まるちゃんの めざせ!快適シンプルLife

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  第2の人生を歩き出した
      まるちゃんの徒然日記
    
 

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いらっしゃいませ! このブログは、まるちゃんのひとりごとを中心に テキトーに、マイペースで更新していきます。好きな読書記録や、菜園日記等もかねてます。一緒に元気になれるブログをめざしたいと思いますが、しょもないことも書いてます。ちなみに、いちおう人気ブログランキングと日本ブログ村に参加してます。遊びに来られたついでに、記事下か左サイドバーのボタンを2つポチ、ポチッとしてくださると嬉しいです。ゆっくり遊んでってくださいね。 あ、コメント・置き手紙・トラバ・ボケ・ツッコミご自由にどうぞ。

「子どもたちに贈る12章」  真弓定夫  第8章 「食物」とは何か

2024年05月13日 | 読書
備忘録の続き

第8章 「食物」とは何か

「三里(四里)四方の食べものを食べれば病せず」

まずは自分の食べものは自分で集めるということを基本にすべき
自分の住んでいる土地で、自分の行動半径以内の食べることが基本

自給率が著しく低下してしまった現代では実行不可能なので、徐々に範囲を拡げていけばよい。

四季にあった食べものを選択する
「春苦味、夏は酢のもの、秋辛味、冬は油(脂)と心して食え」

春 冬の間にたまった脂をそぎ落とすため、ふきのとう、菜の花、ぜんまい、せりなどほろ苦い素材を食する
夏 食欲が落ちるので、酢のもののようなあっさりとした低カロリーのものを
秋 冬に備えて身体を引き締める辛いもの、秋ナスの田楽とかさんまにおろし醤油をたっぷりかけて
冬 皮下脂肪をつけて冬の寒さを和らげるため脂の乗った動物性食品を
春が訪れたら肉類はやめて魚介類に 魚の脂は人の体温で溶けて体外に排出される

食事をする時には、
腐るものを腐る前に食べること
生きものを食べるということ
 
なぜ腐らないか、、、
今平均的な食事を口にしている日本人で食べものを通して、
年間1500種類のクスリ(人工食品添加物)をとっている。
これでは病気にならない方がおかしい。

「ひとは食べもので生きるのではない。消化されたもので生きるのだ」
唾液 抗菌作用や抗がん作用があるので、免疫力を高め、癌などを含めて病気の予防効果がある。
パロチンという老化予防ホルモンが含まれているので、よく噛むことは長寿にも繋がる。
よく噛む習慣をつけるために、なるべく固いものを選ぶことが必要。
消化管で消化吸収をよくするため、筋力を高めておく。普段から手足を十分使う習慣をつけておくこと。

健康と便利さは反比例する、、、掃除、炊事、洗濯

「食は生命なり」
生きもの、植物や動物の生命をいただいているのだから、「いただきます」という感謝の気持ち、
走り回って食事を準備してくださった方にも「ご馳走様でした」と心を込めて口にすること。

不自然で無理な事をしようとすると、人工物(←無理)が増える。
人間は間違えるし、ひとは自然の一部なので、人工のクスリが増えれば増えるほどビョーキになる。
クスリはリスク。
自分の自然(マイペース、やりたい事)を大事にしない(無理する、やりたくない事を嫌々する)と、
ビョーキになる。

無理しない。適度、程々にする。できる事をできる範囲で無理せず楽しくする。
嫌な事、楽しめないことはしない。自分の中の自然を大事にする!

昨日の読書📖





癌の原因は「食」にある。
甘い物とインスリンの暴走が、がん体質をつくる。
(原口さんはワクチン接種で癌になった。食生活を変えて寛解した)
(自然界には砂糖も人工甘味料も存在しない)

検診で早期発見しても癌は無くなりません。
癌患者が減らない医療は失敗している、、、

大手メディアやYouTubeなどでは自由に言えないことも、書籍では言えます。
とてもよい本でした。
本を読もう❣️
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読書は瞑想 まんがでもOK

2024年05月10日 | 読書
無知で無関心だと“彼ら”のやりたい放題に巻き込まれてしまいます。
やられ放題されて、思い悩んでいては病気になってしまいます。
病は気から。
心はいつも落ち着いていること、、、

そこで読書。知識と心の安定、一石二鳥。
最近、我那覇さんのYouTubeで読書クラブやってるので、ライブでは無理なので、
家事の合間に参加してます。
これがなかなかよろしい。結構集中できて、心がスッキリする。
ちょっとした瞑想です。
25分各自静かに読んで、5分休憩。ちょっとおしゃべり(を聞いて)、また25分読む。
このサイクルがちょうどいい。


Book Club#4 一緒に読書しよう!【ライブ配信】5/9 8:00~

Book Club#4 一緒に読書しよう!【ライブ配信】5/9 8:00~

ライブ配信中に紹介した動画です私が読んでいる書籍の著者インタビュー①我々の心を操るのは誰だ!元CIAアナリスト『孤独の武器化』著者インタビュー(Stella Morabito)【日...

