【日本人のひらめきの原点は俳句にあり
▼俳句がひらめくときと脳
▼「五・七・五」という余韻
▼夏目漱石の俳句観
▼桑原武夫「第二芸術」への反論
▼暇になったら俳句はできない
▼言葉が訪ねてくる瞬間
俳句脳の可能性
俳句を作ることは、結局は自己の発見につながっていくと思います。 黛まどか
ある俳句を作りました。それは完了じゃない。それは、その人の人生を継続して変えていく力がある何かだということ。 茂木健一郎】
線引きまくり!あまりに多くて紹介できない。自分で読んでください。
俳句って、やっぱり深い。
俳句道なのですね。これは生きる「道」なのですね。
俳句を”生きがい”にできるといいな。
俳句の力、俳句の魅力、ああ俳句。
「俳句やります!」(←宣言)
俳句をしない人でも感動する金言がいっぱいだし、ワタシは特に、黛まどかさんの「第三部 俳句脳 ひらめきと余白」に、俳句をする上でのヒントをいっぱいもらいました。(ワタシは髪を乾かしてるときにひらめくことが多いかな)
澄んだ「詠むの目」を養いたいものです。
これは何度も読む価値あり。
俳句は”生命、他者への挨拶”
”遣らずの雨”て知ってますか?
星5つ
「プレバト」を見て、昨日の自分の俳句を反省し、これじゃあかんと思ってkindleで俳句入門の本を買って読んでます。
【俳句界の重鎮藤田湘子が、長年の俳句指導から得た4つの基本形式を活用した早期上達法をあなたに伝授。俳句のイロハである「切字」「取り合わせ」等を“分かりやすく”説明し、“狙いはかなり高度”なところを目指し、初心者でもこれを“しっかり読み”“忠実に実践”すれば、20週でひとかどの俳句が作れる実践書。】
ワタシは独学でたまに気が向いたときだけ詠んでいるので、ちっとも上達しないし、そもそもどこをどう推敲すればいいのかもよく分かってない。「プレバト」を見ては、「はあ~夏井先生はさすがプロだねえ」と感心し、「NHK俳句」も、「なるほどねえ~」で終わっている。
>『歳時記』を始終もち歩いて、暇を見ては頁をひらいて読むことが大切。・・・
「最初に買った歳時記は、早くボロボロにしてしまえ」・・・
きょうから、どこへ行くにも『歳時記』を離さぬことを心がけよう。
季語の力を信じ、大いに利用すること・・・(季語の大きな力)
>「自分のために」「自分の俳句を作る」
>自選をしっかりするには、自分の作品をクールな眼で見なければならない・・・
>俳句は自分が作りながら分かっていく
今、7週のところまで読んだけど(早く一通り読み終わり、あらためてじっくり学んでいきたいと思っている)、初級者がやるとまずいことをやってました。しっかり自選できてないし、歳時記もあまり読んでない(作るときだけ辞書的にひいてた)。
>少なくとも、作句歴の浅い作者が一物の句を作ったら、必ず失敗すると断言してもまちがいない。
「季語を説明してはいけない」「一物俳句は上級者になってから」てことです。あちゃ~、クロッカスのことを俳句にしちゃってますやん。やってるやってる
>「継続は力なり」で、休まずつづけていけば、知らず識らずのうちに何かを自得する。自分の中に隠れていた自分を発見できる。
>年数より熱中した時間の問題、つまり密度の濃さが問われるということです。
これはいい本だと思います。俳句作りももうちょっと本気でやってみようと思いました。やる気出た。
星5つ
「NHK俳句」の10月16日の録画を観ました。
兼題は「黄葉」と「黄落」。講師は夏井先生。
夏井先生といえば「プレバト」ですが、私は2,3回観たことがあるくらい(あまりテレビを見ないので)。俳句の勉強のため、毎回録画して観ることにしました。先週の「運動会」の写真で一句も面白かったです。
ところでNHK俳句の方ですが、
紅葉だけでなく、黄色い葉っぱも「黄葉(こうよう)(もみじ)」と読むのですね。「黄落(こうらく)」という言葉は初めて知りましたが、黄葉よりも、黄落の方が動きがあって、イメージがふくらむそうです。
俳句をするときには、視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚の五感と連想力を使います。(眼耳鼻舌身意の六根だね)
そして景色や表情などを「切り取る」「写し取る」。「カメラワーク」とか「上から俯瞰」とか、写真を撮るように詠むわけですね。高浜虚子は”写生”だと言ってましたね。
俳句というのは、
見たまま聞こえたまま、五感で感じたままを、
ただ、ありのまま、そのまま、事実として写し取る、切り取る
正直に、、、
というものなんだと思います(ちがうかな?)。そこが、ものすごく魅力です。
情景を言葉で表現するのは、むちゃくちゃ難しいのですが。(ありのままと言っても”言葉”では100%客観的に表現することはできないのです。言葉は主観だから…。ああ、言葉にならない)
ありのままを観察するということは悟りへの道でもありますね(覚りをめざしたいけど)。自然、物、人、、、この世のすべての無常なるものを観察する。だから、芭蕉とかお坊さんのような格好をしてたのかな??
