイ・グリシンさんと2017年3月に結婚したが、わずか11か月で離婚したという。

 問題なのは、フェドセエワさんが家庭内暴力を受けたとしてグリシンさんを訴えていることだ。フェドセエワさんは「銃を頭に突き付けられ、殴られて歯を折られた」と主張。一方、グリシンさんはこれを否定しているという。

 フェドセエワさんは、女性に対する暴力癖のある男性から女性の権利向上運動に熱心なメーガン妃が家を購入して「つながりができてしまうのはいかがなものか」「購入前の精査が欠如している」と主張する。

 もちろん、豪邸の前オーナーがこうした問題を抱えた人物だったことをメーガン妃が知っていたとは思えない。しかし元王室メンバーとしては、トラブルが起きぬよう持ち主の経歴もしっかりと調べる必要があったのではないだろうか。

 しかも、購入した物件は一時、日本円で30億円を超えていたと報道されている。それが約半額のバーゲン価格で売り出されていたとすれば、こういった調査を怠った可能性はある。

 新居を手に入れ、“王室引退”後の独立した新生活が文字通り始まったばかりだというのに、メーガン妃夫妻にしてみれば少しケチが付いたような気持ちになるフェドセエワさんの主張である。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】メーガン妃とヘンリー王子 15億円超で購入したサンタバーバラの豪邸の実際の様子 豪邸の前オーナーの元夫人がクレームをつけるという異例の事態となっている

 

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メーガン妃“いじめ疑惑”で兄弟仲は完全崩壊か ウイリアム王子が「投げ捨てた」瞬間とは

著者:森 昌利

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ウイリアム王子とヘンリー王子夫妻【写真:AP】

 実母ダイアナ元妃の悲劇を2人で乗り越え、一時は兄弟愛を象徴する存在だったウイリアム王子とヘンリー王子。兄がキャサリン妃と結婚しても兄弟愛は変わらず、ヘンリー王子は「本当の姉ができたようだ」と妃に甘えて3人の関係は親密だった。

ところがヘンリー王子がメーガン妃と知り合って以来、ウイリアム王子との関係には徐々に亀裂が。王室作家がこのほど出版する著作の改訂版は、その兄弟仲が完全崩壊した瞬間を明らかにしている。

元妃生誕60周年の銅像除幕式を目前に、兄弟仲への注目はますます大きくなりそうだ。

 ◇ ◇ ◇

 

兄弟の関係を明らかにした著作が改訂 「サン」紙は激しい口論に注目

 王室作家のロバート・レーシー氏が昨年10月に上梓し、ウイリアム王子とヘンリー王子の真の関係を明らかにして英国の話題をさらった問題作「Battle of Brothers(兄弟の戦い)」。来たる24日の“加筆改訂版”出版に先立ち、英高級紙「タイムズ」の日曜版「サンデー・タイムズ」は6月初旬にその一部を先行公開した。

英大衆紙「ザ・サン」などは、王子2人が激しい口論をしたと記された部分に注目している。

「サン紙」が注目した加筆部分は、メーガン妃の“いじめ疑惑”を知ったウイリアム王子の反応。激怒した王子はその詳細を確かめるためヘンリー王子に電話をかけたが、大口論に発展したことが明らかにされている。

 妃の“いじめ疑惑”とは、ヘンリー王子夫妻のプレス担当補佐官だったジェイソン・クナウフ氏が王室スタッフからいじめ被害の訴えを受け、2018年10月に上司へ苦情の申し立てメールを送信したというもの。今年3月、王子夫妻インタビュー番組放送の数日前に「タイムズ」紙が報じ、後に第三者の独立した機関による調査が決定した。

 改訂版では、当時メールの内容を知ったウイリアム王子が烈火のごとく怒り、ヘンリー王子に電話でスタッフの証言が正しいのかどうか問いただした。その質疑に今度はヘンリー王子が激怒。かかってきた電話を叩き切ったことで、次にウイリアム王子がヘンリー王子を直接訪ね、激しく執拗な口論が続いたとされている。