YouTube

 

ちなみに、私が読んだのは








まんがなので、とっつきやすくて楽々読めます。

でも、中身は濃い〜です。
簡単に読めるので、時々読み返すといいです。
おすすめです。
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「子どもたちの贈る12章」 真弓定夫 第6章「寿命」とは何か 第7章「生きる」とは何か 

2024年04月30日 | 読書
日本の平均寿命が延びて、「日本人は長寿だ、人生100年時代だ」と言うのを聞くけど、
私は違うと思っている。長生きな人は長生きだけど、それはほぼ戦前生まれの人たちのこと。
戦後生まれの私たちは、反対に長生きできないんじゃないかと思っている。

真弓先生の話がしっくりくる。以下、、、

第6章「寿命」とは何か
平均寿命が延びたというのは、ひとりひとりの寿命が延びたというのではなく、
若くして死ぬ人が激減したことによって、“統計上の数値”が延びたということにすぎない
(情報操作による洗脳?ただみんなが勘違いしてる?)
零歳児の平均余命がどのくらいなのかということ

子どもを含めて若い人が病気で死ぬことは非常に少なくなった。
食事がよくなって生活が楽になったからではない。
抗生物質の登場によって、昭和30年の乳幼児死亡原因1位の下痢腸炎や、
2位の肺炎で死ぬことが激減したから。
(ワクチンのおかげではないし、抗生物質も使い方によって害になる)

乳幼児の死因の一位は事故死、20歳代の死因の一位は自殺

体質や免疫力など、いわゆる健康のもとになる部分というのは、
だいたい成人するまでに決まるとされる(子どもを守ろう)

「長寿村の条件」
1 水、空気の質がよい
2 気候がやや酷しい
3 労働がややきつい
4 ストレスが少ない
5 大食をしない(摂取カロリーが少ない)
6 美食をしない(摂取蛋白質が少ない)
7 野菜の摂取量が多い(いも、海草類を含む)

反対に、
「短命村の条件」
1 水、空気が汚れている
2 冷暖房が完備して快適
3 文明の利器に囲まれて身体を動かさなくてもよい
4 さまざまなストレスにさらされている
5 飽食におぼれている
6 蛋白質を思い切り食べられる
7 野菜は食べない

どれも現代生活ではごく日常的なことばかり
現在(平成22年当時)30〜40歳代の人々は、今のままの生活を続けていたのでは、
八十歳まで生きられるのは幻想だということを自覚しておく必要がある

昭和34年は経済発展元年、同時に短命化元年

第7章「生きる」とは何か
一度しかない、かけがえのない一生をいかに過ごすか
それぞれの個性に応じた主体性をもって自主的に一生を送ることが望ましい

生きる原点は出産時にある 

出産に際しては、その主体性は子どもの方にある(啐啄)

自然の掟に従った出産(自宅出産)から助産院出産→病院出産へと形態が大きく変わり、
子どもが「生まれる」から、大人の「産む」(または「産ませる」)傾向に変わってきている。
(土日祝日、明け方の出産数が減っている、、 誰の都合?)

子どもの生きる力が人生のスタートから減弱させられている

哺乳動物は「同種の乳で仔を哺育する」というのが鉄則
ひと以外の哺乳動物は、すべて断乳とともに二度と乳は飲まなくなり、それによって「自立」していく。

終戦後の日本の母親の多くは、断乳して自分の乳すら飲ませなくなってからも、
他の動物の乳(牛乳)を飲ませている憂えるべき現状

母子相関作用の減弱 (寝かせたままで飲ませる人工哺育)
抱いて飲ませることで、子どもは胎児期から馴れ親しんできた母親の心音に接することができ
心の安定が得られる
おんぶ、抱っこが日本人の心優しい気質を生み出していた(子どもの手の力をつける上でも大いに役立つ)

母親の固く孔の小さい乳首は、吸啜力や咀嚼力を育む
乳業の利益のために“哺乳瓶”の飲み口が(不自然に柔らかく穴が大きく)楽に飲めるようにしてあることが、
子どもの吸啜力や咀嚼力を減弱させている

「母乳哺育」は、
母子の絆が強まるため母子ともに情緒が安定する
蛋白質の組成が赤ちゃんに適している
色々な免疫体が含まれているため病気になる率が低い
アレルギー体質をつくりにくい
早くから咀嚼の習慣がつき顎の発達がよくなる
適温で消毒の必要がなく衛生的である
経済的である

ひとがひととして、ひいては人間として生きていく上で、
乳児期の育児法がいかに重要な役割を果たしているか、
昭和20年以降のアメリカ主導の育児が、日本人の心身ともの健康をどれほど歪めているか、、、

日本のお母さん、頑張ってください
安心して育児できるように助けてあげましょう





毎年よく咲いてくれます。
ゴールデンウィークなんですね。
うちはいつも通りの日常、、、
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「子どもたちに贈る12章」 真弓定夫 第5章 「人間」とは何か

2024年04月29日 | 読書
(、、、続き)

人間づくり ひとづくり
ひとは「人間」である前に「ひと」という四千種類を超える哺乳動物の一員であるという謙虚さを持ち、
他の哺乳動物が生活全般にわたってどのような育児をしているかを学ぶ姿勢を、取り戻さなければならない

「体育・徳育・知育」という人間づくり 
日本の伝統文化に基づいた「知恵」が必要
他の動物は得られない「知識」が必要
順序が逆になり、知育偏重に走ったことが人間らしさを失わせる結果を招いた

同種の乳で哺育するのが育児の原点
(人乳が大事 人工粉ミルクは本当にやむを得ない時だけ 昔は“もらい乳”をしてたと母が言ってた)

離乳(断乳)してからは、、
食べ物は自分で集めるものであり、本来流通機構はない
(地元の食材を守ろう)
「三里(四里)四方のものを口にすれば病せず」(地産地消)

旬の食べ物を口にする(健康の知恵)
「春苦味、夏は酢のもの、秋辛味、冬は油(脂)と心して食え」

「生きものを食べる」
生鮮食品はわずか8%、外食が30%、加工食品が62%を占めている(当時)
加工食品を介して年間千五百種類(一人当たり)もの“クスリ”を口にしている
「株式を上場している会社で製造、販売している食品は食べてはいけない」(ケヴィン・トルドー)

