疲れたら休む
当たり前ですが、どれくらい休めばいいのかというと、疲れが取れるくらいに、ほどほどに、、、でしょうね。
休みすぎる(寝すぎる)とかえって疲れたり、機能低下したり(最悪寝たきり)しますからね。
歳をとって身体が弱く疲れやすくなると、つい休みすぎてしまう。
父は歩けなくなるのが嫌で、体調がいいとつい無理をして歩きすぎてしまって、そのあとヨロヨロになり、寝込んでしまう。
で、一日中寝るはめ(傾眠状態?起きれない!)になり、起きても夢の世界と現実の世界の区別がつかなくなり(ボケ)、「家を壊される!」とか「お金(家)をとられてしまった!」とか「島から男がやってきてどうのこうの」とか、次々と夢の話を訴えてきます。
頭(脳)もですが、栄養がしっかり摂れてない状態で、無理して歩く(動きすぎる)とふくらはぎとか筋肉が硬くなって痛い。しんどくなって同じ形でじっと寝てれば体(首肩背中)も凝る。週2でリハビリの先生にほぐしてもらってますが、自業自得。
自分にとっての「ほどほど」「適量」を見極めるのはけっこう難しいですね。
父の場合、動くのはほぐれる程度でいいんじゃないかな。
必要な睡眠時間は人によって違うでしょうが、しっかり心と体の疲れがとれ、傷んだところの修復ができればいい。
(まーてる先生の本によれば、寝ている間に脳の汚れがきれいになる、汚れた脳脊髄液がきれいに循環されるらしいです。なので首が凝らない寝方と口閉じて寝るのが大事だとか。父は口パッカーンで寝てます
)
いい眠りに必要なのは、
お日様と適度な運動とリラックス
日中(特に朝日)太陽の光を浴びて、適度に身体を動かして適度に疲れてれば寝られます。いや寝られないという人も、体(脳)が睡眠を欲してれば必ず寝られる。
寝られないと気にすれば気にするほど、それがストレスになって寝られなくなるので、いずれ”死ぬ”ほど寝られるんだからって、気にしないことですね。
眠ければ寝ればいいし、眠くなければ起きてていい。
寝られないと言って薬は危険、恐ろしいので極力頼らない方がいいと思います。特に、ベンゾジアゼピン系睡眠薬は抜け出せなくなったり、離脱症状でおかしくなってしまう人が多いので、安易に手を出さない方が身のためと、私は思います。
まずは、脳のストレスを減らすことですね。適度に休みましょう。
脳も体なので、脳の機能が低下すると体調も悪くなります。
逆に、体を動かさないと脳の機能は低下します。
20年以上一緒に住んでなかったので、詳しくは分かりませんが、
父は多分50代の頃から、一日も欠かさず(”ねばならない”)日の出前の決まった時刻にウォーキングをしていました。
「おい、行くぞ!」と付き合わされる体の小さな母は、父のペースに合わせるのも大変で、結果膝を傷めてしまってやめました。母はともかく(痛みはよくなったけど必要以上に庇ってしまって、体のバランスが悪くなって、、、母も色々と)
歩くこと自体はいいことです。日の出前より夕暮れ時の方がいいとは思いますが、父は起きるのが超~早いので大丈夫だったのかな。
父の体調が悪くなっていったのは、仕事(牛乳配達)を75歳でやめ、83歳で車の免許を返してからだったと思います。
それでも、朝3時半には起きて(夕方6時過ぎには寝てる)新聞を読み、朝のウォーキングを20~30分(一人で)、ラジオ体操がいいよと視聴予約してあげると毎朝やってました。午後からは競艇の舟券売り場に行って2時間ほど遊んで帰って(車を手放してからは自転車で。で、こけてだんだん行かなくなった)、あとは寝転んでテレビで時代劇を観るというルーティン。
体調を壊した原因は、、、?
頑固で難しい性格(ストレス)とアルコールと、、、
老化で体を動かすことが減ったことでしょうか。
もともと字を書くのが苦手で、母に任せてたのでもう何年も字を書いていません。これも機能低下の原因になってるかな??