 この日を境にウイリアム王子はヘンリー王子を“投げ捨てる”にように関係を断絶。ウイリアム王子の友人筋は、ウイリアム王子がヘンリー王子に「傷つけられ、また裏切られたと感じている」こと、メーガン妃に関しては「最愛の弟を奪った人物」とみなしていることを語る。

 また、ウイリアム王子がヘンリー王子に、メーガン妃との交際について「少し時間をかけるように」とアドバイスしたことはこれまでも報じられている。だが改訂版では、ウイリアム王子の妻キャサリン妃もメーガン妃に関して「始めから警戒心を抱いた」という。

 先日はメーガン妃の父トーマスさんが「一般には慈悲と寛容を訴えながら、私が犯したたった一度きりの過ちは何度謝罪しても許してくれない」とテレビインタビューで語って、娘のダブルスタンダードを指摘した。この“いじめ疑惑”にしても、ヘンリー王子夫妻は「貶めようとする罠」としている。

 そこで一般大衆は、一体誰の話を信じれば良いのだろうか。ダイアナ元妃生誕60周年記念の銅像除幕式が近づく中、くすぶり続ける兄弟の関係がどう展開するのか、しばらくは注目が続きそうだ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

 

 

 

 

 

 

ウイリアム王子夫妻とヘンリー王子夫妻に風格の差? 「ロイヤルのあるべき姿示した」と専門家

著者:森 昌利

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ウイリアム王子夫妻とヘンリー王子夫妻【写真:AP】

 先日、無事にスコットランドツアーを終えたウイリアム王子とキャサリン妃。連日披露された妃のコーディネートをはじめ、子どもたち3人のイニシャルが刻まれたネックレス、オフ時間に満喫したデートなどトピックスは豊富だった。

しかし何と言っても、注目すべきは未来の国王夫婦に相応しいその風格だ。王室専門家の見方によると、2人はヘンリー王子夫妻と「意図的にコントラストをつけている」という。

 ◇ ◇ ◇

 

ウイリアム王子夫妻はツアーで「ロイヤルの存在感とは何か」を示したと専門家

 王室専門雑誌「マジェスティ」の編集長イングリッド・シュワード氏は先日、独日刊紙「ビルド」の取材に応じてコメント。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」はその中で、王子夫妻がツアーで見せた佇まいについて言及する箇所に注目した。

 同氏はまず、ツアーにおける王子夫妻を「ロイヤルの存在感とは何か、ということを人々に見せたかったのでしょう」と称賛。

さらに今回の公務では「自分の子ども時代は『問題が多かった』と語り、不満を表したヘンリー王子と意図的なコントラストをつけました」と主張し、ヘンリー王子を“反面教師”にしたとの見方を示した。

 

 今回のツアーでは21日からウイリアム王子が単独で現地入りし、キャサリン妃は24日から合流。27日までタイトなスケジュールが組まれた中、多くの関係者と会い精力的に公務をこなした。

しかも、多忙の中でも妃は闘病中の少女と再会。「ピンクのドレスを着て会う」という約束を果たすなど、確かに“ロイヤルのあるべき姿”を見せていたといえる。

 シュワード氏が指摘する通り、王子夫妻が今回のツアーで弟夫婦を“反面教師”とし、意図的な行動をとったかどうかは不明だ。

だが他の報道では、ウイリアム王子の発言がヘンリー王子の主張を打ち消していたと見るものもある。

ともあれ、王子夫妻は新時代における“英王室の顔”として、その評判を明らかに高めていることは間違いないだろう。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【動画】キャサリン妃が闘病中少女と再会 “約束”果たしピンクドレスで登場する実際の様子 専門家は「ロイヤルの存在感見せた」とスコットランドツアーを高く評価

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ヘンリー王子はもう王室と和解できないのではないか…ウイリアム王子が憂慮と友人筋

