まるちゃんの めざせ!快適シンプルLife

本当の幸せを見つけて・・・
  第2の人生を歩き出した
      まるちゃんの徒然日記
    
 

ようこそ

いらっしゃいませ! このブログは、まるちゃんのひとりごとを中心に テキトーに、マイペースで更新していきます。好きな読書記録や、菜園日記等もかねてます。一緒に元気になれるブログをめざしたいと思いますが、しょもないことも書いてます。ちなみに、いちおう人気ブログランキングと日本ブログ村に参加してます。遊びに来られたついでに、記事下か左サイドバーのボタンを2つポチ、ポチッとしてくださると嬉しいです。ゆっくり遊んでってくださいね。 あ、コメント・置き手紙・トラバ・ボケ・ツッコミご自由にどうぞ。

『ハイスクール・ミュージカル2』

2016年07月16日 | DVD・映画

高2の姪に頼まれて借りたDVDを観ました。

なんでも、これを学校でやるらしい・・・。

 

さあ、夏だ!!若者たち、元気いっぱい、はじけるんだ~

昔観た1も面白かったけど、2もよかった。

まみおば(お姉さん)も、こういうの好きです。


いぇ~い、青春だぁ~~~

ノリノリ、キレッキレ 元気ハツラツいいねえ~~

主役の男の子かわいい~~~

帽子の子もかわいい~~

悩み、すれ違い、そんなものは「今」の自分を大切にすれば乗り越えられるよ。

本当に大事なものは何かな? 

 

星5つ 

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「ペイ・フォワード Pay It Forward」 

2016年04月11日 | DVD・映画

104歳のお医者さん、日野原さんが本の中でオススメしていた映画。

 

ペイ・フォワード [DVD]

【11歳の少年トレバーは、社会科の授業中、担任のシモネット先生から「もし君たちが世界を変えたいと思ったら、何をする?」と問い掛けられる。悩んだ末にトレバーはあるアイデアを思いつく。それは"ペイ・フォワード"。他人から受けた厚意をその人に返すのではなく、まわりにいる別の人へと贈っていく…という奇想天外なアイデアだった。やがて、少年の考えたユニークなアイデアが広がり、心に傷を負った大人たちの心を癒していく…。】

「恩を返す」ではなく、
善意を次へ渡そう。恩を贈ろう。  

「親切にされた人は、他の3人の人に親切にする」(いわば”善意のネズミ講?”、恩送り、善意の連鎖)いいアイデアだと思います。思ったようにはうまくいかないかも知れません。それでも、人にやさしくしつづける。結果ではなく、人に親切にしようという心が大事なんです。善意はきっと善意を生みます。義務や押しつけではない、見返りを求めない、無償の本物の善意になればいいな。

次々と善意の輪が広がって行けば、世界が変わるかも知れない。
(世界を”変える”のは難しいかも知れないけど、少なくとも自分の周りは”変わる”可能性はある。人を”変える”じゃなくて、自分から”変わる”そして実行する)
 

”ママには勇気があった、でも中にはとても臆病な人たちもいる。変化が怖いんだ。本当は世界は思ったほどクソじゃない。だけど、日々の暮らしに慣れきった人たちは良くないこともなかなか変えられない。だから、あきらめる。あきらめたら負けなんだ”

”周りの人がどういう状況なのか、もっとよく見る必要があります。守ってあげるために。心の声を聞くんだ”

 

「生きることは苦」です。思い通りにはいかないし、不条理で、とんでもなくて”クソ”かも。でも、「無常」だから、色々工夫し努力してよりよく変える(変わる)ことができる。人は、苦だから、幸せに向かって努力するのですね。

まずは自分から 

あなたの幸せはわたしの幸せ 
生きとし生けるものが幸せでありますように

いい作品でした。でもラストは残念。それでもハッピーエンドてことなのかな??
原作を読んでみたいです。 

星4つ 

 