そういえば、いびきや歯ぎしりも(若い頃から)ありました。歳をとってからは寝言で怒鳴ることも。
無呼吸症候群。ストレス。
自律神経が乱れ、幻視や被害妄想などの症状がひどくなった(脳の暴走)のは、薬だと思います。
それと、寝る時間が長ければ長いほど幻視や妄想が起こりやすいです。そりゃ夢の世界に入り浸ってしまえば、そうなりますよね。
目を覚ましてるだけでもいい。夢と現実の区別をつけること。
今は要らない薬をやめたので暴走はなくなり、介護保険で訪問リハビリを週2回受け、食べ物にも気をつけて(なかなか十分食べられませんが)いるからかどうか、だいぶ落ち着きました。
脳も体ですから、体を動かすことは大事なことだと思います。
体を動かすことで、血液や脳脊髄液、リンパ液などの循環をよくする。
循環をよくすることで、それらの体液がきれいになる。
汚れた体液が溜まれば、その中の臓器(脳)も汚れて、機能が落ちたり病気になったりしますよね。
「きれいな材料を入れて、必要な場所にしっかり届けて、使用済みの汚れたものを出す」という
「循環」のサイクルを促すのが
「動く」ということだと考えてます。
循環をよくすること!
動かすためには筋肉が必要。でも歳を取ると筋肉を増やそうと思ってもなかなか。きつい筋トレは難しいので、
元気なうちにしっかり筋肉はつけておくのがいいと思います。
ついだらだらしてしまいがちな私ですが、父を見て
起きて体を動かさないとボケる・・・
と、自分を励ましてます。
父は若い頃は何でも食べ、食に対しては結構気をつけていたと思いますが、アルコール(ビールと日本酒)は一日も欠かしたことがありませんでした。しかも、必ず酔うまで飲む。酔って寝る。若い頃は元気で体をある程度動かしてたし、それでも平気だったかもしれないけど、歳をとって仕事を辞め体を動かすことが減っても、量や回数を減らすことなく酔うまで飲む。
これは、脳にダメージあったんじゃないかなあ。体は老化も酸性化もするし。
いつの頃からか、毎食りんごを欠かさず食べるようになりました。365日。ないと怒るので準備する側は大変ですが、リンゴはとてもよいです。(毎食じゃなくていいだろとは思う)
、、、が、「ねばならない」が強いので、食事もあんまり楽しくなかったんじゃないかなあ。楽しい話題でおしゃべり(団欒)しながらの食事にあまりならない。人をけなすことが多く、気に入らないとすぐ怒るので(?意味不明?だったりする)、こちらも自然と黙る、、。(私も未熟者だったのです。ずっと父の事は裏で”お殿様”と呼んで敬遠してました。今は前より大人になったので、全く自然にやってます)
まあ、食の内容については、
気楽に、タンパク質中心にビタミンミネラルバランスよく(大雑把でいい)、楽しく、よく噛みよく味わって(←薄味で十分美味しい)食べてればいいと思います。
なるべく自然に、自然の物を。
人工添加物、加工品は酸化してるものが多いから控える。
体をなるべく錆びさせないように、なるべく汚さないように。
海の幸山の幸、地産地消の野菜果物。
「まめごまはわかめ海藻やさいさかなしいたけいも」
…など気をつけてはいます。
しかし、歳をとってから習慣を変えるのはなかなか難しいようです。
嫌いなもの(いっぱいある増えた)は頑として食べず(グルメと言うか、、、昔のような高級なモノばかり買えましぇん
)、量も食べられないので随分痩せました。
体調を崩して懲りたのか、アルコールはノンアルコールビールをたまに飲みます。
暴走されても困りますしね。
今は、良くもないけどそれ程悪くもない、小康状態て感じかな。
性格はそれぞれの「個性」なので、自分の性格の傾向を知った上でなるべくストレスなく生活できればいいかなと思います。
が、生活習慣は直に健康に関わってくるので気をつけるに越したことはないと思います。
生活習慣と言っても、「食べる」「動く」「休む」とありますが、とりあえず「食べる」から。
なぜ脳機能が低下するか。
原因の1つは
脳が元気じゃなくなるから。なんで?