著者:森 昌利

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ウイリアム王子とヘンリー王子【写真:AP】

 3月放送のインタビューで王室内の人種差別疑惑を暴露。さらにはメーガン妃の自殺願望を冷たくあしらったと主張し、世界を驚愕させたヘンリー王子夫妻。

批判は止まらず、王子はポッドキャスト番組とドキュメンタリーシリーズに出演し、英国の家族とその環境について赤裸々に語った。

この険悪な空気の中、父チャールズ皇太子の次に英国王となる兄ウイリアム王子は、ヘンリー王子と王室の関係悪化を深く憂慮しているという。

 ◇ ◇ ◇

 

ここまで個人的な暴露などが展開されるとは思っていなかったという

 メーガン妃と出演した3月のインタビュー番組に続き、米俳優がホストを務めるポッドキャスト番組とドキュメンタリーシリーズ「あなたに見えない私のこと オプラ・ウィンフリーとヘンリー王子(The Me You Can’t See)」(Apple TV+)でつらかった王室時代を語っているヘンリー王子。エリザベス女王の動揺などが反応として報じられていたが、このほどウイリアム王子に関する証言があった。

 英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、ウイリアム王子の友人筋は同紙日曜版「メール・オン・サンデー」の取材に応じ、将来の国王がヘンリー王子のドキュメンタリーシリーズ出演に対し「失望し、心配を深めている」と証言した。

 ヘンリー王子はシリーズの中で、チャールズ皇太子の個人的な発言まで暴露した上で全否定。

友人筋によると、ウイリアム王子はヘンリー王子と王室との和解が今後不可能なほど「行きすぎてしまうのではと懸念している」という。

 シリーズの予告編動画では、ヘンリー王子が単にメンタルヘルスの重要性について語る部分が主だった。

このため、ウイリアム王子はここまで個人的な暴露と王室非難が展開されるとは思っていなかったようだ。

 フィリップ殿下の葬儀では、キャサリン妃の優しい計らいによって言葉を交わしたと言われる王子2人。だが、その直後にこうした暴露発言が飛び出すと、信頼関係に影響がないとはとても言い切れない。

 また、7月1日には亡き母ダイアナ元妃の生誕60周年を祝し、銅像の除幕式で同席する予定だとも報じられている。王子2人は一体どのような顔をして対面するのだろうか。関係修復がますます難しくなり、ウイリアム王子の苦悩はさらに深まっているようだ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【動画】ウイリアム王子とキャサリン妃 王室内に険悪な雰囲気が流れる中でも笑顔で公務 フィリップ殿下の愛車に乗る姿を披露

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【ダイアナ妃生誕60年】キャサリン妃が受け継いだ「形見」 メーガン夫人と“品格”の差〈dot.〉

【ダイアナ妃生誕60年】キャサリン妃が受け継いだ「形見」 メーガン夫人と“品格”の差〈dot.〉

AERA dot.

 

 

8年程前の事を鮮明に多賀さんは語ってくれたが、まさに、ダイアナ妃からキャサリン妃への目には見えないバトンタッチの瞬間でもあったのだろう。 「ウイリアム王子は自分の子どもを抱いてもらいたいのは母・ダイアナ妃だと語っていたので、そのお気持ちをキャサリン妃も大事にされたのではないでしょうか。

ウイリアム王子は“母のことを1日たりとも忘れたことはありません”と話していたことがあります。ウイリアム王子の母を思う気持ちをキャサリン妃は大切にされている」(多賀さん)  

2018年4月23日(現地時間)、第3子の退院の時にはキャサリン妃愛用のブランド「ジェニー・バッツカム」の白い襟にアクセントのあるレッドドレス。1984年9月15日(現地時間)に誕生したハリー王子を抱いて産院を出て来たダイアナ妃も真っ赤なロングドレスだった。  

キャサリン妃のダイアナ妃への思いもさることながら、出産という大仕事のあと、ドレスなど準備は大変そうではある。 「“チーム・ケイト”(※ケイトはキャサリン妃の愛称)と呼ばれるサポートグループができていて、キャサリン妃の出産のためなら1カ月くらい前から他の仕事を入れないで待機している人たちがたくさんいるんですよね。

