養生とは、「体をととのえるだけの方法ではありません。病気にならないための工夫でもないのです。・・・人生を豊かにし、活気づける技法です。心と体を一つのものとして考える思想でもあります」
根底に仏教があります。
生、養生、老、病、死の五つの章からなっています。
80歳をすぎても元気な五木さんの考え方、生き方(習慣)は参考になります。同年代の父(読まないだろうけど)や母にも共感できるのではないかと思います。
(五木さんは子どもの頃から病弱で色々病気をしながらも、ほとんど病院に行かず養生してきたそうです。髪も体もあまり洗わない、湯シャンやタモリ式入浴の元祖みたいな方ですよね。五木さんは遠藤周作さんから教わったそうですが。髪フサフサ!)
うちの両親とも年相応の衰えはありますが元気です。側で見ていると自分なりに養生してるようです。父は早朝の散歩を欠かさず、競艇で頭を使い、昔ながらの和食(必ず醤油と漬け物と味噌汁)を好み、毎食魚とリンゴを食べ(洋食は口にしない)、超早寝(6時)早起き(3時半?)。
母も食事で足りない栄養分をサプリで補ったり、LG-21を宅配してもらったり、健康に関心が高い。定期的に病院に行きたくさんの薬を飲んでますが、自分が納得するならそれでいいと思います。
「生きることはストレスである」から始まります。まずは「一切皆苦」という事実を知る(受け入れる)ことですね。生きることは苦しいのが当たり前、苦しみを感じない状態ならラッキーですね。
周りと比べるからストレスになる。でもみんな、競争社会で負けないようにカラ元気でやってるんだよ、てことです。
力を抜いて、自然であること。
自分の体が発する声を聞くこと。不調も、鬱も、喜びも哀しみも、この世への執着も自然なことであるとすべてをありのまま受け入れること。
自らの「生」は自分で責任をもつ。自分が信じた健康法を取り入れる(自分は自分の養生法を)。
体を過保護にしないこと(過消毒も。洗い過ぎだね)、養生は自己責任、、、
三つの休め「気休め、骨休め、箸休め」
今の人は気が疲れている。ちゃんと横になろう。日本人は食べ過ぎだ。
何事もほどほどに。
医療の問題、、、(多くの医者は)病気しか見てないんじゃないか?病に苦しむ人間そのものをちゃんと見ているか?体の痛みはもちろん、患者の精神的な痛みをも和らげるのが名医。(統計もただの数字、フィクション。絶対じゃない)
今まで生きてこられたのは運がよかったのです。人はみんな死にます。でも死ぬまではなんとか元気(”気”が大事)に暮らしたいと思います。養生は生活の仕方、生き方です。社会の空気に流されず、「今をいかに生きるか」という信念や覚悟をもって、”主体的に”明るく生きたいものです。
星4つ
「一切皆苦」が分かってるんでしょうね。さすがです。
養生しながら、明るく生きたいですね。^^
特別いいこともなければ、悪いこともない。
そてでいいんだと思います^^
したっけ。