脳を作っている材料が足りてないから。
健康な脳をつくる材料は
タンパク質と質の良い油 (+ ビタミン、ミネラル)
老化して代謝が落ちてる高齢者は、とくに意識してタンパク質を摂った方がいいと思います。うちの両親も、「歳だからそんなに食べれん」「味(味覚)が変わった」と「欲しくない、(何食べても)美味しくない」というのが口癖。
でも実は、欲しくない、食欲がないのは、タンパク質不足が原因だったりするんですよねえ。
(タンパク質不足が鬱の原因にも)
、、、悪循環。
胃が丈夫でタンパク質が足りてる人は元気です。
(胃酸を抑える薬の作用などもあると思います)
現代人のほとんど全員”質的栄養失調”状態だそうです。(とくに貧乏な人)
量(カロリー)は充分でも、必要な栄養は十分摂れていないのです。
(安かろう悪かろう、、、)
体重50kgの人は、一日50gのタンパク質が必要(体重g)ですが、豆乳200㏄で8g、卵1個で約6g・・・と計算してみると全然足りてない。
私はゆで卵2つと豆乳、肉魚、納豆などの他にプロテイン(1食15g)飲んで補ってます。
味にこだわりがあったり、好き嫌いがあるとどうしても栄養不足になりがちですね。
油も、酸化劣化した油(惣菜の揚げ物とか)やサラダ油やマーガリンやショートニングなどはなるべく避けて、質のいいオリーブ油や亜麻仁油、たら肝油、青魚の油などを摂った方がいい。
脳にはよい油が必要です。ついでにコレステロールも必要。
完全食の卵をしっかり食べましょう。(プロテインが苦手な人は卵を一日3~5つ食べてもいいそうです)
健康な人間の身体は中性から弱アルカリ性。
なるべく身体を酸化させないように、ジュースやスナック菓子、菓子パンなどは極力控えた方がいい。清涼飲料水のジュースや炭酸飲料は砂糖やブドウ糖果糖液糖などの強烈な糖分で甘みを出しているので、飲みすぎには注意です。
糖尿病の原因にもなります。あと、疲れやすくなります。
タンパク質が足りてくると、甘いもの(おやつ)が欲しくなくなります。それは、脳がタンパク質不足を、間違って甘いもので補おうとしてしまっているからだそうです。甘い物には中毒性があります。
タンパク質ではないので、いくら食べても(甘いものの)食欲は止まりません。
認知症予防には、水がいいです。
体の酸化を予防するのと、水分不足(血液、脳髄液など)を補うために、一日1リットルは飲むように。少しずつこまめに。
アルコールは肝臓を悪くして、脳のダメージにつながります。
酔っ払って寝るのは睡眠の質を悪くするし、脱水しやすいし、特にビールは体を酸化させる。
酒好きな人もたまに、ほどほど飲む程度にしておかないと。60歳超えたら量を半分にしましょう。飲まないのが一番だと思いますが、ストレスが大きい人はそうもいかないのかな?ストレスを減らすのは他の方法で、、、。
(父は365日毎日酔った勢いで寝てました。ダメージ大きかっただろうなあ、、、)
(理性のない酔っ払いって、すでに認知症ですよね)
塩は天然のミネラル、にがりたっぷりの海の塩。
食べ物飲み物は、やはり自然の物を摂るのが一番だと思います。
よく噛んで食べることも大事。
消化がよくなり胃の負担が軽くなり、唾液も胃液もしっかり出て、栄養が吸収されやすくなり、しかも脳の血流もよくなります。
認知予防には、よ~く噛むこと。
そして、食べたらしっかり出しましょう。便秘は認知症の大敵です。
腸と脳は繋がってる。便秘すると認知機能がガクッと落ちます。
なので、食物繊維(水溶性、不溶性両方。野菜をしっかり。ご飯にもあるけどおススメはオートミール)をしっかり摂りましょう。
とりあえず、ここまで。
昨日の記事は、性格と生活習慣があいまいになってましたね。
どちらも”傾向”であり、”習慣”なので、あいまいっちゃあ、あいまいなものだと思いますが。
すべてが当てはまる人はそうそういないだろうし、人の性格は、厳密には場面場面で違ってたりするので、あくまでそういう”傾向が強い”人は”習慣”になって、なかなか変えられなくなるので気をつけた方がいいかな、と思ってます。自分も含めて。
ボケ症状も、物忘れとか判断力の低下などは別に大きな問題ではないと思います。そこから派生して、妄想と思い込みから抜けられなくなって、腹を立て、しかも周囲の人のせいにして責めたり危険な行動をとったり、自分に向かうと鬱になったりする周辺症状が困るです。