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「イン・ザ・ヒーロー」 唐沢寿明 福士蒼汰他

2016年01月20日 | DVD・映画

【ブルース・リーにあこがれる熱血漢の本城 渉(唐沢寿明)は、“顔出し"で映画出演することを夢見ながら、25年間スーツアクターとしてのキャリアを重ねていた。しかし、“顔出し"での映画出演は叶わず、さらに妻子にも逃げられてしまう。数年ぶりに巡ってきたチャンスも、ハリウッド・デビューを目指す若手新人俳優の一ノ瀬リョウ(福士蒼汰)に主役の座を奪われ、再び辛酸を舐めることになる……。そんなある日、本城にハリウッドのアクション超大作からオファーが舞い込むが、それは命をも落としかねない危険なスタントだった。周囲の制止する声を振り切り、自分の夢のため、そして誰かのヒーローになるため、本城は巨大なセットが設置された撮影スタジオへ向かう。彼は本当のヒーローになれるのだろうか!?】

武士道・・・ 日本人には「武士道」だねぇ~

「夢を追う」ということと、「夢にしがみつく」ことはちょい違うね。

「命をかける」ということと「死ぬこと」は全然違う。

夢(目的)をもつこと、命をかける”くらいの意気込み”で本気でチャレンジすること。

どちらも「精一杯生きる」ってこと。

(慢心で夢にしがみついてもいい結果はでないし、夢を叶えるんだといって死ぬのは愚かだと思うのよね。死んだら夢は叶わないし 夢を叶えるためには生きてなきゃ)

夢は必ず叶うとは限らない。けれど、あきらめたらそこで終わり。大事なのは、夢に向かって”努力する”ことなのよね。チャレンジ精神。それと、やっぱり理性。

25年もずっと鍛錬、努力してきたから出来たんだよ。大けがしたけど、死ななかった。(映画だからね
努力も準備もしてない人は、やっちゃダメ。まねしちゃダメ。
死んじゃダメ。理性的にね。

唐沢さん、いい役やってますね~

 

星5つ 

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「アース」 

2015年12月13日 | DVD・映画

英国BBCが5年の歳月を掛けて撮り溜めてきた貴重な映像で綴るネイチャードキュメンタリー。

約50億年前、巨大な小惑星が地球に衝突し、地球の地軸は太陽に対し23.5度傾いてしまう。この天文学的事故はまさに奇跡だった。地軸の傾きは季節、暑さ寒さという気候の変化を生み、壮大な景観の美を作り出した。それは生命にとって完ぺきな状況だ。生命は太陽からエネルギーを得る。そして多くの生物が生きるため途方もない長旅をするのもまた、太陽のせいだ。彼らと一緒に、我々も旅に出よう。北極から南極へ至る旅。我々が故郷と呼ぶ惑星を縦断する旅へ。】

私たち人間も、野性の動物たちと”同じ地球”の中で生きているのだが、野性の動物の世界は過酷で厳しい。

動物に生まれたばっかりに、いつもいつも食べ物を探し、食うか食われるかの命がけの戦いをせざるを得ない。喜びは五欲を満たすこと、それもほとんどない。自然環境に大きく左右される。

動物、昆虫など、その種類によってはあっという間に死んでしまう。寿命は短い。(人間より寿命の長い動物もいるけど、虫だというだけで嫌われ殺される虫もいる)

動物は自由でいいなあ、なんてことはないね。いつも食べ物の心配をし、常に命の危険にさらされ、自由なんてまったくない。ペットは少しはましだろうけど、餌をもらわなければいけないし、人間の生活に合わせなければいけないし、人間次第。自由ではない。

やはり、人間から見ると、動物はかわいそうで気の毒です。もっと幸せに生きてほしいけどそうなれない。だから、動物にはやさしくしてあげなければ、と思います。
命としてみればまったく同じ命で、平等なんですが、一人ひとり、一匹一匹は全部違いがあるし、人間と動物というだけで、全く違うのですから。本当に気の毒です。

まあ、野性の動物と同じように、食べることと、五欲(目・耳・鼻・舌・身体)を刺激することばかりに囚われて生きている人も多いけど。それでも、”心を向上させる自由”があるだけ、人間の方がマシ。