ヘアドレッサー、洋服をデザインしている人やメイクの人、ネイルの人など大変献身的な協力体制ができている。出産は予定日はあるものの、いつご出産されるかわからないですから。それでも協力してあげたい、協力できることが名誉なことだと話していた。そういう人たちが出産したとなれば馳せ参じるわけですよ。

それで、きれいな退院姿になったわけですが、愛されている証拠ですよね」(多賀さん)  母・ダイアナ妃を思うウイリアム王子に寄り添うキャサリンにはダイアナ妃の形見の品も受け渡されている。

「キャサリン妃がいつも身に着けていらっしゃるダイアナ妃の婚約指輪は有名ですよね。いくつかの形見がキャサリン妃に渡っていますが、ダイアナ妃への思いが言動全てに現れているからこそのことなのでしょう」(多賀さん)

 

 

 

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【ダイアナ妃生誕60年】 ヘンリー王子の嘘と王室ビジネスをしまくるメ―ガン夫人の野望

メ―ガン夫人(左)とダイアナ妃(C)朝日新聞社

メ―ガン夫人(左)とダイアナ妃(C)朝日新聞社

 1997年8月31日パリで起きた自動車事故により、36歳の若さで急逝したダイアナ妃。ファッションセンスや慈善事業などに対する姿勢など、イギリス国民だけでなく世界中の多くの人に愛された存在だった。

1961年7月1日生まれのダイアナ妃は、生きていれば還暦を迎える。そんな折、ダイアナ妃の息子であるヘンリー王子がついた“ウソ”がまたひとつ発覚。

【フォトギャラリー】華麗なるファッションで振り返るダイアナ・フィーバー(写真8枚)

「チャールズ皇太子はヘンリー王子への資金を断ち切っていなかった」

 と、イギリスのタブロイドなど各誌が報じ、お父さんからお金の援助があったことがバレたのだ。ヘンリー王子は3月にメ―ガン夫人とともにアメリカの人気司会者のオプラ・ウインフリーのインタビューに答えた時に「税制的に遮断された」と主張していた。

 そのウソがバレたのは、6月23日にクラレンスハウス(チャールズ皇太子とカミラ夫人の住まい)の年次報告書が初公開されたため。年次報告にはチャールズ皇太子とカミラ夫人のお金の使い道が事細かに記載されている。ダブロイド紙「Dailymail」によると、

「ヘンリーが“断ち切られた”と主張しているにもかかわらず、チャールズが2020年夏までに資金を提供したことが年次報告で明らかになった。

ヘンリーはオプラ・ウィンフリーに、家族からの経済的支援を受けるのをやめ、彼の家族はダイアナが残したお金で生活していると語っていた。そのお金はヘンリーがロサンゼルスに移住した後、家族を支援するために使用された。その金額は440万ポンド」

 と、年次報告を解説。440万ポンドといえば日本円に換算すると約6億7500万円。全てがハリー王子の援助に使われたわけではなく、兄のウイリアム王子とヘンリー王子への資金として記されているため、その内訳は明らかにされていない。

「相当な金額ですよね。ヘンリー王子は“もらっていない”とか言っていたのに、どうしてこうウソばっかりつくのでしょうか。イギリス国民からも不快との声が上がっています」

 とは、英国王室評論家でジャーナリストの多賀幹子さん。公務もしないでお金を受け取っている次男・ヘンリー王子を知ったらダイアナ妃も悲しむところだと思うが、多賀さんは続けてこう指摘する。


 

メ―ガン夫人(左)とダイアナ妃(C)朝日新聞社

メ―ガン夫人(左)とダイアナ妃(C)朝日新聞社

「とにかく、ヘンリー王子とメ―ガン夫人はダイアナ・スピリットというものを生かしていこうとするというより、とにかく利用する。イギリス現地では“ダイアナ・ビジネス”とささやかれています。経済的に成功するのが全てのような感じがしますね」(多賀さん)