そうなりにくい健康な性格をめざしたいと思うのです。
脳の血流が悪くなったり(血栓が増えて脳梗塞とか)、ケガ、脳の萎縮などで脳機能が低下するのですが、もう一つ、
多くの薬(多剤服用)、とくに向精神薬の作用も認知症を進めてしまう原因になっていると思います。とくに高齢者は気をつけないと作用が強く出てしまいます。
薬をもらったらネットで副作用を調べてみてください。
そもそも飲まなければ副作用はなかったはずなのです。
副作用は大きなダメージだと思います。
よくよく、よ~く調べて覚悟して薬は飲まなければいけないと思います。
私はもうこりごりです。
性格や生活習慣が原因なら、まあ仕方ないなあって思えるかもしれません。
まあ、何でもすぐ薬に頼るというのも、(薬)依存的な性格といえるかも知れないですね。(自己治癒力が落ちてしまうリスクがあります)
これも、付け加えておきましょう。
「ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につき従う。ーー車を引く(牛)の足跡に車輪がついて行くように。
ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも清らかな心で話したり行ったりするならば、福楽はその人につき従う。ーー影がそのからだから離れないように。(ダンマパダ)」
と、お釈迦様が言われるように、認知症含めあらゆる病気(苦しみ)は心がつくり出すと思います。
まあ、いくら清らかな心でいても、脳梗塞や事故などで脳を損傷すれば、認知機能が低下することはある。損傷の場所によっては感情をコントロールできにくくなることも。
人間は全てを見たり知ったり予知したりすることはできないので、思いがけない事故などは仕方がない。
けれど多くの場合、認知症はその人の性格や生活習慣が影響していることは間違いないと思います。性格や生活習慣が脳のストレスのもとになっているのです。
そして、自分の性格や生活習慣(生活の仕方)を見直し、改善すればそうひどい認知症(ボケ)にはならないのではないかと思います。
私が思う「認知症になりやすい人の”性格”」は、、、
自分の身に起こったことを他人のせいにする
そして人を責める
自分の失敗をいつまでも嘆き、自分を責める
自分に対しても、人に対しても、腹を立てやすい
自分にも、他人にも、厳しい
過去の嫌な出来事をいつまでも引きずっている
自分のありのままを見つめて、改めようという気持ちがない
好きな仕事をやめて(定年退職とか)、趣味もなく毎日特にすることがない
(嫌な仕事はやめれば元気になる)
家事もしない
楽しみがない
目標がない
肩書が大事(肩書がなくなると、、、)
「~ねばならない」思考が強く、柔軟性がない
思い込みが強い
それを人に押し付ける
異常な潔癖症(普通の清潔整理整頓上手はいい性格)
くそまじめでユーモアが通じない
コミュニケーションが苦手で 内にこもりやすい
視野が狭く、勉強したり努力したりするのが嫌い
なので、わからないことが多くて不安や恐怖心が大きい
しかし聴く耳がなく 頑固 自己(自我)中心的
思いつくままに上げたけど、脳はストレスでしょうねえ、、、。
こういう性格だと体にも悪い影響があるでしょうね。(性格だけじゃないけど)
性格が様々な生活習慣のもとになります。
物忘れは別にいいんです。工夫して本人が困らなけりゃ。でも、周辺症状と言われるのはこういう性格がひどくなったもので、そこから妄想が起こり行動異常になる。すると介護者は大変です。
脳は体の一部ですが体のすべてを司ってます。
体と脳は連動してるのです。
脳のストレスはなるべく減らしたいと思います。
生活習慣については次回。
「2000万円取られる」「お前の婿(いないけど)が博打(競艇?)で儲けた」「家を出んといけなくなる」「警察が調べに来るから連絡しろ」「どこかの女の人が来たけど誰だ?客間に案内したのにいつまでも来ない」「島から男が6人来てわしのベッドに勝手に入って寝ている」、、、etc、、、etc、、、etc
これらは全て夢、白日夢、夢と現実がごっちゃになっているのです。
(夢には本人の経験や記憶、深層心理、無意識などが現れる)
現実を認知する機能が低下しているわけです。
これが所謂ボケだと思います。
(ま、自称健康な人も見えてない現実はいっぱいあるけどね。みんなボケてるのよね)