文明は生活を楽にしてくれた。けれど同時に、人間を堕落させもした。堕落した人間は、動物に生まれ変わってしまう可能性が高くなる。せっかく人間に生まれたのに、食うか食われるかで生きる人は、食うか食われるかの世界に生まれてしまうのです。善因善果、悪因悪果、自業自得。因果法則。エネルギー保存の法則。

動物には生まれたくないなあ。せめて、人間に生まれたいなあ。

人間に生まれるのは、ものすごく運がいいことだそうです。長い長い長~い宇宙の歴史、エネルギーの流れの中で、人間の歴史はたったの数十万年、その中の、長くてもたったの100年かそこらが自分の寿命。だと考えると、このたったの100年(残りあと何年?)が、ものすごく貴重に感じられます。

人間のうちに、少しでも心を磨いて欲や怒りをなくして、動物やその他の世界に堕ちないようにしたい。せめて、また人間に生まれてもっと心を磨けるようになりたいものです。(天界は幸せ気分しかないので精進できない。しかも人間と同じように欲や怒りの心はまだある。天界にいる時間も限りがあるので、結果いつかまた死ぬ時の心の状態によっては人間か、もっと下の欲や怒りの世界なんかに生まれるのだそうです)


よく撮影したなあ、という映像がいっぱい。動物園で見る動物ではない、ナマの動物の様子が見られます。「生きる」ということを見直すのにはよい作品ではないかと思いました。

星5つ 

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「善魔」 木下恵介監督 三國連太郎 森雅之 桂木洋子他

2015年12月03日 | DVD・映画

画像が入手できなかったのでこちらを参考に→Amazon

善良な者が悪を糾弾するためには時に魔性の如き力を必要とするのか?木下惠介監督が世に問う問題作! 
苦悩の果てに“善魔"と化していく純粋な若き編集者を熱演しているのが三國連太郎。2013年4月に惜しくも世を去った三國連太郎の、本作がデビュー作であり、ここでの役名をそのまま芸名とした。
新聞社の編集部長・中沼は、かつて想いを寄せていた政治家の妻・伊都子の失踪事件を追うよう、部下の三國に命じた。三國は記事にしないことを約束に、親友の家に隠れていた伊都子の取材に成功し、同時に彼女の妹・三香子と恋に落ちるのだが……。】

けっこう見たね~昭和の邦画^^
これは三國連太郎さんのデビュー作。若い~。

善はいかに悪に立ち向かうか??悪を糾弾??

真っ直ぐ、真っ正直、とことん純粋で、悪を許せない三國。

これって善良?
「悪を許さない」って、では三國にはひとかけらの悪もないの?

「怒り」をともなう心は「善」ではありません。
悪を”やっつける””許せない”、という「怒り」がそもそもすでに悪(不善心)ですから。

(智恵が足りない自分に腹が立つのか、相手が自分の思う通りにならないのが腹が立つのか、どちらにしても人間には無知がもとにあるのね

善なる心は悪に負けない。
(怒り)は”やっつける”のではなく(理性で、やさしさによって)”変わる”(消えて善なる心が生まれる)のです。
善なる心の人は強いのです。だから、人にやさしいのです。

なので、善魔は善ではありません。残念ですが、そうなります。
「善魔」って、現代で言うところの「正義の戦い」「義憤」みたいなものでしょうか・・・ 

 「欲」「怒り」「無知」を三悪といいます。諸悪の根源です。

星4つ 

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「日本の悲劇」木下恵介監督 

2015年12月02日 | DVD・映画

【戦後を背景に戦争未亡人の悲惨な末路を描いた究極の衝撃作! 
子が親を見捨てていく戦後日本の悲劇! 歪んだ社会を激しく告発する木下惠介監督の怒りと祈りのメッセージ!】 

戦争未亡人の春子の生き甲斐は、英語塾や医科大学に通わせている娘・歌子と息子・清一。ふたりは、母に依存しながらも、母の酔客に対する惨めな迎合を幼い頃から垣間みて育ったためか、春子に対して冷酷である。清一にはやがて養子縁組の話が舞い込んで、本人はまたとない人生の転機をつかもうと話をすすめていく。苦労して子どもを育ててきた春子の心は穏やかではない。・・・(ウィキペディアより)