 直近の“ダイアナ・ビジネス”は、ヘンリー王子とメ―ガンさんの第2子となる6月4日に生まれた長女の名前。

「リリベット・ダイアナ・マウントバッテン・ウィンザーちゃんですが、“リリベット”はエリザベス女王の愛称。そして、ヘンリー王子の亡き母“ダイアナ”もミドルネームに入れています。

名前はともかく、それをドメイン登録していた。しかも、生まれる前からですよ。あまりにも用意周到。娘の誕生を喜ぶというよりは何かに利用できないかと考えているようでイギリス国民からも受け入れられていません」(多賀さん)

 イギリスの新聞「テレグラフ」によると、「生まれるよりも前に『LilibetDaiana.com』『LiliDaiana.com』の2つのドメインを取得していた」と報じている。

ホームページなどはまだ存在していないが、メディア戦略にたけたヘンリー王子とメ―ガン夫人、今後何を打って出てくるか予想もできない。

「メ―ガン夫人の持つアメリカ的な価値観なんでしょうか。経済的にに成功するのが全てみたいなところが感じられ、とにかく、お金、お金、お金ですよね」(多賀さん)

 今回明らかになってしまったチャールズ皇太子からの資金援助だけでなく、ヘンリー王子とメーガン夫人はNetflixと複数年に渡る契約をし、その契約金は1.5億ドル(160億円)と報じられている。

続けて音楽配信大手Spotifyとも契約。契約金は明らかになっていないが相当な額であることは確か。

 ヘンリー王子は「夫婦で最初にカナダに引っ越したときダイアナが残したもの(当時700万ポンド/現在のレートで約10億7500万円)しか持っていなかった」と主張。


 

「昨年、ヘンリー王子は講演で“ダイアナ妃が亡くなって、いかに自分は精神的に苦しかったか”を語りました。その時の講演料は日本円で5000万円程。イギリス国民からは“亡き母をウリにするな”と批判されました。

そういう声が上がるのは当然でしょうね。母・ダイアナ妃があのような最期だったことは、家族に対してもお悔やみの気持ちはイギリス国民にありますが、それを繰り返しお金にするのは、もう止めた方がよいとの感情も出てきてしまいました」(多賀さん)

 亡き母・ダイアナ妃をなぜそこまで……と思ってしまうが、そこにはメ―ガン夫人のある野望が。

「もうすでにかなりのお金を手にしているのに、なぜさらにお金を欲しがるのかという問いに、メ―ガンさんが行き着くところはアメリカ大統領ではないかとも噂されています。B級の映画スターのレーガンさんや実業家のトランプさんが大統領になれる国ですから冗談とも言えない」(多賀さん)

 ダイアナ妃の誕生日である7月1日(現地時間)に生誕60年を讃える銅像の除幕式が行われる。イギリス国民へのアンケート調査では「メ―ガンには参加してほしくない:94%」という結果も。とはいえ、メ―ガン夫人のダイアナ・ビジネスには好機。次の手を打っているかもしれない。

キャサリン妃の記事はこちら→【ダイアナ妃生誕60年】キャサリン妃が受け継いだ「形見」 メーガン夫人と“品格”の差

 

 ダイアナ妃が生きていれば7月1日で60歳。

1997年1997年8月31日、パリでの自動車事故で36歳で急逝し、ウエストミンスター寺院で行われたダイアナ妃の葬儀のテレビ中継の視聴者数は3210万人に達し、イギリス史上最多を記録した。

世界中で推定25億人が葬儀の中継を視聴したと言われている。これほどまでに愛されたダイアナ妃の遺志は長男・ウイリアム王子とキャサリン妃に受け継がれている。

 

 

 

 

 

メーガンさんの第2子に“女王にしか許されない名前” 「無神経にもほどがある」と英国民が怒りの声

多賀幹子AERA
 
長男のアーチー君を抱くメーガンさんと二人を見つめるヘンリー王子。アーチー君にとっても待望の妹ができた(写真:Getty Images)