健康な人なら夢はしばらくすれば忘れるし、そもそも起きた時点で「夢かあ」で終わる話。それを現実と思い込んでしまう、、、認知機能が低下している。
(寝るばっかりしてたら、夢の世界から出られなくなってしまいます)
歩いてなければそのうち歩けなくなるし、字は書かなくなったら書けなくなるし、何でもやらなければできなくなる。
あらゆる機能は使わなければ機能しなくなる。
使わなければ錆びる。脳も体も(脳も体の一部)
掃除洗濯調理菜園などの家事や趣味など日常生活で様々なことをしている人、体を動かしている人はボケにくいと思います。
ボケやすいのは「生活」してない人。
生活=生き生きと活動すること です。
「生き生きと」はとても大事。
認知症の大きな原因は「ストレス」だと思います。
心と体のストレスをなるべくためない事。
ストレスは人それぞれ、色々なので認知症の薬は効かないのです。
心や体のストレスのもとを減らすしかないと思います。
具体的には次回。
認知症というのはボケの症状のこと。認知機能が低下した状態。
なぜ認知機能が低下するのか、、、
というか、そもそも人間は誰でも認知機能低いよねえ。でしょ?
まあ、その低いところからさらに低下するので、生活が不便になるわけですが。
父を見ていて(自分の事より客観的に観察できるからね)感じるのは、ボケにはボケに至る原因があるなあということ。
父はレビー小体型認知症でしょう、とお医者さんに言われましたが、先に大学病院のお医者さんにパーキンソン病だろうとも言われました。
そうなのか、、、とその時は思いましたが、今は、「病名」についてはあまり信用していません。名前にはあまり意味を感じない(どうでもいい)。
幻視や幻聴、妄想(夢や昔の記憶などと、今現在の”現実”との境が曖昧になる)などの症状、身体のしんどさがあるだけです。(父は高齢で体力が落ち、脳の状態が悪いと体調も悪くなります)
薬も信用していません。たくさん(9種類だったかな)出されるままに服用して、一時は薬の作用(副作用という言葉もどうなの?)で、幻視やせん妄が現れ、脳が興奮し暴走して止まらなくなった。今は漢方と2種類に減らし、暴走は止まり、血圧も脈も安定してきている。ボケや性格は仕方がない、、、。
市民病院も大学病院も、患者本人の状態や普段の生活の様子を詳しく知ろうとせずパソコン画面ばかり見て簡単に薬を出すお医者も、そのお医者が出す薬も(特に向精神薬は危険)、信用できない。
薬は対症療法でしかないし、薬は危険。薬ではボケは治らない。
私はボケに効く薬はないと思います。
ひどくボケないように、ボケが進まないような生活をするしかないと思う。
老化による少々のボケはご愛敬だし、ボケてたってお互い様だと思います。
では、ボケの原因は何か。
長くなるので次回に。
自己判断でアリセプトを中止し、父の精神状態がとてもよくなりました。
暖かくなって気候の良さも手伝ってか、なんと毎朝の散歩も再開し、疲れたり体調の波はあるものの、穏やかに落ち着いて過ごせるようになりました。
朝日を浴びることと、歩くことはと~~~っても大切です。いい感じ
先日の往診で、アリセプトを止めたことを話したら、お医者さんも止めようと思ってた所だったそうで「素晴らしい」ってほめられちゃいました。
他にもビタミン剤を止め、リーゼ(抗不安薬)も止める方向で減らしてくれました。胃酸を抑える薬も自己判断でやめてたんですが、そのまま中止になりました。(注:急に中止すると悪くなるなるものがあるので、皆さんは一応お医者さんに尋ねてからにしてくださいね)
といっても、接し方、対応の仕方によっては嫌な気分になったりすることもあるでしょう。誰だってそうですよね。だって人間だもの、、、。
特に認知症の症状で困っている人には、気をつけてあげないと。
てことで、どうしたらいいか困ったときに役立つ本を紹介します。
【過食や暴言など、不思議に感じられる認知症の症状は、実はある程度、類型化できます。その特性をまとめたものが、「認知症をよく理解するための9大法則」で、さまざまな症状はこの法則にそって説明することができます。
本書では、認知症の代表的な症状50に対する対応策を解説しています。】
マンガでわかる版も簡単でわかりやすかったですが、後から症状別に何度も見直したいので、私はこちら(読み物版)がよかったです。