衣と住では通気性を保つこと
「暖衣飽食病のもと」
通気性のある木綿・麻・絹などを選び、毛皮や石油化学繊維を使った製品はなるべく避ける
住居は、気温と室温の差をできるだけ少なくする(差は大人で10℃、子どもで5℃以内に留める)
過度の空調(冷暖房)に歯止めをかける (キレイな空気が大事 自然を守らなければ)

私どもは地球上に存在する森羅万象によって生かされている
すべての動物、すべての植物、さらには水、空気、土などともに存在して生かされている
ことを根底に考えておくことが大切

他を配慮する優しさ
政治家は国民のことを考えて政治をし、
教育者は自分が接している子どもや学生のことを考えて教育に当たり、
医者は患者のことを考えて医療に従事する。
自己中心主義の「アメリカ人と日本人が地球のガン細胞である」とまで、、、

さらに人間らしく生きるために、、、
1 何かを愛することによって生き生きとすること
2 クリエイティブに何かを生産することで生きがいを持つこと
3 逆境やストレスを受けても、それに耐えることによって成長もすれば人の痛みや不幸がわかるようになること
  (V・E・フランクル)








自然とともに生きていく





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「子どもたちに贈る12章」 真弓定夫 第3章 「生命」とは何か 第4章 「自然」とは何か

2024年04月26日 | 読書
(大事な事を忘れないように、、)

第3章 「生命」とは何か
人間以外の生物の生命の尊厳を認めない思い上がりの風潮、、
人間の力で自然を制御できるという根本的に誤った判断、、

人間は自然界の一員であり、自然の中でも生かされている、という謙虚さを取り戻し、
生きとし生けるものの生命を大切にする姿勢を崩してはならない

自ら滅びに任せている「公害大国日本」

ニホンザルセンターで自然界ではあり得ない高い率で奇形猿が生まれた
2、3年前から散布された除草剤や消毒剤の影響が考えられる
餌付けから2〜4年で発生。餌は輸入の小麦、大豆、落花生、みかんなど
食品添加物の増加との関係も

観光のイメージダウンとの理由で奇形猿を殺し、コアラを誘致するためのファームパークをつくっている(当時)
除草剤をばらまいて、すみれ、たんぽぽを枯らし、ニホンザルを粗末にして、異国の動物を輸入。
自然は人間だけのものではなく、小さな動物、草花も
共に生きる権利を持っている

第4章 「自然」とは何か
物質文明の普及による一見豊かな生活と引きかえに、
より大切な日本の自然環境が汚染、破壊の一途を辿っている、、、

水、土、空気

今水を汚しているのは家庭雑排水(なかなか規制ができない)
動物性の油脂と土から作られた石けんは、使用後24時間以内で炭酸ガスと水に変わり、自然に還元される。
しかし合成洗剤は、界面活性が長期間維持されるので有機物汚染をもたらし、湖沼河川の汚染に結びつく。

土を踏みしめることを忘れた毎日
土は生きている
土の中で自然の輪廻が行われている
健全な土から生まれる生きた農産物を食べることによって、健全な心身が培われていく

水田を軽視すると、農業と国を滅ぼす
水田は水害を防ぐ。水で土を固定し土壌が流れ去るのを防ぐ。
生きている土により土壌中の栄養物や微生物を蓄える。温度を調整する。
、、、国土を護る働きをしている。
異常気象も減反によるところも大きいのでは。

「冷えは万病の元」 「空調(冷暖房)」が冷えの原因に
「頭寒足熱」に反すること、つまり、上半身にくらべて下半身が冷たくなることが冷えを招く
「暖房」で暖かい空気が上に、「冷房」で冷たい空気が下に、いくことで冷えになる
冬はこたつ、火鉢、湯たんぽなどで下半身を暖め、夏はうちわ、扇子などで上半身に涼風を。

衣食住はその人の運命を左右する
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「子どもたちに贈る12章」 真弓定夫 第2章 「病気」とは何か 

2024年04月25日 | 読書
(続き)

同じ症状が出た時に、それを「元気」と考えるか、「病気」ととらえるかで
その後の経過に大きな差が出てくる

元気な子どもが鼻をたらすのは当然のこと
それを親が「かぜをひいた」とマイナスイメージを送ると、子どもはかぜになってしまい、
医者に行けば「かぜ」と言われる。(PCR検査をすれば“新型コロナ“?にされる)

不安な思いが病気を招く

病気の知識よりも、病気にならない体験に基づく生活環境全般にわたっての知恵を身につけ、
それを次代に譲り渡していくこと

🟢「外に表出する症状」(発熱、咳、下痢、嘔吐、鼻漏、眼脂、耳漏など)は全て、
病気を自分で治すために努力している姿なので原則として受診する必要はない
(出せるものは出すこと 解毒回復作業を安易に止めてはいけない)

ただし、自宅で経過をみていて、機嫌、元気、快食、快眠、快便」が崩れてきた時、
食欲がない、眠りが浅い、便が出ない、という症状が出始めたら受診する。
「食事、睡眠、排便」は健康を保つ上での三大要素である。

医者に行く必要がなくても、を補給することと、「薬」を食べさせることはしなければいけない。
「薬」の上の草冠は草、下には木。
ごはん、野菜、海草をたっぷりと、果実、木の実を少量楽しんで、身体を楽にするのが本来の「薬」

