ティク・ナット・ハン禅僧の言葉・・・
息を吸い、体を鎮める。
息を吐き、ほほえむ。
この瞬間に生きる。
素晴らしい瞬間だと知る。
「息を吸い、体を鎮める」のは、コップに入った氷水を飲むことに似ています。氷水を飲んでほっと体を鎮めるように、息を吸って、体を鎮め心を鎮めるのです。
「息を吐き、ほほえむ」。1回の微笑は数百の筋肉をくつろがせ、神経組織をくつろがせます。1回の微笑は、あなたをみずからの主人公とします。
「この瞬間に生きる」。心をすでに存在しない過去にもっていったり、まだ存在しない未来にもっていってしまっては、ほんとうに生きることはいつまでたってもできません。今ここにいることをはっきりと知ること。生きることのできる唯一の瞬間が、現在でしかないことを、はっきりと知ることです。
「素晴らしい瞬間だと知る」今のこの瞬間が、唯一の真実の瞬間です。今、ここで、生き、現在の瞬間を楽しむことが、私たちの、もっとも重要なつとめです。
(「ビーイング・ピース」より 説明は少しまとめてます)
これがティク・ナット・ハン禅師のヴィパッサナー瞑想(気づきの瞑想)の説明(かなと思います)。語る人によって、受ける感じが変わってくるね。(スマナサーラ長老の説明は論理的で、厳密で、お釈迦様の教えを細かくきっちり伝えてるのだと思う)
>私たちが微笑することができなければ、世界は平和になることができません。
核ミサイル反対のデモに出かけて行くことが、平和をもたらすのではありません。私たちみずからが微笑し、呼吸をし、平和を生きる力によって、平和が築かれるのです。
気づきの瞑想をするのは、意義があることだなあと思いました。
したっけ。
”問題を未然に防ぐ”ことが大事で、”物事が破裂した状態では、すでに遅すぎます”とも言われてます。
止まること、抵抗することはできます。日常の中で瞑想する(止まり、観る)ことも一つの抵抗ですね。
ティク・ナット・ハン禅師は詩的だなあ^^