むちゃくちゃ悲劇です。バッドエンド。救いがない。・・・重い。
ああ、救ってあげたかった。大人になれない子供たち。気の毒なお母さん。 

「子供のために、どんなことでもするんだ」と必死で生きてきた母親の苦労を、冷たく軽蔑のまなざしを送り、離れていく子供たち。”子供のため”という思いで頑張ってきたけど、それがいつの間にか子供への執着、押しつけになっていることに気がつかない母親。結局、お互いに自己中心的になってしまっている。そうなったのは、戦争で父親が死に、食べ物もろくになくなり、社会がめちゃくちゃになってしまったからかもしれない。どん底の生活から抜け出すため、自分の生活のため。でも、でもなあ、根本の原因はやっぱり、ものの見方、考え方なんだなあ。

ものの分かった人が一人でもいて、優しく教えてあげられてたら・・・。どちらかが、もう少し賢ければ。

どんな親でも、自分を産んでくれた恩、育ててくれた恩があります。この恩は絶対で、とても大きい、なくなりません。だから、大人になったら恩は返さなければいけません。恩を返さない人は大人とは言えない。ものが分からない親なら、やさしく教えてあげるのが恩返しです。教えてあげるのが無理なら、ただ穏やかに暮らしてもらうだけでいい。困っている親を見捨てるなんて、とんでもない悪業です。

子供は親の所有物ではない。大人になれば自立しなければいけません。子供は自分の人生を自分で生きていく。子供の自立を邪魔してはいけない。子供が大人になったら、親も自立しなければいけないのです。自分の人生を自分で生きなければいけないのです。見返りを要求したり、自分の思い通りにさせようなんて、してはいけない。

親も子も、どちらも自立した大人になること。自立した大人は人にやさしいのです。

とはいえ、人間は弱い。あまりに無知。育った環境、経験からの影響もある。この親子は学ぶ余裕もなかったのでしょう。仕方がないよね。

親子でうまくいかなければ、社会(周りの人)が助けてあげればいい。でも、その社会は戦争でメチャクチャになる。だから、

社会、普通の生活をメチャクチャにする戦争なんて、絶対しちゃいけないんです。

 

星4つ  

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「お嬢さん乾杯!」木下恵介監督 原節子、佐野周二、佐田啓二他

2015年12月01日 | DVD・映画

【没落した上流階級の令嬢と、戦後に台頭した新興成金の恋を描いたロマンティック・コメディ。

自動車修理工場を経営する青年・圭三のもとに、元華族の令嬢・泰子との縁談が持ち込まれた。圭三は初めは乗り気でなかったが、お見合いで泰子と会ってみると彼女を気に入ってしまう。結婚の承諾を受けた圭三は、ある日に池田家を訪問するが、そこで泰子の父が詐欺事件の巻き添えで刑務所に入っていることと、池田家が抵当に入っていることを知り、失望する。】

原節子さんが、品があって美しくて・・・コメディだったのね?
明るいんですが、面白いんですが、原さんがドテッってこけるところもあるんですが、、、上品で、美しいんです

圭三は一目でお嬢さんが好きになり一生懸命に頑張るんだけど、お嬢さんはなんとなく施しを受けてる気がしてしまったり、祖母が昔と比べて気に入らない様子を見せたりで、複雑な心境なんですね。いい人だとは思うんだけど、お金のための結婚ではない、とも思うのだけど。東大出の恋人を亡くしてたりするし。本当にこの人を愛せるのだろうかという思いも出てくる。2人の交際は何となくちぐはぐに。圭三は、やっぱり住む世界が違うんだ、愛してはもらえないんだとあきらめるけど・・・。

昭和24年の街の様子が興味深い。関口宏さんのお父さんと中井貴一さんのお父さんが出てる。2人とも似てますね

まあ、とにかく昭和の恋愛ドラマは純粋で、上品でいいね。とても気持ちのいい作品。
原節子さん、ほんと綺麗です


星5つ 

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「雨月物語」 溝口健二監督 森雅之、京マチ子、田中絹代他

