おはようございます。鮎の塩焼キングです。
今日は趣を異にしまして、日曜だけど
グレーターサイレンの水換え方法を具体的に
ご紹介したいと思います。
金魚と違って、両生類のばかでかい図体をした
生体ですので、このやり方が一般的かというと
そうでもありませんが、アウアリウムのセオリーを
自分なりに咀嚼して行き着いた、過去3年間の
成果ということで、ご理解ください。
①水換えの理由
これは単純に水が汚れるから。
ただし、ここでいう水の汚れとは、目に見えない
生体の排泄物に含まれるアンモニアです。
これ以外の汚れはフィルターで濾しとるとか、
活性炭に吸着させるとかになるようです。
アンモニアを亜硝酸だかに分解するのが生物濾過、
現在主流の濾過器の主任務です。
しかし亜硝酸も濃度があがると、生体にストレスを
与える、とうことで水換えを定期的に行い
アンモニアや亜硝酸濃度を薄めていく。
これが水換えの基本的な理由であると
認識しております。
②水換えの量
亜硝酸の濃度0になるから⇒水全とっかえ!!!
絶対にNOです。
全とっかえということは、亜硝酸とともに、水に住まう
善玉バクテリア全ても捨ててしまうことになります。
するとどうなるか?
ピカピカの水でも、バクテリアがいないため、
あっという間にアンモニア濃度が上がり、生体にとっては
とても辛い環境に!!
この事態を避けるため、水換え量は
1/3~1/2が適量と言われているようです。
(我が家の場合 90×30×17≒45L 1/3で15Lが目安です)
ただし、これは濾過器を付けていることが前提です。
もし濾過器のない条件で飼っている場合は、
全とっかえが必須となるでしょう。
③バクテリアを減らさないために
水換えの際、気を付けたいことは、
「水道水にはカルキが入っている」ということです。
金魚やグレーターサイレンクラスであれば、影響も
少ないでしょうが、バクテリアにとっては死活問題です。
カルキのせいで、バクテリアが死滅しては、アンモニアを
減らせなくなります。
アクアリウムをやっている方なら当然でしょうが、
カルキを抜いたお水を足してあげます。
効果不明ですが、市販のカルキ抜きを使うと楽ですね。
私は複合剤という、カルキ抜き+生体保護成分の入ったものを
使っています。
改めて言いますが、「効果は不明ですが^^;」
(まぁ、気休め程度に)
④水換え頻度
しつこいようですが、バクテリアありきの水換えです。
水換えはバクテリアを減らす行為ですので、バクテリアが
十分に繁殖してから、また交換というのがいいでしょう。
しかし、水の汚染も進んでいきますので・・・
大型の魚・水を汚しやすい両生類・・・週に1回程度
小型の魚(金魚など)・・・2週間に1回程度
でもいいのではないでしょうか?
これで、我が家のサイレンと職場の金魚は
ばっちりでございます。
濾過器を掃除した日は、水換えはなしで。
素人の長々とした戯言ですが、一応3年間の試行錯誤の
結果ですので、少しはご参考になるかもです。
コメント
- そらはな [2011年9月5日 0:26]
- こんばんは!
わざわざありがとうございます!!
そらはな、感動☆
それに、かなり間違った情報に踊らされていた事に気づかしていただき、またまた感謝!!
うちは井戸水でカルキが入っていない分、鉄分がかなり豊富(度が過ぎるほど)なんですね。
7月中旬から飼育しだして、水替えは4回ぐらい。全替えで毎度バクテリアを投入してました。。。
金魚ちゃん、ストレス溜まってたんだろうなぁ~
隊長!!
以後、気をつけます(*^^)v - コピコ [2011年9月5日 20:45]
- こんばんは!
お役に立てたようで幸いです^^
添加物のバクテリアは長生きしないそうです。
やはり、自分の水槽にあったバクテリアを繁殖させるのが一番なんでしょう!
水棲生物を愛する者同士、
可愛いペットを良好なコンディションで長生きさせましょうね。 - そらはな [2011年9月7日 19:14]
- ほ!?
っと言いますと。。。
もしかして袋で一回分づつわかれている便利なバクテリアは、あまりよろしくない!!って事ですか?
そもそも、バクテリアはどこからやってくるんでしょう?
先生!!
ご教授願います<(_ _)> - コピコ [2011年9月7日 22:42]
- こんばんは。
バクテリアは自然発生するといわれています。
嘘みたいな話ですが、アクアリウムを暫くやっていると、事実と実感する瞬間が度々あります。
詳しくは長くなりますので、次回のニョロニョロ通信にてご説明申し上げます。 - そらはな [2011年9月8日 19:42]
- こんばんは!
ほんとにありがとうございます。
ニョロニョロ通信、待ってますね(^^♪
息子が初めてすくった金魚ちゃんを死なせるわけにはいかないので、少し必死になっています。
ご迷惑かもしれませんが、よろしくお願いしますね。
あなたのブログにコメント投稿されたものです。