【離れ小島のシーヘブンで生まれ育った、保険会社のセールスマンのトゥルーマンは、生まれてから1度も島から出たことがない。じつはシーヘブンはTVのセット。彼の生活は、生まれたときから24時間放映されており、彼の人生はTV番組になっていたのだった。
自分の知らない間に人生を演出され、世界中の人に見られていたトゥルーマン。人のいい笑顔の裏で、まわりの様子に疑問を感じ始め、、、】
これも正月にTV録画してたのを観ました。
自分の人生が全てセットで、周囲の人はみんな役者やエキストラで、、、そこ(セット)から出ようとすると戻される。
番組プロデューサーは、自分を”神”とでも思っているのか??
そんな権利あるのか??、、、と不快に感じたり、
でも、自分の人生もセットの中のようなものかも、、、と思ったり。
まったくの自由などというものはこの世、社会にはないわけで。
究極、人間は自分の身体に縛られていて自由ではない。(縛られなくなる時は死んでる)
まあ、身体は置いておくとして(寿命はどうしようもない)、自由は心の中にしかないのだろうと思うけど、でも多くの人は自分の心さえ、
社会のルールやマインドコントロールなどで縛られている。
自分の自由な意思や夢は、親や教師や大人や社会などの様々な”ドリームキラー”によって潰される。
(過去を根拠に「そんなの無理だよ、やめとけ」って、未来を見てきたわけでものないのに無責任に…)
いや、そんなんじゃダメだ。
可能性は無限にあるはずだし、未来は自分が創っていくもの。
自分の人生は、自分が創るもの。他人に権利はない。
番組を見ている人たちは、他人事。
感情移入もし、見守っているつもりだが、
「自分ももしかしたら偽りの人生を生きているのかも」などとは思わない。
番組が終われば、さて次は何を観ようかな、、、って。
何も考えてない、、、あ~あ
最後、ヨットがセットの壁に突き当たり、
ヨットを降りた主人公が外に出て行くシーンが印象的。
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