🔴低体温、鼻閉、便秘など、
「体内に溜め込む症状」の時には受診の必要がある

病気の外因
細菌・ウイルスなどの病原体、排気ガスなどによる大気の汚染、冷暖房器具などの電化製品による室内の汚れ石油化学繊維の衣類の着用や厚着の習慣欧米化の一途を辿る食生活夜型に移行した生活リズムの乱れ、さまざまな経皮毒など
(打てば打つほど免疫が壊れるようなモノを💉すると病気になりやすくなる。)

病気の内因
日本人の免疫力、いわば自然治癒力の著しい低下
その低下の最大の原因は、優れた日本の文化伝統が急激に欧米化してしまったこと
(しかもいきなり筋肉内に💉されると免疫が効かず全身に、、、)


「食で治せない病気は医もこれを治せない」(ヒポクラテス)
身体に合わない食べ物を食べて病気になり、医者と薬屋を儲けさせている

そもそも病気というのは、百人のうち8、90人は自然に治るもの
軽い病気を重くしてしまう医者がいなくなれば、天下の病人の8割は減るだろう
(実は医原病かなり多い)

病気は自分自身でつくったものである
自己中心的なマイナス思考や言動を控えて、現実に見られる病状を素直に受け止めること
相手を責めたり、非難したりしないこと
病気になると落ち込んだり、周囲を責めたりしがちだが、病状をより悪化させることにしかならない

現在表れていることの中からよい点を見出して、それが自分に対して何かを教えてくれているのだと思い
感謝する謙虚さがよい結果をもたらす
自分の病気に対処してくれている人々に、つねに感謝して明るくふるまうことが望ましい
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「子どもたちに贈る12章」 真弓定夫 はしがき〜第1章 「医療」とは何か

2024年04月24日 | 読書
心構えとして記録。

(真弓定夫先生 平成22年 出版)

65歳以上の人が64歳以下の人の葬式を出す時代になった
逆さ仏(親が子どもの葬式を出す)、、、

最大の原因は昭和22年から昭和27年にわたるアメリカ占領軍の政策
建国以来に及ぶ日本の優れた伝統文化を高く評価していたアメリカは、
それを劣化させるために、生活環境全般にわたって欧米化させる政策を推し進めた。
そのアメリカ依存の政策を占領が解除されてからも、旧来の優れた日本文化を取り戻すことなく、そのまま甘受してしまっている。


ネイティブアメリカンは、
何か物事を決める時には、これから決められることが七代先の子孫にどんな影響を及ぼすのか、
ひとりひとりが熟慮して決定する。
わずか60年あまりで(出版当時)ここまで崩してしまった私どもの罪は重かつ大なるものがある。

第1章 「医療」とは何か
日本の医療は進歩したのだろうか?
医療が進歩すれば、まず第一に
病気が減らなくてはおかしい、患者が減り、当然ながら医療費も減るはず

実際は患者は増えるばかり。その最大の原因は、
医療がマッチポンプなっていることにある
クスリ(薬ではない)による治療が主流を占め、より大切な病気の予防に関してはあまりにも関心がうすい

そもそも西洋医学は、
同種療法(ホメオパシー)、自然療法(ナチュロパシー)、心理療法(サイコセラピー)、整骨療法(オステオパシー)、対症療法(アロパシー)の5つの流れに沿って進められてきた。
それが、18世紀後半から、アロパシー以外の流派が国家的規模で排斥され、
「アロパシーが西洋医学である」という医療体系が確立された。

同じクスリでも、おおむね終戦を境として、医師のクスリの使い方には大きな変化が生じている。
いまのクスリのほとんどは
製薬会社が大量生産したものを、その会社のマニュアルに従って画一的に投薬している。
心配りなどあまり見られず、個人差や病状の如何への配慮もされない。

視診・打診・聴診・触診など、初診料・再診料に対する評価が低い。
指導料・相談料などに関しては、精神科の一部を除いては報酬は0。
投薬、注射、検査などは、すればするほど医者の収入が増す仕組みになっている。

世界の人口の2%の日本人が、世界中のクスリの30〜40%を使っている。
新型インフルエンザの治療薬タミフルは、世界中の70%でもの笑いになっている。
真弓先生が医者になってからの50年で日本の総医療費は140倍(人口は1.5倍)

過剰な投薬、注射、検査。収益を下げれば医療費は減らせる。

医者と患者の間にしっかりした人間関係を築き上げ、
病気にならないためにはどんな生活環境をつくりだせばいいのか、心の持ち方をどうせればいいのか、
患者と医者ともども生活環境を整えて、それを次世代に譲り渡していくこと。

(癌が海外では減ってるのに日本は増えている 画一的な癌治療を進めていいのか
日本人、個人に合った予防や治療になっているか、、、)

病気、患者、医療費を減らすのが医療。
(減らないならその方法は間違っているということ
クスリより薬で医療費は減らせる)
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「書いてはいけない 日本経済墜落の真相」 森永卓郎

2024年04月15日 | 読書
戦後の焼け野原、アメリカの植民地から日本は世界第2位の経済大国にまで復活した。
ところが、1985年を境に日本経済はどんどん落ち込み、文字通り「墜落」してしまった。
あの墜落事故の直後から、、、
なぜ、日本は経済大国になったのにこんなに貧しいのか、属国のままなのか?