長男のアーチー君を抱くメーガンさんと二人を見つめるヘンリー王子。アーチー君にとっても待望の妹ができた(写真:Getty Images)

エリザベス女王の公邸であるロンドンのバッキンガム宮殿。女王もリリベットちゃんの誕生を祝福した(写真:Getty Images)

エリザベス女王の公邸であるロンドンのバッキンガム宮殿。女王もリリベットちゃんの誕生を祝福した(写真:Getty Images)

 英王室を離脱したヘンリー王子とメーガンさんに待望の第2子が生まれた。長女の名前は「リリベット」。

それがいま、英国で議論の的になっている。それは、女王にしか許されない愛称だったからだ。AERA 2021年6月21日号の記事を紹介する。

【写真】エリザベス女王の公邸はこちら

*  *  *
 ヘンリー王子(36)とメーガンさん(39)に、6月4日午前11時40分、第2子の長女リリベット・ダイアナ・マウントバッテン・ウィンザーちゃんが誕生した。体重は約3450グラムで、兄のアーチー君(2)より大きい。

生後2日目の6日に慈善団体「アーチウェル」で発表し、「あらゆる想像を超えた素晴らしい子で、世界中から寄せられた愛や祈りに引き続き感謝しています」と書いた。王位継承順位は第8位で、エリザベス女王(95)の11番目のひ孫にあたる。

 出産はロサンゼルスのシダーズ・サイナイ病院と予想されていた。米国のトップ1%にランクされる医師2千人を擁する総合病院で、豪華なマタニティースイートがある。「セレブ御用達」として有名だ。

だがメーガンさんは、ロス近郊のサンタ・バーバラ・コテージ病院を選んだ。分け隔てなく医療を提供するため50人の女性グループが設立した非営利の病院。女性のエンパワーメントをサポートするメーガンさんの希望だった。

■女王だけの名前なのに

 注目されたのは、名前だ。ミドルネームの「ダイアナ」は、ヘンリー王子の亡き母ダイアナさんを偲(しの)んだ。兄ウィリアム王子(38)とキャサリン妃(39)の長女シャーロット王女(6)のミドルネームにも入っている。

 問題は「リリベット」にあった。エリザベス女王の愛称なのだ。女王が幼かったころ、よく回らない口で、自分を「リリベット」と名乗るのを聞いた祖父ジョージ5世が、そのかわいらしさに、まねるようになった。

それから祖母も両親も妹のマーガレット王女も、家庭内で女王を「リリベット」と呼ぶようになったのだ。父ジョージ6世は「リリベットは私の誇り。マーガレットは私の喜び」と姉妹をかわいがったという。

 

 

 

 最後に女王を「リリベット」と呼んだのは、夫のフィリップ殿下だった。4月17日の葬儀では、棺の上に花束と手紙が手向けられた。手紙は「愛に満ちた思い出とともに」の言葉に添え、手書きで「リリベット」と読み取れた。「エリザベス」でも「女王」でもない。夫妻の仲の良さが伝わってくると、胸を熱くする国民も少なくなかった。

  リリベットは女王の代名詞であり、祖父母や両親、夫との思い出の詰まった宝物でもある。ほかのロイヤルファミリーにはいっさい使われない。英国民もこれを聖域として、子どもに付けることは遠慮している。その名前をヘンリー王子夫妻が娘に付けたのだ。

「無神経にもほどがある」「女王のプライバシーに土足で踏み込んで、失礼極まりない」といった批判がメディアのコメント欄にあふれる。

 ヘンリー王子とメーガンさんは王室離脱後、王室を厳しく批判してきた。

3月に出演した米国のテレビ番組では、メーガンさんはいくつものショッキングな発言をした。例えば「アーチー君が生まれる前に、肌の色を探る人種差別的な質問を受けた」「自殺を考えるほどつらい時期があったのに、助けを求めても王室は何もしてくれなかった」といった具合だ。