・・・などと勝手にロマンを感じているワタシ^^;
なぜこの景色が目に留まったのか、切り取った俳句の言葉から作者の心が滲み出てくる。しかも、その俳句から滲み出ている思いのようなもの、捉え方は、俳句を鑑賞する人によってまた違ってくる。そこは人に任せる。自由に感じてもらうのです。ああ、奥深いねえ・・・
実際は、深みのないあさ~い句しかできませんが・・・。
まだ始めたばかりだから?センスの問題?人間が浅い?
テキストの句の中でいいな、と思った句。
黄落を水中にゐて見るごとし 飴山實
>頭上から降りしきる黄葉。そのさまはあたかも「水中」にいるかのような心地・・・。とめどなく降ってくる黄のひかり、ひんやりとした感触・・・。
黄落シーズンになったら、出掛けてみようかな。
十月も半ば過ぎだというのに、昨日は季節外れの暑さでした。(今日も暑くなるとか?)
静かになってた虫の声がまた聞こえてきました。
そして、蚊も・・・。
いつの間にか一匹の蚊が部屋に入って来ていて、いつの間にか刺されていました。
パソコンに留まって動かない。どうした?逃げないねえ・・・。
ワタシは殺生はしないようにしてますから、何とか部屋の外に出て行ってもらいたいのですが。
そこで、秋の蚊を詠んでみました。
一人句会です。
19 秋暑し迷ひてじつと動かぬ蚊
20 秋の蚊に人さし指を喰われけり
21 秋の蚊のうちわ扇ぎて追い出され追い出しぬ
22 秋の蚊のふらりふらりと逃げてゆく
23 秋の蚊の御付きの如く忍び入る 忍び来る
どうかなあ?
ワタシ的には20が好きなんですが。単純な句だけど、”人差し指”ですよ。なんで人差し指を喰われるかなあ・・・と。ワタシどうしてたんでしょう。蚊、ものすごい技術(必死?)ですよね。
21,22は、追われる蚊。なかなか出て行ってくれません。
23は、御付きかストーカーかSP(護衛)かと迷ったけど。例えは難しいね
10月9日(日)に録画していた「NHK俳句」を観ました。
兼題は「秋の声」。ゲストは光浦靖子さんでした。
「俳句は初めてです」と言われてて、かなり緊張しているようでした。なんでワタシがここへ?て思ってるような感じもしました。でも、光浦さんのおかげでさらに俳句が親しみやすくなったような気がします。
この回のテキストで、いいなあと思った句。
秋声や石ころ二つ寄るところ 村上鬼城
>耳が不自由だった作者は、石ころを見つめて「秋声」を聞きとったのでしょう
とあります。秋の声は、耳だけでなく心でも聞くものなのですね。耳が聞こえなくても感じることはできる。ただの石ころに心を寄せる作者に共感。
聴診器はづして聴けり秋の声 井桁汀風子
これはお医者さんが聴診器をはずしたときにふと「秋の声」を耳にしたというのです。人間の心音から「秋の声」へと意識が移っている。きっと患者さんの心音もていねいに心を研ぎ澄まして聴いているのでしょうね。ほっとした気分かな?