ステージ4の癌で余命少ないと告知された(医者に余命がわかるはずないと思う、勝手に決めるなと思うが)
森永卓郎さんの魂をこめた遺書的著書。



テレビやラジオなどメディアには決して触れてはいけない「タブー」が3つ存在した。
1 ジャニーズの性加害 2 財務省のカルト的財政緊縮主義 3 日本航空123便の墜落事故
関係者の多くが知っているにも関わらず、本当のことを言ったら瞬時にメディアに出られなくなる。

ジャニーズの問題は日本のマスコミは無視し続けたが、🇬🇧BBCの報道によって世界的に認知され事態が動いた。
日本のマスゴミが動かないなら、他の媒体を使うのはいい方法だ。
庶民でもスマホ(ネット)から事実を発信できるし、海外の大手メディアを使うのもいい。
(情報統制されたらアウトだけど、まだいける)

保身のために見て見ぬふりだったり、問題意識がなくてスルーしたりする人は多いけど、
「ヤバくないか?」という当事者(お互い様の社会、思いやり。自分の身に返ってくる)としての肌感覚から、
物事をきちんと認知することは大事なこと。

まずは事実を、なるべく偏見をなくして(客観的に、視点を高くして)観察すること。

この本の内容は、森永さんへのお見舞いの意味を込めて多くは書かない(買って読んでもらいたい)けど、

要は(そこ言っていいのか?)
自衛隊の大大チョンボを保身のために隠蔽しまくり☠️😱、
🇺🇸(ボーイング社)に大きな大きな借りを作ってしまった政府は、
それ以降🇺🇸の言いなりにならざるを得なかった、、、(秘密をバラされたら、、、)
言いなりになり続けた結果(🇺🇸の都合で政治をした)日本はまた🇺🇸の家畜の立場にまで落ちてしまった、
ということ。
(他にも複合的な要因はあるだろうけど、大きな要因であることは間違いない。
他には苫米地博士や堤未果さんの本も読むといいと思います)

森友問題も同じ構図だね。

ところで、
DSディープステイトという言葉があって、そんな者いないとか、陰謀論だとか言う人がいるが、
政府を後ろから操ると言うか操作すると言うか、大きな影響を与えている存在はあるに決まっている。

それは、企業献金してくれる大企業や、経団連や医師会などの組織だったり、
政府の中でも財務官僚だったり、グローバリストの新自由主義者(竹中平蔵元経済財政政策担当大臣など)だったり、、、
マスゴミもDSの仲間だ。国民(視聴者)のことを一番に考えないのなら。

選挙で選ばれてない一部の者が、自分たちの利益(自己保身)のために政府を操る
これは民主主義ではない。

ならば、
私たち国民、庶民がディープステイトDSになればいい。
(国民主権なんだからDSと言わなくていいはずなんだけど)

おまけ

結局はお金のため。マスゴミはタチの悪い商売しかしないんだな。
拝金主義、お金の奴隷さ。
テレビショッピングとコマーシャルが命のテレビ。
テレビは要らない。
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『アルケミスト 夢を旅した少年』パウロ・コエーリョ作 

2023年11月28日 | 読書
夢をもとう、夢をあきらめるな、、、とか言われますが、
夢は寝て見るもので、目が覚めたら終わります。
夢は夢であって、結局憧れ(…は苦、彷徨ってる)で終わる。
マトリックスのようにずーっとそちら(幻想、バーチャル)の世界に居続けるなら、
夢は楽しくて気持ちがいいのかもしれないけど。
娯楽として時々見るにはいいかもね。

ただの夢ではなくて、自分の”ゴール“を持ちたい。
はい、ゴールです。
リアルなゴール❗️

『アルケミスト 夢を旅した少年』という小説を読みました。
これ、夢で見たことを現実の世界のゴールにして、そこに向かって行動した羊飼いの少年のお話でした。
夢の中で旅したんじゃなくて、、、起きてから実際に行動したんで、、、





本当にやりたいこと、強く実現したいと思うことをゴールにする。
ゴールした時の世界をリアルにありありと感じて進むこと。
きっかけは夢でもなんでもいい。

「何かを強く(全身全霊で)望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」
(幸運や偶然が起こったように感じるかもしれないけど、自らの強い思いが引き寄せている)
「前兆に従うこと」(感覚が鈍いとわからない。感じること)

否定的な考えから自分を自由にすること
夢を追求して(ゴールに向かって進んで)いる時は、心は決して傷つかない

所々に人生の教訓が散りばめられた、いいお話でした。

私たちは家畜の羊ではないからね。

“「羊たちは、何も自分で決めなくてもいいんだな」と、少年は思った。、、、羊たちの興味はと言えば、食べ物と水だけだった。、、、彼らは若い時に本を読んだこともなく、少年が都会の様子を話しても何のことかわからなかった。彼らは食べ物と水さえあれば満足していた。そのかわり、彼らは羊毛と友情、そしてたった一度だけだったが、自分の肉を気前よく与えてくれた。
もし僕が、今日、残忍な男になって、一頭ずつ殺すことにしたとしても、ほとんどの仲間が殺されてしまってから、彼らはやっと気がつくのだろう、と少年は思った。彼らは僕を信頼していて、もう自分たちの本能に従うことを忘れている。それは僕がいつもおいしい草のあるところへ連れてゆくからだ。”




悲しい歌だなあ
でも、純ちゃんは乗り越えたんだよね。
確固たる目標(ゴール)を持ってたから。

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「略奪者のロジック 超集編 ディストピア化する日本を究明する201の言葉たち」秋嶋 亮

2023年09月18日 | 読書
ジョージ・オーウェルの「1984年」のディストピア世界がもう目の前に、、、

「ブレード・ランナー」奴隷の一生
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」フィリップ・K・ディック
ディストピア デッドエンド、、、