2015年11月30日 | DVD・映画

【戦乱の到来を契機に、一攫千金を狙い大商いを目論む陶器の名工と、侍として立身出世を夢見る義弟、そして息子と3人でささやかな幸せを望む妻の命運を描く。

戦乱の到来を契機に大商いを目論む陶器の名工源十郎と、息子と家族3人で貧しくともささやかな幸せを望む妻の宮木。そして、侍として立身出世を夢見る源十郎の弟・藤兵衛とその妻。
やがて源十郎と藤兵衛はそれぞれの妻を故郷に残して都に出るが、源十郎はそこで怪しい美女に出会う。】

何のためのお金か、何のための出世か。

幸せとは何か、生きるとは?

金と愛欲に我を忘れる源十郎(幽霊に囚われる)、貧乏が嫌で出世欲に囚われる藤兵衛(手柄を横取りして意気揚々)。馬鹿な亭主のために不幸になる家族。源十郎の女房は落ち武者に殺され、藤兵衛の女房は遊女に。それでも、女房たちは亭主を見捨てないのね・・・。

悲しくも美しいお話でした。(で、幻想的)

拝金主義の現代にも通じる内容です。

欲に囚われた憐れな弱い男たちは、痛い目に合わないと眼が覚めないのでしょうね。
世の中お金もいくらかは必要だけど、もっと大切なもの(心)を忘れないようにしないとね。お金に”欲”を出す(物欲が過ぎる)と失敗します。 


昭和28年公開 ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞作
古い邦画もいいですね。 

星5つ 

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「静かなる決闘」黒澤明監督 三船敏郎 三條美紀 志村喬他 

2015年11月28日 | DVD・映画

静かなる決闘 [DVD]

【前線の野戦病院で働く軍医・藤崎は、ふとした不注意から手術中に梅毒に感染してしまう。藤崎は秘かに治療をするが効果はなく、復員後も婚約者に隠すが、彼女に触れることが出来ず苦悩する。
また、藤崎の婚約者は彼が心変わりしたのかと悩むようになる。】

一人クロサワ祭り?

昭和24年の作品。それにしても、このDVDのパッケージの三船敏郎、きめてるね。

医者として、人間として清く誠実であろうとする心と、本能?自然な欲望?との静かなる決闘、でしょうか。「夕日のガンマン」みたいなのかと思ったら、全然違いました。正義と欲望との葛藤というか。医者としての自分とただの男、凡夫の自分との闘いというか。

藤崎の医院で働く看護婦は、先生に梅毒をうつした男を恨むというが、藤崎の不注意で感染したので患者を恨むのは筋違い。藤崎も、婚約者に正直に話せば、彼女は治るまでいつまでも待つだろうから打ち明けられない、と言うが黙っている方がよくないでしょ。言ってあげなきゃ逆に前に進めない、彼女の人生が宙ぶらりんになるじゃないの。

”脂汗”を流しながら幸せを築くのではなく、私は、すっきり気持ちよく幸せになるべきだと思うね。

うつした方の梅毒男は、自分の病気を知ってて結婚し、奥さんにもうつし子供もつくって知らん顔。藤崎が奥さんに病気のことをバラしたといって逆恨み。ひどいヤツだが、結局菌が脳に回ったのか、自分がやったことの恐ろしさを知ったからか(死産した胎児を見た)、正気をなくしてしまう。自業自得だけど可哀想な人です。

黒澤監督の、こういう純粋な人間ドラマ作品、面白いです。

 

星5つ  

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「影武者」黒澤明監督 仲代達也 山崎努 萩原健一他

2015年11月27日 | DVD・映画

【時は戦国時代、甲斐の名将・武田信玄(仲代達矢)は敵の雑兵の弾に当たり死去。配下の者たちは「我が死を3年隠せ」という主君の遺言に従い、彼そっくりのコソ泥(仲代達矢・2役)を信玄の替え玉に据えて難を逃れようとするが…。】

カンヌ国際映画祭でグランプリをとった、有名な作品。

映像がやっぱり芸術的に美しい。絵画だわ。巨匠クロサワだわ。

個人的には、昔のモノクロ作品が好きだけど。なぜかしら?