さあ、ワタシも「秋の声」に挑戦!
11 秋の声聴きつつ独り置く碁石
囲碁も好きです(ご隠居さんめざしてるんで^^)。
縁側で独りで石を置いて勉強するのも楽しいけど、やっぱり誰かと対戦もしたいなあ。パソコン相手じゃなくて、人間がいい。おかげで最近は碁盤から遠ざかってます。
誰か相手して
12 秋の声かき消す子らと登下校
秋の声かき消す子らのランドセル
秋の声かき消す子らの家路かな
上は小学生の登下校サポートの見守り隊。にぎやかです。
子どもの声っていいですね。元気が一番。(どれがいいかな)
近所の歩道橋
13 秋の暮家路を急ぐ小学生
季語を替えました。日暮れが早くなったので駆け足で帰って行きます。平凡か。
どう推敲すればいい??夏井先生添削してくれないかな・・・
準備万端。あとは句を作るだけ。
その前に、、、(←またか)
松尾芭蕉の「奥の細道」。俳句の旅と名句を、えんぴつでなぞり書きしながら味わいます。えんぴつがいいのです。2Bの鉛筆が付いてました。それを、カッターナイフで削ると木のいい香りがする。芯はあえて尖らせない。力の入れ具合で濃くも薄くも、色々な線が表現できる。
この本、もう4年も前に何日かやってそのまま・・・。再開いたしました。今度こそやり遂げるぞ
紀行文の方は古文でめんどくさいけど、一応音読して現代語訳を読みます。まあ、内容というより字のお稽古であり、一文字ずつ精神を集中させて、ひとつの瞑想ですね(般若心経の写経よりいいかな)。
大迫先生の字は癖がなくて本当に美しい。これをとにかくひたすらなぞってれば、自然と美しい字に近づいて行けそうです。
俳句を清書するときにも役に立つ、、、に違いない
ただ今12日目。那須湯本までやって来ました。
行春や鳥啼魚の目は泪 (旅立ち)
木啄も庵はやぶらず夏木立 (雲厳寺)
なぞり書きはあくまで字のお稽古であり瞑想。
ワタシがやりたいのは俳句作りです、はい、わかっております。
「そうだ、電子辞書(シャープのブレイン)があった」と、姪に貸したままになってたのを持ち帰り(もう使ってないので)、充電をし直して電源を入れるが、画面が真っ暗。購入して8年は経ってるから寿命だな。電子辞書は便利だけど機械は壊れる。その点紙はいい。やっぱり辞書は紙だね。
久しぶりにやや大きめの電気屋さんに足をのばして楽しんできた。電子辞書は、、、3~4万。たっか~!どうせ壊れるのにもったいない~。
カメラですが、普段はオリンパスのPEN LITE EPL3(マイクロ一眼)を使ってます。けど携帯しにくくズームするには両手で扱わないといけないし、momoちゃんと散歩しても荷物になる。やっぱりコンパクトで機動的なやつがほしい。俳句の種さがしに活用できそうな・・・(高いのでワタシはスマホは持ちません)
で、これ買いました。
NikonのクールピクスA300
とにかく小さい、軽い、薄い。
重さはバッテリー、SDカード込みで約119g!
この薄さ。軽さ。ポケットに入れててもほとんど重さを感じない。
これぞ、コンパクト!