認知症といっても一人の人間の個性だと思えば、優しく接することができると思います。
第1法則 ごく最近の記憶から失われていきます
(何食べたとか)内容を忘れるのはただの老化、(食べた事)行為そのものを忘れるのが認知症と言われますが、誰だって忘れます。忘れて困ることはメモしとくとか、何回でもそのたびに教えてあげるとかすればいいだけ。
(レビーは記憶障害が少ないようです)
第2法則 症状は、身近な人に対してより強く出ます
内弁慶な人って多いですよね。家族や身近な人には甘え(わがまま)が出てストレートに感情をぶつけたりする。誰でも(特に子どもとか未熟な人とか)そういう面はもってますよね。それが暴言になったり、、、。
介護者は辛いですが、身近だから、信頼されてるからこそと割り切るしかないかな。
本人を不快や興奮させないように、普段からよく観察しておくことで予防できることも。
第3法則 自分にとって不利なことは認めない傾向にあります
みんなそうです。自分の失敗は認めたくない。(周りの人は)失敗に目を向けるんじゃなくて、さっさと片づけて、気持ちよく次へ前へ進むことだと思います。
第4法則 進行しても、しっかりした部分は残っています
父も最近は穏やかになったので「ほんとに認知症?」って思います。話もしっかりできるし、普通じゃんって。でも、「幻視や思い込み」はあるようなので、そうなのかなあとも思います。自分が正しいのだと相手の言うことを否定しない事です。
第5法則 出来事は忘れても、感情は残ります
特に負の感情(怒り、悲しみ)は厄介です。しつこい。なるべくそういう感情にならないように、重々気をつけるしかないし、残ってしまったものは仕方がないので、プラスの感情(楽しさ、喜び)でなるべく流してもらう努力をする、そのためには優しく、親切に、共感(理解)して認めてあげること。
第6法則 一つの事にこだわりが強くなります
こだわりが強い人は認知症になりやすいかもしれないです。それがさらに強くなる。こだわることで、「自分」を守ろうとしているのかも知れません。変わらない「自分」なんてないのにね。まあ、個性として尊重してあげることかな。
どうにも困る場合は、さっと話題を変えてみるとか、第3者に登場してもらうとかするとおさまりやすいと思います。
第7法則 強い対応をすると、相手(本人)からも強い反応が返ってきます
穏やかに穏やかに、親切に親切に、優しく優しく、、、
第8法則 相手の立場に立てば、たいていのことは理解できます
みんな頭の中の世界は違うわけで、誰だって一人一人違う世界(人生)を生きているわけで、どんな世界を生きているのかを理解する努力をしてあげることはよい人間関係を築く役に立つと思います。話してる言葉から想像できることもあるし、生い立ちや本人の人生からわかることもあります。
第9法則 認知症の人の老化のスピードについて
老化が早くなると言われますが、私はあまり気にしなくていいと思います。
しっかり栄養とって、なるべく身体を動かして、ゆっくり休んで、楽しく暮らせばいい。
介護に関する1原則
認知症の人が築いている世界を理解しましょう
本人には自分の望む反応を期待しない事です。
本人の思いを尊重し認める、否定しない。
具体的な50の症状と対応策も役に立ちました。9大法則を思い出して対応すればいいです。
27 夜眠れず、一晩中家族に話しかけます
これ、うちは話ではなく責めまくるでした。辛かった。でも、多分薬のせいで脳が興奮してしまってたから。あまりに興奮してるようだったら、薬を疑ってみてください。私は、夜眠れなくても、昼寝したり、一人で穏やかに起きてていられるならあまり気にしなくていいと思ってます。とにかく夜興奮させないことです。
朝日を浴びることと日中の活動で改善していくと思います。
34 興奮しやすく、よく物を投げて壊します
物は壊さなかったけど、興奮して異常な言動はありました。近くに住む兄や親しいご近所さん(いい人なんです)に来てもらって何とかおさまったということも度々。でも、これも多分薬のせい。やめてからはありません。
よく怒る人には抑肝散(漢方薬)もいいと思います。
まあ、人間だからそうそう理想通りにはいきませんが、知ってるだけでも落ち着けます。
【介護ブログで、のべ80万回以上読まれた「認知症の介護術」を公開
