ヘンリー王子が、来年後半に世界中で回顧録を出版することが明らかになったが、今回ヘンリー王子の話を集約して文章化するゴーストライターは、米ピュリッツァー賞受賞者で、「LA Times」や「NY Times」などに執筆していたほか、テニス界のレジェンド、アンドレ・アガシや、ナイキの創業者フィル・ナイトの自叙伝を手掛けたJ.R.モーリンガー。

話題性抜群の現在のヘンリー王子夫妻の人脈をもってすれば、どんな人物からモ―リンガーを紹介されたとしても不思議ではないが、夫妻の挙式に出席し、かつてはメーガン妃を擁護していたが、一連の暴露インタビュー後沈黙を貫いているジョージ・クルーニーの可能性が指摘されている。

「Daily Mail」などによれば、ジョージは、モーリンガーが執筆した自身の自叙伝『The Tender Bar』の映画化を進めており、本人がメガホンを取る。ヘンリー王子が誰からモーリンガーを紹介してもらったのかは不明だが、頼まれればジョージが2人の仲介役となっても何の不思議もないと報じている。『The Tender Bar』は3月に撮影されており、主演はベン・アフレックが務め、来年公開予定。

出版元の米出版大手ペンギン・ランダムハウスは、オバマ元米大統領とミシェル夫人の回顧録も出版した実績があり、夫妻は収益の大半を寄付。既に前金で2000万ドル(約21億円)を受け取ったと言われるヘンリー王子も、自身の回顧録の収益を寄付する旨を「アーチウェル」のウェブサイトで明らかにしている。

文/JUNKO