2005万画素。光学8倍ズーム。手ぶれ防止。
普通に機能も色々付いてて、1万円台(エディオン税込み19224円)という価格を考えれば十分でしょう。
これを普段持ち歩いて、メモ代わりに撮りまくるのです。momoちゃんと散歩にもね
昨日の写真はクールピクスで撮りました。
百均のメモ帳と、父が毎日舟券売り場でもらってくる鉛筆(小さいしメモ帳に挟めるし便利)も、俳句の種拾いに使います。
・・・えっと、、、あとこれも買いました。
「新明解 類語辞典」(三省堂)
言葉を知らないもんですから、これ他の表現できないかなあ、といったときに便利。
分類別になってるけど五十音順の索引もちゃんとあるし、見出し語が太く大きく、とても見やすくひきやすい。
俳句の入門書諸々、歳時記、辞書、カメラ、メモ帳 、NHK俳句の付録の俳句手帖・・・。
これだけ揃えればバッチリでしょう。
もう、これだけで9割俳句が出来たような気がするね
道具立てまずは地固め足固め
あれこれと準備万端準備だけ
紙と筆あればいつでも句は出来る
・・・全部川柳、のつもり
俳句をする人の必需品である歳時記をセブンネットで買いました。
近所のTSUTAYAさんには置いてなかった。俳句をする人あんまりいないのかな?
Amazonで調べて、初心者なので「今はじめる人のための俳句歳時記」(角川ソフィア文庫)が840円(税抜き)とお手頃でよいと思ったのですが、注文時には在庫がなかったので数日あれこれ考えて、2300円(税別)とちょっと高かったのですが「合本俳句歳時記第4版」(角川学芸出版)を注文しました。ところが、その翌日「今はじめる」の方が入荷したとのメールが。せっかくなのでこっちもポチってしてしまいました。
合本の方は、コンパクトだけどしっかりとした装丁で語数も用例も多い。主に家で使うことにします。
「今はじめる」の方は、文庫版でどこでも気軽に読めそうです。文字も大きく見やすくて、俳句Q&Aなどの付録や解説が初心者には勉強になります。持ち歩くのにいいと思います。
俳句をする準備は十分です。
10 誕生日歳時記を手に秋の声
俳句初心者なもので、一句詠んでみようかと思ってもなかなか浮かんできません。夏井先生の言われる、「俳句の種」が見つからないのです。
しかも、言葉を知らない、漢字を知らない(読めないし、初めて聞く言葉だらけ)、表現の仕方を知らない。風流とはほど遠い言葉ばかりが浮かんでくる・・・。いっそ、川柳ということで、笑いや軽みを追求してみるか?う~む・・・
一昨日、ママが忙しかったので久しぶりにmomoちゃんと散歩しました。台風一過のさわやかな秋晴れの日です。一句ひねってみました。
6 ももちゃんとおしゃべりしてる猫じゃらし
小さくてかわいらしい猫じゃらし(エノコロ草)がありました。ちょうどももちゃんの顔くらいの高さです。…しかし、これじゃ小学生だな。
7 猫じゃらしももちゃん横でうんこする
8 秋澄むやももちゃん大地にうんこする
さわやかな秋晴れ、猫じゃらしと遊ぶのかと思ったら、横でうんこし始めるももちゃん。大地にうんこってとっても気持ちよさそうなんですけど、、、俳句にうんこは禁句?・・・だよねえ、やっぱり。しかもももちゃんて誰やねんてなりますよね。ボツだな・・・。(俳句の先生に殴られそうだわ)
9 ももちゃんと飛蝗(ばった)追いかけ息切れる
俳句?川柳?
昨日図書館で俳句関連の本を五冊借りました。
もう少し何とかならないものか・・・。ああ・・・。
1 静かなり明日台風の来るといふ
昨日の夜、台風がこっちへ来ていると聞いてたのに、とっても静かな夜なんですけど?・・・と思って詠んでみたんですけど。まんまですね。一応五七五の一七音で、季語が入ってるから、俳句だよね。
2 日が射して台風いずこ鳥が鳴く
今朝詠んだ句。どうも台風は韓国に近い日本海を通るようで、この辺りはおだやかな天気になってます。鳥の声も気持ちいい。
お気に入りのなつめを詠んでみました。
3 鈴なりのなつめ手に取りひとかじり
これが好きなんです。
4 百円のリンゴ買うより棗(なつめ)哉
りんごをカタカナ、なつめを漢字にしてみました。違いがわかるかな?