著者は、母親と祖母という、違うタイプの認知症を同時に体験。さらに、認知症に関するたくさんの本を読み、セミナーやイベントなどからも得た情報が盛りだくさん。医者や介護職のプロ目線ではなく、介護者の独自目線でわかりやすく解説している。】
この本もよかったです。
この方は遠距離介護をしている人ですが、月に続けて1週間以上介護をされています。たまにちょっと(数日、数時間)介護の手伝いをするだけじゃ、絶対に!わからない介護当事者の大変さをわかっておられると思います。
第1章 病院・ケアマネージャー選び編
心得3「大学名や病院の規模や肩書」でお医者さんを選ばない。
心得4 内科や外科に行く感覚を捨てなければいけない。
「医師と薬を信頼してはならない」「認知症は受け身ではいけない」
心得6 繊細な認知症のお薬は「自分が医者になったつもり」で扱う。
父の病気の始まりは(多分胸がドキドキして)「苦しい!救急車呼べ!」というパニック症状でした。そこで、ずっといつも高血圧の薬などもらってる市民病院に連れて行き、血圧も脈も高く何だろうということで、検査しまくり、、よくわからない。
大学病院に行けというので行って高いお金を払って精密検査?してもらって、パーキンソン病でしょうということになり、薬を貰いはじめ、少しずつ飲む種類も増え、、、。
循環器内科では、頻脈は心房細動だろうということでその薬も飲みはじめ、、、。
そうこうしてるうちに幻視が見え、低血圧になり、うつ状態になり、、、。
父は後期高齢者で痩せてきてる上に、レビーだとしたら「薬に過敏」なので薬を安易に増やしてはいけない。匙加減が大事!!ごくごく少量から、、副作用が出たら減らす、、、と言うこと当時は知らず、お医者さんに言われるままに飲み続け、、。一度に8~9錠とかになることもありました。
・・・悪くなってないか?(そもそも本当にパーキンソン病なのか?)
で、この本で紹介されている「コウノメソッド」の本や、認知症薬や薬の副作用の問題を提起している本、などを読んだり、河野先生や減薬医のお医者さんの講義?などをYouTube動画で見て勉強しました。
今考えるに、希死念慮やせん妄?などが出てしまって、パーキンソン病薬を減らしている時期にあまりに妄想興奮暴走が多くて、介護が疲弊してしまう状態になって認知症の病院に行き、抑肝散(落ち着かせる漢方薬)とアリセプト3mg(認知症薬)を飲み始めた。それでも興奮は度々あり、、、。通院が大変なので往診に来てくれたお医者さんがアリセプトを5mgに増量してさらに興奮。減らすと翌日おさまる。。。でも、また興奮。
・・・で私、アリセプトを止めました。すると、、
やめてからここしばらく怒らなくなりました。被害妄想の異常な興奮暴走がなくなり穏やかになりました。暴走がなくなった!!(今の所 様子見です)
往診してくれてる先生は、減らしたいと言ったらアリセプト5mgを3mgに減らしてくれたり、漫然と飲んでる薬を必要ないものを減らしたいと言ったらその方向に進めてもらえることになりました。有難いです。(アリセプトは出されたので、自己判断でやめました)
介護者の話をきちんと聞いてくれる先生はよい先生だと思います。
患者の状態を一番よく知っているのは24時間見ている介護家族なのですから。
個人差はあると思いますが(個人差があるからこそ一律に厚労省?医学会?の”決まり”通りに向精神薬を出してはいけないと思う。脳に作用する薬はほんと恐ろしい。)
とにかく今、実際に父は落ち着いてます。
第2章 認知症の人との接し方・日常編
第3章 介護態勢づくり(人の輪編)
第4章 介護態勢づくり(モノ編)
第5章 介護者自身のこと(メンタル、働き方編)
第6章 介護者が毎日を”しれっと”過ごすために必要なこと
第2章
周囲の人の接し方は、すべての人間関係に通じることですが、特に認知症の繊細な人には大変重要なことだと思います。が、いかに接し方に気をつけ、寄り添っても、暴走してしまってる人には手が付けられない、介護不能になってしまいます。
第3章
お金も介護もしないくせに口だけ出すとか、金出してるからと口出しする(押しつけがましい)人より、無関心で何もしない人の方がマシとか、、、そうそうって思いました
。(自分はやってもないのにさも分かったように口出されると、勘弁してほしい
って思う、、、だって人間だもの。しかも当事者の方がわかってるし。)
黙ってお金出すとか手伝うとかしてくれ、と思います。(どこかの国の政府と同じ?)