ステージ4の末期癌 いつの間にか癌が全身に拡がって、、、
「なぜ、こんなになるまで放っておいたんですか!もう手の施しようが、、」

心臓発作 脳梗塞
酒タバコ脂っこいもの大好きで、甘い物、焼肉とラーメンが大好きで、夜遊び好きで、、、

人は死ぬほどの痛い目に遭わないと、気がつかないらしい

でも、まだ諦めない。諦めたらゲームオーバー。
まだ自己治癒力は残っている。まだ生きている。
大人は子どもたちに、どんな社会を渡すつもりなのか。
全ての責任は私たち大人にある。

現実をしっかりと直視しよう
惰眠快楽を貪ってないで
目を覚まそう
牛舎を牧場にしよう
子どもたちのために

奴隷では終わらない

【「今や我々の誰もが格子なき牢獄の捕囚者である」
この国はとてつもない不明にあるのだ。
すなわち数々の弾圧法の施行と三重の植民地主義が同時進行するという
ディストピア的な状況が生じていながら、国民は全く理解が覚束ないのである。】

自由貿易とは多国籍企業だけが利益を得る仕組みである(バラク・オバマ)

金融資本や独占資本にとって、政治家はただの駒なのである。(羽仁五郎)
基本財(労働や社会保障などの権利)の破壊がグローバリストの目標であり、国会に命令する彼らの構想

大衆社会とは、非エリートがエリートに操縦される社会である(ウイリアム・コーンハウザー)

日本の官僚は内閣を乗っ取っている。ナチスの全権委任と全く同じことが行われているのだ(小室直樹)

巨大企業と1%の富裕層の税負担を減らすために消費税増税が強行された(植草一秀)

日本の水道は全て民営化する!(麻生太郎)

支配者にとって大衆が知識を持つことは不都合なのである(ジョヴァンニ・ジェンティーレ)


官僚が天下り先を確保するために、特殊法人の下に3000社もの子会社を作っている(石井紘基)
公務員の給与、退職金、福利厚生、天下りの補助金、財政投融資の返済などに
国税62兆円を上回るカネが消えていることから、毎年100兆規模の借換債が発行され、
その償還のため社会保障や教育などの予算がごっそり削られている
国民は公務員という特権階級の養分なのである

消費税とは植民地税
グローバル企業の利益を最大化するための措置

日本を実質支配する日米合同委員会(在日米軍と省庁幹部との会合)は、
アメリカの政権の指令で動いており、
アメリカの政権は多国籍企業の買収工作によって動いている。
これは東インド会社という私企業が軍隊を従え植民地を支配した様子と瓜二つ

グローバル資本がアメリカ議会を仲介として日本を支配している

「まず降伏を勧告しなさい。
もしその町がそれを受諾し城門を開くならば、その全住民を強制労働に服させ、
あなたに仕えさせねばならない(旧約聖書 第20章10節)」
カトリックは大航海時代から征服地住民の思想・価値・規範の統一を図る道具として用いられてきた

この時代を一口に言うと、白人による世界植民地制覇の時代である
派遣社員からピンハネされた賃金は、外国人投資家の配当に化ける仕組み

グローバリズムとは対象国の主権を無効化を意味する

現在の日米関係は大英帝国統治下のインド、当時のイギリスとインドの支配関係と瓜二つ




その暴虐の仕打ちさえ  
もはやただ甘んじて許す
牛のように豚のように殺してもいい
いいのよ 我一介の肉塊なり

、、、なんて、悲しすぎるじゃないの
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「子どもが心配」養老孟司 その2  (& 冬畝の栽培計画)

2023年09月06日 | 読書
冬畝の栽培計画を立てました。
スタートがちょっと遅い気がするけど、、、
暑かったし、初心者で苗作りはまだ無理そうなので、こんなもんかな。


コピーしてファイルに入れて、
いつでもどこでも見られるようにしておきます。



昨日の続きの読書記録

⚪︎小泉英明(日立製作所名誉フェロー)

子どもの脳についてわかったこと

「人間には右脳人間と左脳人間がいる」とか「脳の基本的な能力は三歳までに決まってしまう」「私たちの脳は10%くらいしか使われていない」など、いずれも科学的根拠がまったくない、あるいは大きく誇張された「神経神話」の部類

今では脳のほとんどの部分が、何らかの働きをしていることがわかっている
データを細かくみると人によって違うし、男に(女に)多く見られる脳の状況があるだけ
人間全体を俯瞰するほうがはるかに本質的なところを捉えることができる

かなり小さい乳幼児の時期は、褒めて育てるのがいい(過干渉過保護の甘やかすことではない)
一歳くらいまでの期間に、神経経路が発達する 子どもにとってよい環境を整えることが大切
さまざまな物に手で触れる 心から褒めてあげる
生まれてからの数年間はしつけよりも愛情と関わりが大事 
乳幼児期にしつけは必要ない
6年後の学童期、親子がコミュニケーションをとってきた例と、少ししかとってこなかった例では、
社会性の指標に大きな差が出る

楽しいことが教育の最初の一歩

脳が柔らかな幼児期は特に、自然の中に身を置き、同時にたくさんの人と接して、
できるだけ多くの実体験をさせることが大事

ネットゲーム、、、脳に過剰な刺激は危険
何かに夢中になっている自分自身を客観視できているかどうか
「夢中」になることと「依存」は違う

勉強とは、自分の頭を整理するために行うこと

子どものころに周りの自然に触れて、入り込んで、
脳の神経系と身体系の土台をしっかりつくれば、
年を取ってから体も頭も動かなくなる、なんてことはない。

自由に体を動かし、好きなことをして「自足」という幸せを心から感じられる、
そんな“将来の幸せな大人”をつくることが教育の理想


⚪︎高橋和也(自由学園学園長)
自由学園の教育
自分(たち)のことは全部自分(たち)でする
毎日のご飯も、その食材も、机も自分たちで木からつくる

子どもは「人材」ではない
自分の頭で考える人を育てる

結果が自分に返ってくることばかり求めていると、自分の利益になることだけをしようという発想になる
自分を超える価値や理想に触れていくことが、未来の社会をつくる生徒たちが育つ上で大切
学校そのものが理想を求め続けていくことを大切にしたい

