【1975年、青森県弘前。リンゴ農家の木村秋則は、妻・美栄子の身体を心配していた。
美栄子は年に十数回も散布する農薬の影響で皮膚がかぶれ、数日寝込むこともあったのだ。そんな妻を想い、秋則は無農薬によるリンゴ栽培を決意する。
しかし、それは“神の領域"といわれるほど“絶対不可能"な栽培方法。数えきれない失敗を重ね、周囲の反対にあい、妻や3人の娘たちも十分な食事にありつけない極貧の生活を強いられる日々。
それでも諦めなかった秋則は、11年にわたる想像を絶する苦闘と絶望の果てに常識を覆すある“真実"を発見する―。
リンゴの無農薬栽培に挑んだある家族の実話を描いた感動作。】
自然農法に興味があって本を読みました。とっても共感しました。木村さん、いい人だ。
素晴らしい!
なので、映画化?どうかな~って思ってました・・・・・・が、やっぱりよかった!
さすが阿部サダヲ。これが実話だから、さらに感動する!
夢をあきらめない木村さん(阿部サダヲ)ももちろんいいんだけど、
それを支えるじっちゃん(山崎努)!奥さん!子供たち!友達! ・・・いい!
何度でも何度でも、挑戦すればいいよ。いっぱい失敗したらいい。それは経験。
「失敗は成功の元」ってほんとだね。
笑って挑戦すればいいんだよ。
「プライド? そったらもの(捨てました)」
「雑草は敵だって、ずっと思いこんでたんだ。というか雑草を刈ってたからダメだったのな。無駄だ無駄だ言いながら、自分が一番無駄なことしてらの」
「リンゴの木はリンゴの木だけ生きてるわけじゃないの。周りの自然の中で生かされてる生き物なんだ」
「人間もだよ・・・」
奇跡じゃなくて、努力の結果ですね。
一人で生きてるわけじゃないのですね。命あるものはすべて。
星5つ
私、アレルギーより過敏な過敏症を持っていて、そして反応するのは、ズバリ、ケミカルなんです。今は、だいぶよくなってきて、数もだいぶ絞られてきましたが、重症時は、何千とあるケミカルに反応し、本当によく生きてたなって思います。
なので、オーガニックや環境問題は興味あります。
オーガニック農法、私もしてみたいと思ったのですが、結構ノーマル農法地帯ですることは、周囲からの反対(雑草が飛ぶとか色々)あって、農法のみがキツイわけでなく、人間関係にも響くらしいです。
有機栽培マークも取得にとんでもない額が必要だそうです。基準クリアしていても、認証とらない、もしくはとれない方もいます。
自然農法、どんどん広がればいいなぁ。
人間はいらないこと、余計なことばかりして、自滅している・・・自然は絶妙なバランスでうまくできているのだから、人間は何でも思い通りにできるんだなどと思い上がって要らないことばかりしない方がいい、というのが自然農の考えだと思います。
雑草という名の植物はない、と昭和天皇(だったっけ)も言われてますね。雑草は敵じゃない、必要なんです。
・・・と言っても、うちのお殿様のように「草=悪者、邪魔者」と頭から決めている人もいるので、なかなか難しいです。
農業は直接口に入るものなので、作り易さ(作業効率)だとか儲けとかよりも、安全を第1に考えなければいけませんよね。アレルギーの人や自己免疫不全の人が増えている。
柔軟な頭、曇りのない目、きれいな心でよりよい農業を担ってくれる人が増えるといいですね。
気になってました。
まるさんに取り上げていただき
俄然、観賞する気、満々になりましたよ。
実話だったのですか。それはスゴイ!
書籍もいいなー
予告編を視ただけで泣きそうになりますね!
>雑草を刈ってたからダメだったのな。無駄だ無駄だ言いながら、自分が一番無駄なことしてらの」
雑草が「奇跡のリンゴ」の元ですか?
雑草の働きが気になります。
話は横道に逸れますが、子どもの頃 体にいた回虫がアレルギーになるのを予防していたことを聞きました。
薬を飲んで回虫がいなくなりましたが、今度はアレルギーを持つ子どもが増えました。
どっちがいいんでしょうかね?ただ体に回虫がいるのも厭ですが。(笑)
自然栽培とか自然農法についての書籍もいろいろ出ていますが、
農業の問題だけではなく人間の生き方についても、考えさせられます。
ぜひ観てみてください。オススメです。
人間の邪魔になる(と思いこんでいる)植物のことをひとくくりに雑草と言ってますが、
ひとつひとつの植物には育つのに適した環境があるので、草の種類をみることで、土地の状態を判断することも出来るし、
映画の中でも言ってましたが、草の根っこが土を耕してくれたり肥やしてくれたり地面を守ってくれたり、その草を好む虫とか、嫌う虫とかもあって、本当に自然はうまく成り立っています。
人間は自然にはかないませんね。
有機栽培をすると虫が気になりますが、それはきちんと洗って食べればいいとおもいます。
昔は、コエを使ってたりするのでそういう問題があったのでしょうね。
不衛生な生のコエではなく、完熟堆肥の方がいいですね。(自然農法だと堆肥もほとんど必要ないですけど)