第4章 便利なモノに先行投資、、、してます。
モノで介護が少しでも楽になるなら利用しまくろう。Amazonラブ
とにかく、主たる介護者が「私が主治医」くらいの気持ちで、よく観察し(起きてる間中観察しメモしてます)、小さな変化を見逃さないようにすること、本人の気持ちに寄り添うことが大事だと思います。
そのためにも、介護者自身の心と身体を大切にすることですね。
栄養とって休めるときは休み(睡眠は大事!)、ストレスをためないように、、、
お久しぶりでございます。
87歳の父がレビー小体型認知症で、その介護と被害妄想の対応に日々四苦八苦の毎日です。
はじめはパーキンソン病ということで、難病ではあるがまあ体の機能低下だけの病気だから、、、と気楽にお世話してたのですが、去年の初めころからかな?どうもおかしいなあと感じ始め、、。
まあ、性格的に頑固(ねばならない!~べき!)で怒りっぽく付き合いづらい(絡みにくい)人ではあったのですが、マイナス思考が酷くというか鬱っぽくなって、幻視はあっても「私には見えないけど見えるんだ」「おかしいなあ」って自覚できてたのですが、そのうちそこから被害妄想になって私や母を責めまくり(幻視から妄想へと、意味不明のことを絶対間違いないのだと思い込んでしまう、しかも悪いこと)、さらには自殺を試みるということまで、、、。
パーキンソン病の薬の副作用(量が多すぎ)で幻視や幻聴が起こったり、怒りっぽくなったり、意識レベルが低く興奮してわけわからなくなったり(せん妄)が起こったりすることがあるそうです。「コードで首を絞めたんです」と先生に言ったらすぐに薬を一つ減らし、もう一つも一か月かけて中止しました。
それでも被害妄想によるわけわからない家族への攻撃が収まらなくて、精神科を受診したら「多分レビー小体型認知症」ということになりました。本でいくらか勉強してたので「やっぱりな」という感想でした。
実際、薬の副作用なのか、レビー小体型認知症とパーキンソン病とは初めに侵される脳の場所が同じなのでよくわからないらしいです。レビーの幻視なのか、パーキンソン病の幻視なのか。レビーが進行してパーキンソン症状が出ることもあるそうで。
レビー小体型認知症の方はレビー小体という神経細胞を壊すものが脳に広がっていきます。だんだんと脳細胞が壊されていく。壊される場所によって症状も色々と出てくる。
この何か月か、母と24時間いつでも対応できるように過ごしながら、合間に認知症(+介護)関連の本を読みまくりました。
とりあえず紹介しておきたいのは、これ。
認知症の介護は一人では絶対に無理!!
家族、ご近所さん、医者、介護サービスなど、使いまくって直接介護に当たっている人の負担をできる限り軽くしなければならないと思います。なぜなら、認知症の親の介護は長期戦だからです。しかも、自立していく育児子育てと違い高齢者介護の負担はだんだんと重くなっていくばかりです。
いつでも「助けてください」と言えるようにしておかなければいけません。
「助けてください」と言えた時、人は自立している、、、という本を読んだことがあります。自立とは賢く「依存」すること。(お互い様)
私も介護サービスの申請をしました。
残念ながら政府は「自助」をすすめ「緊縮財政政策」で弱い人を切り捨て、強い自分たちの立場を守るのに一生懸命らしいですから、私たち当事者が賢くなるしかない。
介護サービスは使えるだけ使い倒そう。(介護保険料払ってるんだし)
頼れるものはなんでも頼ろう。
まずは、自分の心と身体の健康第一。
介護者が倒れたら、介護される人も生きていけないのだから。