国とか政治は、「いつ、誰の役に立つかわからないこと」を
長い目で見守り、応援していかなくてはいけない
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「子どもが心配 人として大事な三つの力」養老孟司

2023年09月05日 | 読書
火曜日は母のデイサービスの日。
お昼ご飯はテキトーにすませ、時間を有効に使います。
菜園以外にも色々とやる事やりたい事があるんでね。

とりあえず、読書記録


はい、子どもが心配です。🥹
大人社会の犠牲になってる子どもが多いし、影響されて大人になっていくからね。
だから、心配です。大人はしっかりしなくちゃ、大人なんだから。

養老孟司さんと四人の識者との対談

養老さん「脳化社会 意識中心の社会を作ると、そこから自然は排除される
子どもは本来「自然」に近い存在である (子どもを排除するな)

三つの力とは
「共感する力」「認知機能」「自分の頭で考える力」

大人にできることは、環境を用意すること。

⚪︎宮口幸治 児童精神科医
「ケーキが切れない子ども」を変える教育とは

犯罪を犯してしまった子の大きな原因の一つが「学校の勉強についていけなかった」
根っこに「学業で挫折した」ことがある 
システム化していく社会で置いてけぼりにされる

大人は子どもの話をちゃんと聞く、子どもに好かれる人になること
「教える」のではなく「とにかくさせてみる」 
口出ししない(見守る、困ったときにアドバイスしてあげる)
親は充電器

実は、子どもの多くは「みんなと同じがいい」と思っている 
基礎があってその上に多様性が乗っかっている

子どもは自分に向き合い(鏡に映る自分の姿を見て)、適切に(客観的に)自己評価できると
行動が変わる


⚪︎高橋孝雄(小児科医)
日常の幸せを子どもに与えよ

自分の五感からから入ってきたものを「情報化」せずに、誰かがすでに収集した情報を重宝する。
農業や漁業といった一次産業が蔑ろにされ、ますます情報「処理」に偏っている、ゆゆしき事態。

デジタル化以前に「情報とは何か」を考えるべき
育児において「ああすればこうなる」ということはない

子どもの声を傾聴して「違和感」にいち早くきづくこと「本音」を引き出すこと

少子化で問題なのは人口が減ることではなく、
子どもが可愛いという感覚が失われつつある、ということ。
社会全体が若い世代に「少子化のいま、子どもをつくって立派な大人に育てなさい」という
プレッシャーを、暗黙裏にかけている

「成熟した大人とは、共感する力のある人」
子どもたちの日常の幸せをまず考えてやらなければならない
親(大人)は自分の願望を子に託すな

早期教育(何かを早くできるようになること)と、
そうして習得したことが将来もっとできるようになること、は無関係
早い時期に肥料をたくさんやっても、米がたくさん穫れるというというものではない
一次産業や自然に接することが重要

相手(子ども)は自分とは違うルールで動いていると認めること


長くなったので今日はここまで、、、
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『「居場所がない」人たち 超ソロ社会における幸福のコミュニティ論』荒川和久 「所属」しなくてもいい

2023年09月04日 | 読書
暑さが落ち着いてきて、やっと微かに秋の気配を感じるようになってきた
さあ、秋冬野菜の農作業が始まるぞ

と言っても、畝や支柱のお直しと残渣処理くらい
耕さないし、新たに畝立てもしない
肥料を使わないので、耕すと土が壊れて痩せるのです

種まきや苗の定植計画を立てて準備をしていきます
(いつもスタートが遅くなるのよね)

これからちょっと忙しくなりそうなので、読書記録をしておく



未婚化、少母化、高齢者の多死化
という3つの要素によって「ソロ社会」は不可避な現実となる。

少子化ではなく少母化である
一人の母親が産む子どもの比率は変わっていない
第二次ベビーブームが来なかったので「母親になれる年齢の女性」の数が減っている
少子化を解消するには一人が5人も6人も産む必要がある(経済的にも現実的ではない)
出生数は今後増えることはない

晩婚化したのではなく、若者が若者のうちに結婚できなくなってる
未婚化や少子化の要因というものは決して「個人の価値観の問題」などではない
経済環境や職場環境含めた社会構造上の環境問題である
価値観はその環境に適応したにすぎない
(未婚のおじさんを叩くな、それは「魔女狩り」だ)

独身は不幸なのか?結婚すればしあわせなのか?
結婚すれば幸せになれると思っている人は、結婚もできないし、しあわせにもなれない
ただ「幸福な人が結婚している」のだ
(私は独身だが全然不幸じゃないっすよ)

「孤独は悪」と言いたがる人たちがいるが、、
孤独とは主観的な感情
(孤立は物理的な状態)

友達(知り合いではない)がいないことは絶対悪ではない
一人の人間の中にも多様性があり、孤独がいい時もある
孤独を感じることと、孤独を“苦しい”と感じることは別である