影武者で、誰かの影法師で生きるのはヤだね。でも、息子の勝頼みたいに「オレが!」と我を張ると失敗するね。大体。
影武者なら影武者として、勝頼は勝頼で、自分らしく精一杯生きるのよ。

影武者さんは、信玄に惚れ、信玄の哲学を学び、信玄の孫(跡取り)を可愛がって、すっかり信玄になった気になって、油断したね。100%信玄になることは不可能だもんね。

 動かざること、山の如し

 

ラストの凄惨な戦場シーン。兵士の死体ごろごろはまあアリでしょうが(庶民を巻き添えにしないこういう戦いならご自由に^^;)、馬!馬たちはどうやって撮ったの??と、心配してネットで調べたら、麻酔注射を打ったんだそうでちょっと安心しました。でも、死んではいないにしても馬にしたら大迷惑なことだったんじゃなかろうか。大丈夫だったのかな?

星4つ 

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「八月の狂詩曲」黒澤明監督 村瀬幸子、吉岡秀隆、リチャード・ギア他

2015年11月26日 | DVD・映画

【ある夏休み、長崎の田舎に住むおばあちゃん(村瀬幸子)の家に滞在することになった4人の孫たち(吉岡秀隆、大寶智子、鈴木美恵、伊崎充則)。やがて彼らは、おばあちゃんが体験した原爆の恐怖を理解するようになっていく…。】

芸術ですね。本物の芸術。文学、演劇、、

一つ一つのシーンが絵画のように美しい。

シーンの切り替え。オルガン。さすが巨匠黒澤監督。


黒澤明 映画の秘密 (こちらが興味深い)
→ https://www.youtube.com/watch?v=0k8zcJ7A9PQ

映画作りって、大変そうだけど面白そうですね。でも、大変。
(おばあちゃん役の方、お年なのに大変ですねえ~。村瀬さん役者ですね

 

おばあちゃんと孫たちとの交流、親たちの浅はかさと子供たちの純粋さ、真面目さ。長崎の原爆体験を通して、戦争や武力行使の間違い、愚かさを静かに訴える。被爆者の方も出演されています。

おばあちゃんが狂っていくシーン。おばあちゃんはあの日に帰っていくのです。嵐の中、おじいちゃんのもとに(?)走るおばあちゃん。それを追う4人の孫と2人の子・・・。ラストが印象的です。

星4つ 

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「ホテル ルワンダ」 

2015年10月20日 | DVD・映画

【1994年、アフリカのルワンダでは、長年続いていた民族間の争いが大虐殺に発展し、100日で100万もの罪なき人々が惨殺された。世界中が黙殺したこの悲劇の中で、ひとりのホテルマンが、殺される運命にあった1200人の命を救っていた・・・。「アフリカのシンドラー」と呼ばれたこの実在の人物は、ルワンダの高級ホテルの支配人を勤めていたポール・ルセサバギナ。行き場のない人々をホテルにかくまい、ホテルマンとして培った話術と機転を頼りに、その命をたったひとりで守り抜いた。主演は『クラッシュ』のドン・チードル、ソフィー・オコネドー、共演にはニック・ノルティ、ホアキン・フェニックスの実力派をキャスティング。監督は『父の祈りを』の脚本を手がけたテリー・ジョージ。そして数々のオリバー・ストーン監督作を手がけた社会派の大物プロデューサー、A・キットマン・ホーがこの感動のヒューマンドラマを映画化。】

【1994年、ルワンダで勃発したルワンダ虐殺によりフツ族過激派が同族の穏健派やツチ族を120万人以上虐殺するという状況の中、1200名以上の難民を自分が働いていたホテルに匿ったホテルマンポール・ルセサバギナの実話を基にした物語(ウィキペディアより)】

 

