My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

「天翔る龍  」ほか

2010年01月30日 | 携帯から
天翔る龍 坂本龍馬伝 (単行本)
山村 竜也著
図書館の返却日が来てしまったので、大急ぎで読みました。^^;
今までの竜馬のイメージを洗いなおして人間坂本竜馬の真の姿を浮き彫りに、、、、という趣旨でその一生を追っています。わりと淡々と書いていて、読みやすかった。資料の検証をしながら客観的なので、物語リ風ではないのですけど、推理の楽しみがありました
それほど幕末の歴史に興味があるわけではなく通り一遍な予備知識しかないので、たくさんの人物名と、藩の名前がややこしく感じる私ですがそれなりに面白く読めましたよ。
あ、気がついたら著者の山村 竜也さん、今年始まったNHKの大河ドラマの時代考証した方なのですね。帯に書いてあったわ。(いまごろ気づく~遅)どうりで、目立つ所に陳列されてたのですね。なあとなく手にして借りましたー。
子供が小さい頃「おーい竜馬」というアニメを見ていたのですが、どうやらそのあたりから人間竜馬を描く、ヒーロー竜馬から人としての竜馬に注目した著作が出始めたとか。(アニメの内容はよく覚えてないんですけど)
さて、加尾さん、佐那さん、お龍さん、竜馬が思いを寄せたこの3人の女性が大変魅力的です。
私はお龍さんしか知りませんでしたが、他のお二人も芯の強い美貌の持ち主で、時代の先駆たらんおなご。最終的にお龍さんと結ばれたのは彼の行く道にマッチした人だったのでしょう。
大河ドラマは見ていないのですが、女性陣の配役を見たら、なかなか外見的イメージが合っていると思います。(異なるご意見の方もおられるとは思いますけどね。)
見ようかなー。でもすぐ見逃しちゃうのでネ。(実は初回から見逃しました。ので気分が乗らない。)
あ~ガリレオ先生が竜馬~ですもんね。

竜馬の手紙が残されているそうですが、女の人に出した手紙とか、お姉さんに出した手紙は、とても面白いですね。そういうところも魅力なんだろうな。興味無かったけど、すっかり関心がわいてきました。







徳川慶喜家の食卓 (単行本)
徳川 慶朝 (著)
幕末興味、ない~と書きましたが、私は徳川さんには興味がありました。^^;(えらく親しげ?)
若かりし時、司馬遼太郎の「最後の将軍」を読んでみた。その時この本での慶喜さんは、なのに、あまり印象にないの。どうしてかしら。
そのあと読んだ「皇女和宮」とか、「篤姫」などで少し出てくるので、いろんなイメージが交錯しています。
(司馬さんといえば代表作に「竜馬がゆく」がありますが当時はあまり興味がなかったデス。「この国のかたち」は面白かったです。最近になって読み返しています。」)

この、徳川さんの末裔に当たる方が書いた「徳川慶喜家の食卓」は面白かったです。これはもう以前にやはり、返却日が迫って半分読んだところで返してしまったのですが、(笑)
もう一度借りてこようっと。
半分読んだ限りでは、明治の徳川家のお食事は質素だった感有りです。(笑)でもちゃんとグルメなのですよね。
維新の激動、大政奉還、その後の暮らしは静かでそして自由だったようです。