孤独とは生きていれば誰にでもある空気みたいなもの
孤独を楽しむこともできるし、孤独がなければ何も創造できない

コロナ騒ぎで大学に入学しても学校に行けず、孤独を感じて苦しむ人が多くいた。
これは「若者が孤独を抱えている」という問題ではなく
「若者の交流の機会をことごとく剥奪した政府及び大学の処置のまずさ」であり
「若者の置かれた環境」の問題
お金の問題でもある 貧しいから孤独を感じてしまう

所属ではなく「接続」へ 居場所から「出場所」へ

人の行動のほとんどは無意識化によって制御されてて、意志より先に行動している
遺伝子情報そのものは親から受け継がれ、変わらないが、
オン、オフのスイッチはその後の様々な環境によって変わる
どんな時代に、どんな場所で、誰と何を行動したのかによって劇的に変わる

「所属するコミュニティ」だけに依存することなく、もうひとつのコミュニティの視点として
「接続するコミュニティ」を用意すること

必要に応じて、場面に応じてつながり、自分のできる範囲で助け合える
時と場に応じて柔軟に接続するニューロンネットワークにおけるシナプスのようなコミュニティ
単発の関わりでもいい、たくさんの接点を持つ

受け身の居場所ではなく、行動すること、行動そのものが「出場所」
やる気がないから行動しないのではない、行動しないからやる気が出ない
散歩する、本を読む、映画を観る、コンサートやライブ、寄席などに行くなどなんでもいい
そしてその事を書いたり誰かに話したりする(ブログもいいよね)

本人が理解している自分なんて所詮
「あなたという個人が主観で、見たいものしか見ないようにして作り上げた虚像」にすぎない
一人一色ではない、一人の中に多くの色を内包しているのである

何かに所属することで安心できる面はあるだろうが、
私は所属することで自由や多様性が制約されることの息苦しさの方を感じることが多い
必要なのは誰か(互いを尊重し合える仲間のような人)と、個人的に柔軟にゆるくつながっていること
だと思っている。
命のネットワークの中にいること(縁)
それは所属ではない はっきり言って所属はしたくない
けれど、つながりはもっていたい

子育て支援は当然だけど、
結婚できない若者に経済的支援をすることや、
自由で多様な出場所を用意する政策が必要だと思う
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「ザイム真理教 それは信者8000万人の巨大カルト」 森永卓郎

2023年08月20日 | 読書
テレビばっかり見てると馬が鹿になります。
(大手メディアは信者だからね)

なので、他の多様な情報源にあたるのがいい。
物事は、視点を下げて近づいて詳しく観たり、引いて高い所から広く観たりしないとね。



テレビ見るより、こういう本を読んで楽しむ?方がいい。
読む価値あり‼️
少なくとも、カルト宗教に洗脳されずにすむ。
洗脳されてる人は目が覚めるかも。
(消費税て名前の高い壺など買っちゃダメ)

削除されないうちに(言論の自由が残ってるうちに)YouTubeなど見るのもいい。



ザイム真理教を解体して、
全ての国民(議員も)が洗脳から目覚める(悟る)必要があるのはもちろんだけど、
大事なのは目覚めたあとどうするか、だね。

国民や政府を操る人たちに重要なインフラなど完全に管理され、サイバー攻撃などで脅されても、
政府は屈しないで私たちの暮らしを守る覚悟があるか。
利他の心があるか。智慧があるか。慈悲の心があるか。

私たちは暮らしを守って、悔いなく生きているか。

こういう事を色々深く考えるのも、瞑想なんじゃないかな。
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「人生を救う最強の食卓 もうレシピ本はいらない」 稲垣えみ子

2023年07月26日 | 読書
毎日 暑い、暑過ぎる、疲れる、、🥵
庭とか菜園作業とかやりたいけど日中は自殺行為なので自粛
午前中は家事であっという間に過ぎていく

気がつくともう昼食の時間
ちょっと休んでたらもう夕食の時間?

菜園庭仕事は夕食後の短い時間にやるのだけど、
気がつくと1時間以上経ってて日が暮れて、、
蚊から身を守るために長袖長ズボン長靴に編み付き帽子で、
汗ダラダラびしゃびしゃだし(汗は健康にはいいね)、、

後、母の入浴の手伝いやら後片付けやら、、
ああ、時間が少ない、、

自由な時間をもっと作りたい

やりたいことだけやって生きていきたい
個人的に料理はやりたい事ではない
できれば超短時間で必要最小限で済ませたい

お釈迦さまだって、
「雑事少なく静かに暮らし、、」とおっしゃってる
私には調理も雑事なのだよ😅

しかし、何も食べない訳にはいかないし(母もいるし)
健康でいるための栄養はしっかり摂りたい

「まるちゃんの めざせ!快適シンプルLife」のタイトルの通り、
シンプルに暮らしたい!やりたい事だけやって!
シンプルis Best なのだ!

ああご飯作るのめんどくさいし、時間とるし、やりたくないなあ
と、思ってたとき、NHK朝イチで稲垣えみ子さんを知った。
おお、そうそう、いいね、、、と本も買った。



【アフロえみ子が、冷蔵庫なし、カセットコンロ1台で作るのは、
「一汁一菜」のワンパターンご飯。調理時間は10分、一食200円。
旬の野菜さえあればアレンジは無限で、全く飽きない。それより何より最高にうまい!】

これが、なかなか哲学的と言うか共鳴しまくり。
「自分が本当に食べたいものを食べる自由」

そう、自由、、、
私は自由だ‼️
調理に縛られないぞ❗️

ぬか漬けを復活して、野菜を干して、
超シンプル調理で自由に暮らします❣️❣️

一汁一菜の土井先生の本もよかったけど、稲垣さんの本もよかった。
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