オバマ大統領の広島での演説。その後の被爆者の方との語らい、笑顔、抱擁。
さすがオバマさん。オバマさんは、本当にいい人なんだなあ、と感激した。人格者だね。
人間は本能(自我の錯覚)に負けてしまう。生きていたい、幸せになりたいと願いながら全く逆のことをしてしまう。不幸への道を進んでいく。人を殺せば自分も幸せに生きていくことができない、人を不幸にすれば自分も不幸になるということがわからない。悪因悪果を繰り返す。
生き残るために必要なのは、競争や敵をやっつけることではない。
敵をつくらないこと。敵をつくるのではなく、助け合う仲間をつくる。共存、助け合い、慈しみの心です。この世から”敵”がなくなればいい。そのためにはみんなが仲良くすればいいだけ。敵ではなく、みんな仲間。これこそ本当の”無敵”。簡単そうでこれが難しいんですね。意志が弱いからね。相手が悪い(自分は正しい)って思いたいからね。智慧がないからね。
世界の平和、殺戮のない世界を創るのは本当に難しいことだけれど、あきらめたら終わり。よりよい世界、平和な世界に向かって、努力することをやめないことが大事なんだよね。(オバマさん、大統領として国を変えようと思ってもなかなか難しかったみたいですね)
まずは自分から。
私は、自分自身の内面を見つめ直し、心を浄めて、不幸へつながる価値観を捨て、幸福への道を歩きたいと思います。
スピーチより抜粋(時事通信5月27日(金)23時38分配信より)
>なぜわれわれはこの地、広島にやって来るのか。そう遠くない過去に放たれた恐ろしい力について思案するために来るのだ。10万人以上の日本人の男性、女性、子どもたち、数千人の朝鮮人、十数人の米国人捕虜を含む死者を悼むために来るのだ。彼らの魂は私たちに話し掛ける。そして彼らは私たちに内面を見つめるように求め、私たちは何者なのか、何者になるかもしれないのかを見定めるよう求めるのだ。
>この空に立ち上ったきのこ雲の姿は、人間性の中心にある矛盾を最も鮮明に想起させる。われわれを種として特徴づけるひらめき、思想、創意、言語、道具を作ること、自然界から人類を区別し、自然をわれわれの意志に従わせる能力。これらがいかに、不相応な破壊力もわれわれに与えるかということを。
(人間を生命として見てみましょう。すべての生命は平等です)
>物質的な進歩や社会革新が、どれほどこの真実からわれわれの目をそらさせるのだろうか。われわれは、より高度な理由のため、暴力を正当化することをいかに簡単に学んでしまうのだろうか。全ての偉大な宗教は愛と平和と正義への道を約束するが、いかなる宗教にも信教を理由に人を殺すことができると主張した信者がいた。各国は犠牲と協調の元に国民を結束させる話を説きながら台頭し、偉業が成し遂げられるが、同時にこうした話は自分たちとは異なる人々を虐げ、人間性を奪う口実に利用されてきた。
(自我の錯覚のせいです。そして高慢。つまり人間は自己中なんです)
>科学のおかげで私たちは海を越えて交流し、雲の上を飛び、病気を治し、宇宙を理解するが、こうした科学的発見はより性能のいい殺りく兵器にも変わり得る。
>技術は、人間社会の進歩を伴わなければわれわれに破滅をもたらす。原子の分裂へと導いた科学的革命は、モラルの革命も必要とする。
(人間の幸福にはモラル、道徳が必要ですね)
>…それでもなお、われわれが目にする国家間のあらゆる侵略行為、世界中でのあらゆるテロ、汚職、残虐行為、抑圧は、われわれの仕事が決して終わっていないことを示している。悪事を働く人間の能力をなくすことはできないかもしれない。そのため、国家、そしてわれわれが締結している同盟は、自身を守る手段を持つ必要がある。しかし、私の国のように核兵器の備蓄がある国は、恐怖の論理から抜け出す勇気を持ち、核兵器なき世界を追求しなければならない。私が生きているうちに、この目標を実現できないかもしれない。しかし、粘り強い努力によって破滅の可能性を低くできる。
(死ぬのが怖い。生きることに執着している。臆病。だから核兵器を持ちたがる。)
>最も粗末なライフルやたる爆弾でさえ、恐ろしい規模の暴力をもたらすことができる。われわれは外交を通じて紛争を防ぎ、起きてしまった紛争を終わらすため、戦争自体に関する考え方を変えなければならない。われわれの相互依存の拡大を暴力的な対立ではなく、平和協調への理念と見なそう。破壊の力ではなく、つくり上げるもので国を定義しよう。
>…そして、恐らく何にもまして、われわれは一つの人類の仲間として、お互いのつながりを改めて思い起こさなければならない。これも、われわれ人類を類ない存在としている。われわれは遺伝子情報によって、過去の過ちを繰り返すよう規定されてはいない。われわれは学ぶことができる。選ぶことができる。われわれは子供たちに別の物語を話すことができる。共通の人間性を描いたり、戦争の可能性を減らし、残虐さをそれほど簡単には受け入れたりしない物語だ。
>原爆を落とした爆撃機のパイロットを許した女性がいる。本当に憎んでいたのが戦争それ自体だったと分かったためだ。
>われわれは皆一つの人類という家族の一員であるとの根源的で必然的な考え方だ。これこそ、われわれ皆が伝えなければならない物語だ。
(人類だけでなく、生命はすべて地球上の仲間です)
>71年前にここで同じように大切なひとときがあったということが分かる。亡くなった人々は、われわれのような人たちだ。普通の人には分かることだと思う。皆、戦争はたくさんだと思っている。科学の驚異は暮らしの向上に焦点を当てるべきで、命を奪うものであってはならない
>世界はここで永遠に変わってしまった。しかしきょう、この街の子供たちは平和に一日を過ごすだろう。それは何と貴重なことか。それは守るに値することであり、全ての子供がそうあるべきだ。これこそわれわれが選択できる未来だ。広島と長崎が核戦争の夜明けとしてではなく、私たち自身の道義的な目覚めの始まりとして知られる未来だ。
誰が悪いかとか、謝罪とか、補償とか要求してる限り(それは自我だね)、平和な世界はやってこないんじゃないかな。 まずは、自分の中の自我中心の心を見直してみることではないでしょうかねえ。
今から。ここから・・・
オバマさん、もう少し大統領することはできないかな?^^;
大統領が終わっても、ぜひ頑張ってください。
それでもアメリカは軍事産業が多いのでなかなか難しい。
戦争ほど儲かるものはない。一発幾らがドンドン消費される。
戦争を商売にするのはやめられないのかな~^^
したっけ。
お金さえあれば幸せになれるなんて妄信してるのでしょう。
あと、自分は死なないとも。いや、お金があれば死んでもいい?
人のことは知ったこっちゃない?自分に返ってくるのにね^^;
自分の身を守るのなら武器はいらないでしょうに。武器がなければ殺人は減るでしょうにね。何やってるのでしょうね^^;
憲法上核を持つことは認められるとか何とか、日本政府は二枚舌?本気で核廃絶を思ってるのか疑問なんですけど。どうなのかな?
言ったことを実行するには、強い心、意志が必要です。
オバマさん、大変だったでしょうね。粘り強く頑張ってほしいです。