5 鈴なりのなつめの蔭に蝉の殻
なつめを取ってるときに、枝に蝉の抜け殻を見つけました。鈴なりのなつめと蝉の抜け殻。感じるものがあります。
いかがでございましょうか?誰か添削してください^^;
最後に、俳人の句を・・・
なつめの実青空のまま忘れらる 友岡子郷
私は素朴な味わいが好きですが、舌が肥えた?飽食の時代?には、あまり好まない人も多いようです。そのまんま、忘れられたように、実がなってるんですね。ああ、もったいない・・・。でも、それはそれでいいような気がします。
夏井いつきさんの「超カンタン!俳句塾」は2回読みました。茂木健一郎さんとの対談では、脳にも心にも、人生にもどんだけ俳句を作るということがよいものなのか理解でき、コラムや添削事例を読むと自分もやってみたくなる。多分何回も読み返すと思います。
ちなみに、学生時代にも現代国語だったか古文だったかで習ったと思いますが、まっったく興味が湧きませんでした。テストがあるから勉強しただけ。古文なんか文法や単語など覚えるのがめんどくさくて何が面白いんだか…て感じだったなあ。
さて俳句をつくってみようかと思うとこれがまったく浮かんでこない。そこで、人の作った俳句名句をたくさん鑑賞することにしました。(俳句塾にも「仕事」の俳句が載ってますが)
10月2日の放送を録画して見てみました。けっこう面白い。これから毎週観ます
テキストの中で、「はあ~っ」てちょっと感動というかため息がでたのが、
濃き紅は林檎の肩をあふれ超ゆ 山口青邨
林檎の紅色が林檎の「肩」を「あふれ」る、、、てすごくない!?りんごの紅色が「肩をあふれ超ゆ」ですよ
まあ、他にもたくさんの名句が解説してあって、「はあ~、ほお~、な~るほどねえ~」と感嘆符とため息の連続です。
添削コーナーも勉強になって面白いし、子どもの句なども素朴でいいし、一般の方の句を読んで情景や心情が想像できると「なるほどねえ」と感動したりします。色々なコーナーがあって、飽きませんね。毎月買うことにしましょう。
他に、kindleで、
をDLして読みました。青空文庫で無料。読みやすくわかりやすくて大変勉強になりました。
虚子が子どもの頃初めて出会った俳句は、
朝顔に釣瓶取られて貰ひ水 千代
だそうですが、情景が分かると、優しさにあふれたいい句ですねえ~
で、虚子の友人のお母さんがワタシも作ってみるといって作ったのが、
朝顔の蕾は坊のチンチ哉
だそうで、真面目な虚子はその句を”軽蔑”したのだそうですが、ちょっと想像してみると面白い。
俳句はおもしろいです
「芸術の士は、人の世を長閑にし、人の心を豊かにするがゆえに尊い」(草枕)
芸術の秋です。
最近、「風流」というのに惹かれます。
風流・・・風の流れ。ゆらぎ。おちついた優雅な趣
自然のゆらぎ、人の心のゆらぎを感じることのできるオトナになりたいもんだ。
それに、「ご隠居さん」にもあこがれます。縁側で、囲碁を打ったり、俳句を詠んだり・・・。悠々自適。
二年ほど前に、私も俳句をやってみたいなあ、と思っただけで終わっていた短いmyブームがまたやって来たようです。その時は、まったく何も言葉が浮かんでこなくて、こりゃ才能ナシ!だなあ、と思ったんですが、この本読んで、
やっぱり俳句はいいなあ、やってみたいなあとやる気がむくむく湧いてきたのです。
俳句は深い。
五感を研ぎ澄ませ、よく観察し・・・俯瞰してみる・・・ありのままを受け入れるトレーニング・・・。魅力的だ・・・。
「十七字が容易にできるという意味は安直に詩人になれるという意味であって、詩人になれるというのは一種の悟りであるから軽便だといって侮蔑する必要はない。軽便であればあるほど功徳になるからかえって尊重すべきものと思う」(草枕)
と漱石さんは言ってます。容易?軽便?とは思いますが、ワタシ「悟り」とか「功徳」とかの言葉にも弱いのです。
ということで、俳句のお勉強を始めます。