憎しみは狂気となる。

無知とエゴから生まれる狂気。

”裏切り者”のツチ族を滅ぼすために何の罪もない人までもを、虐殺する。

殺人もテロも戦争も同じ。

敵を滅ぼすことによって、自分が生きる。

人間は、いつになったらこの愚かさに気づくのか。

無知ではいけない。


虐殺を撮影してきたメディアクルーは、主人公が「これで世界が助けてくれる。」と言うと、
「怖いね、といってまたディナーを始めるだけだ。」と答える。
その彼も報道が不十分なまま(現地の助けを求めている人々を残し、外国人だけ)
バスで退去する際、雨の中、ホテルマンから傘をさしかけられると「恥ずかしい」とつぶやく。

…現実をしっかり見ること。見て見ぬふりをしないこと。

では、自分にできることは何なのか?

を、考えさせられる。


星4つ 

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「言の葉の庭」 新海誠監督

2015年10月14日 | DVD・映画

【靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は学校をさぼり、日本庭園で靴のスケッチを描­いている。そこで出会った、謎めいた年上の女性・ユキノ。やがて二人は約束もないまま­雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、心を通わせていくが、梅雨は明けようとしていた­...。】

新海誠監督の「秒速5センチメートル」を観たかったけどTSUTAYAになく、観たい観たいと思いながら・・・偶然GYAOで観たのが新海作品のこれ。

映像が・・・すごい これほんとに絵ですか??? 

雨の描写なんか、美しすぎて息が止まります。

物語もいいけど、

絵のクオリティの高さにびっくり、&うっとり・・・でした。


星4つ   

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「オカンの嫁入り」 大竹しのぶ 宮崎あおい 桐谷健太他

2015年10月10日 | DVD・映画

【母ひとり、子ひとりで生きてきた母娘。ある日の深夜、母・陽子が酔っ払って若い金髪の男・研二を連れて帰って来た。翌朝、「この人と結婚することにしたから」と言う陽子に、娘・月子はとっさに家を飛び出してしまう─。宮崎あおい、大竹しのぶによる、温かくて愛おしくて切ない母娘の姿を描いたドラマ。】

大竹しのぶさんは、いつまでもかわいいねえ。
宮崎あおいと、二人とも実力派。桐谷健太(auの浦島太郎)もいいし・・・。

そう、誰だって、明日死ぬかも知れないんだよ。もう二度と会えないかもよ。
命には限りがあるんだよ。 

私も、多分言わないだろうなあ。言えない(特に弱い人には)。言うとその後の人生が、自分の思うように生きられなくなりそうで。黙ってやれることやって、きちんと片付けをして、ちゃんとありがとうとさよならを言って、、、。

最後まで自由でありたいし、最後まで平常心でいたい。
自分の意思で、自分の人生を最後まできちんと生きたい。
きちんと終わらせたい。出来ることなら・・・ 


不器用な母親と娘。親子の絆。・・・いい親子だね。

二人のイマイチしっくりこない大阪弁(大竹さんはさんまさん仕込み?)がかわいかった。

いいお話でした。


星4つ 

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「レンタネコ」 市川実日子他 荻上直子監督

2015年10月06日 | DVD・映画

【都会の一隅にある、平屋の日本家屋。
幼い頃から猫に好かれていたサヨコ(市川実日子)は、たくさんの猫たちと暮らしながら、心寂しい人たちと猫を引き合わせていきます。・・・

GYAOで観ました。

市川実日子さんは、いいねえ。
サヨコは個人的には小林聡美のイメージだけどね。(第2の小林聡美?)

こんな風にニャンコと一緒に暮らせれば楽しいだろうけど、実際は大変だよ。(多すぎる
まあ、株や占いやなんかで年収1億(ほんとに?)ないと、ちゃんと育てられないだろうけどね。

現実にはありえない、でも、ファンタジーでもないか…。何?ゆる~い作品。
真夏の炎天下にネコを乗せたリヤカーを引っ張るのはやめてほしい。かわいそう 

誰にでも大人しい(すぎる?)ニャンコがいっぱい。
まあ、にゃんこを見てるだけで癒されます。

それにしても、サヨコはなんでそんなに結婚したいんだ???


星4つ  (ネコが好きだからおまけ)

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