ヘンリー王子からも驚くべき発言があった。父チャールズ皇太子(72)とウィリアム王子は、王室という狭い枠に閉じ込められて気の毒だという一家を侮蔑するような物言いだった。

■王室批判に怒りの声

 王子は番組の司会を務めるオプラ・ウィンフリーさんと動画配信サービスでも共演し、メンタルヘルスについて語り合った。最も衝撃的だったのは、王室内での子育ての失敗に触れたことだ。

女王夫妻の子育ての影響がチャールズ皇太子に及び、皇太子からは「自分が受けた子育てをお前たちも受けるのだ」と言われた。次の世代に受け継がれる負の連鎖を断ち切ろうと、王室を出たと話したのだった。

 次から次へと王室批判を繰り広げながら、王室トップである女王のニックネームを娘に付ける矛盾に、英国の人たちからは怒りの声がやまない。

(ジャーナリスト・多賀幹子)

AERA 2021年6月21日号より抜粋

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ヘンリー王子は「汚い悪党」の役割を恨んでいた 王室専門家は「問題継続中」と指摘

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Hint-Pot

幼い頃から縛られた固定観念に苦しんできた王子

森昌利/Masatoshi Mori

 
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ヘンリー王子は「曲芸するオットセイ」 メーガン妃が「引き回した」と専門家が指摘

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 王室専門誌「マジェスティ」の編集長で王室専門家のイングリッド・シュワード編集長がこの度、フィリップ殿下を描いた著書「Prince Philip Revealed:A Man of His Century」を刊行。そのプロモーションの中で、ヘンリー王子とメーガン妃の関係性について、妃が「曲芸するオットセイのように王子を引き回した」と述べた。

ヘンリー王子の溺愛ぶりは有名で、王室主要メンバーだった頃にも、人目をはばからず頻繁にスキンシップをとる姿は常に話題になっていた。英紙が伝えている。

 ◇ ◇ ◇

 

短期間で王子を虜にした“手腕”には「感心しています」とも

 英大衆紙「デイリー・スター」が報じたところによると、ヘンリー王子とメーガン妃は2016年春に出会い、秘密の交際を4か月間続けた後、同年のハロウィンに関係が明らかに。その後は「メーガン妃に完全に魅了されたヘンリー王子は言われるがまま、成すがままにどこにでも2人で現れた」とシュワード氏は振り返っている。

 そして、“注目発言”はその後にあった。「妃は交際が発覚すると、びっくりするような早さでスポットライトの真ん中に歩み出ました」と説明。さらに「私は彼女(メーガン妃)が好きではありませんが、短期間でこのような状況にしたことには感心しています」とした上で、妃が王子を連れ回す様子をこのように表現した。

「ヘンリー王子は地球の果てまで彼女(メーガン妃)を追いかけていくような気がしました。まるで曲芸するオットセイのように引き回されていました」

 年上で離婚歴もある、美しい米国人女優にすっかり惚れ込んでしまい、王子が完全に妃の言いなりになってしまったのは周知の事実。

「離婚歴がありながら純白のウェディングドレスを着たのもその1つでした」とシュワード氏は語る。その後の“王室引退”に結び付く数々のドラマも妃が“主導”していたことを示唆している。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

 

 

 

 

 

 

不仲がウワサされるイギリス王室のウィリアム王子と弟のヘンリー王子が母であるダイアナ妃の銅像の除幕式で久々の再会を果たした。(フロントロウ編集部)

母ダイアナ妃の銅像を前ににこやかに会話

英現地時間の7月1日、ロンドン市内にあるケンジントン宮殿の庭園「サンクン・ガーデン(Sunken Garden)」で故ダイアナ元妃の銅像の除幕式が開催された。

同セレモニーには、ダイアナ妃とチャールズ皇太子の第1子であるウィリアム王子と第2子であるヘンリー王子が参加。

ヘンリー王子が妻のメーガン妃と王室を離脱して以来、兄弟間の亀裂が深まっているとウワサされているウィリアム王子とヘンリー王子が久しぶりに顔を合わせ、共同でダイアナ妃を称えて設置された銅像の除幕を行なった。

画像1: 母ダイアナ妃の銅像を前ににこやかに会話
画像2: 母ダイアナ妃の銅像を前ににこやかに会話

生きていればこの日60歳の誕生日を迎えるはずだったダイアナ妃。サンクン・ガーデンは、そんなダイアナ妃がケンジントン宮殿に暮らしていた頃にこよなく愛し、季節ごとに移り変わる花々を愛でながら、ときには手入れをしたりしたりして何時間も過ごしていた場所。

除幕式を前により銅像に相応しいレイアウトに作り変えられ、ダイアナ妃お気に入りの勿忘草(ワスレナグサ)や5種類のバラ、チューリップ、ラベンダー、ダリア、スイートピーといった色とりどりの花が新たに植えられた庭園を歩いたウィリアム王子とヘンリー王子は、時折笑顔を見せながら、2人だけで何やら楽しそうに会話を楽しむ和やかな様子も見かけられた。

画像3: 母ダイアナ妃の銅像を前ににこやかに会話
画像4: 母ダイアナ妃の銅像を前ににこやかに会話
 

母を偲ぶ共同声明も

除幕式後には、ウィリアム王子とヘンリー王子が共同声明を発表。インスタグラムで除幕中の2人のショットを公開し、次のようにダイアナ妃への変わらぬ敬愛と人々への感謝の気持ちを述べた。

「私たちの母の60歳の誕生日となるはずだった今日、私たちは母の愛や強さ、人柄、世界中に善い変化をもたらし、数えきれないほどの人々の人生を良い方向へと導く原動力となった人間性について思い出しています」

「母がまだ私たちと共に居てくれたらと、毎日願っています。私たちの望みは、この銅像が母の人生と遺産のシンボルとして永遠に愛され続けることです。(彫刻を手がけたアーティストの)イアン・ランク・ブロードリーと(庭園デザイナーの)ピップ・モリソン、そして彼らのチームによる素晴らしい働き、彫刻の設置にあたり尽力してくれた友人や資金を提供してくれたドナーのみなさん、そして母の思い出を生かし続けてくれる世界中のみなさんに感謝しています。」

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この日限定で「仲直り」?

ウィリアム王子とヘンリー王子が公の場で顔を合わせるのは、4月に亡くなったエリザベス女王の夫フィリップ王配の葬儀以来。

フィリップ王配の葬儀では、中継の「カメラの視界から外れた数分後には口論になった」と、王室関係者が暴露本内で暴露して、険悪な様子が浮き彫りに。この関係者は「両者の対立が終わりを迎える日はまだ当分先のことだろう」と分析していたが、笑顔で会話する様子が見かけられた今回のダイアナ妃の銅像の除幕式でも、カメラがとらえていない場面では不穏な空気が流れていたのだろうか…。

画像: この日限定で「仲直り」?

ある王室関係者は、ウィリアム王子とヘンリー王子は兄弟間の不和が母ダイアナ妃の晴れの日に暗い影を落とさないよう、除幕式の当日だけは円満な関係であるよう“演じる”のではないかと事前に米Vanity Fairに証言。「私たちは少なくともその日だけは、綿密に振りつけされた団結ショーを見ることになるでしょう」。

ちなみに、除幕式には、ヘンリー王子の妻で第2子リリベットを出産したばかりのメーガン妃はもとから出席の予定はなかった。ウィリアム王子の妻キャサリン妃は、当初3人の子供たちを連れて出席するのではないかという説があったが、関係者が米Harper’sBazaarに語ったところによると、もともと除幕式にはヘンリー王子とウィリアム王子のみが参加するという計画で、キャサリン妃はまた別の機会にプライベートで子供たちとともにダイアナ妃の銅像を見学に訪れるそう。

英The Sunの報道によると、ダイアナ妃の元夫であるチャールズ皇太子は「妨げになりたくない」という理由から不参加。代わりにスコットランドへ向かったという。(フロントロウ編集部)

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