仏教(お釈迦様の教え)は、知れば知るほど深く、広く、温かく、心が穏やかに元気になります。教えのエッセンスであるお経を、聴いたり唱えたり(歌ったり?)するのも、心地よいです。
最近、繰り返し聴いてるのが、「諸仏の教え」(ダンマパダ183-185)
自分でも覚えて歌えるように、CDで繰り返し聴いてます。で、口ずさんでます。BGMにも最適?
パーリ語なので、一つ一つの言葉の意味を理解してからです。(興味がある方はこちら)
超シンプルだけど、すべてを語り尽くしているというか、深い。のんびりとした調べもいいです。(CDとHPとで節が違いますが、覚えやすい馴染みやすい節で覚えればいいと思います。多分節は人それぞれ?自由?適当?なんじゃないかな。大事なのは中身だからね。聴いてみたい人はこちら。個人的にはCDの方が聞きやすいけど)
1.
サッバ パーパッサ アカラナン クサラッサ ウパサンパダー
すべての悪いことをやめること。 善いことに至ること。
サチッタ パリヨーダパナン エータン ブッダーヌ サーサナン
自分の心を清らかにすること。 これらが諸仏の教えです。
2.
カンティー パラマン タポー ティティッカー ニッバーナン パラマン ワダンティ ブッダー
平安な心と忍耐は最高の修行です。涅槃こそ最高だと諸々の仏たちは説かれます。
ナ ヒ パッバジトー パルーパガーティ サマノー ホーティ パラン ヴィヘータヤントー
出家者は決して他人を殺せません。人に迷惑をかける者は沙門ではない。
3.
アヌーパワードー アヌーパガートー パーティモッケー チャ サンワロー
他人を非難することも害を与えることもない。出家の戒律を守り、
マッタンニュター チャ バッタスミン パンタン チャ サヤナーサナン
食事は適量をとり、人と離れた静かなところに住む。
アディ チッテー チャ アーヨーゴー エータン ブッダーヌ サーサナン
超越した心を目指してがんばること。 これらが諸仏の教えです。
(日本テーラワーダ仏教協会HPより)
一切の悪行為(不幸に至る行為)をやめること。幸福をもたらす善い行為をする、幸福への道(上手な生き方)を進むこと。そのために、すべての原因になる自分のこころを清らかにすること洗うこと。それが大事なんだとブッダの皆さんが教えてくれているのです。
どうすればいいか?いつでも落ち着いた平安な心でいること(堪忍)と、どんなことがあっても忍耐する(怒らず慈悲の心でいること)こと、それが最高の「修行」になるのです。涅槃、つまりこころが落ち着いていて波立たない、あらゆるものから解放された(執着がない)自由な(言葉で説明できない)境地が最高の境地です。
出家者なら(執着をなくすこと=解脱を目指しているのだから執着の結果である)殺生、もちろん殺人なんてできないし、そういう発想もないはず。沙門(ブッダの弟子)は他に迷惑をかけることはない。(真理を学べば迷惑をかけることはありえない、智恵と自分の能力でもって避けるべきこと。迷惑をかける者は沙門じゃない)
(真理を学べば)人を批判したり、害を与えることはできません。あり得ないこと、不可能と分かるのです。出家者は、出家の戒律を守ることで自身を守る。戒律を守ることで他人をも守る。
食事は適量を知る(好き嫌い、つまり欲や怒りで食事を摂らない。感覚に過度に執着しない。体の維持のために必要な量だけを理性的に有り難くいただく)。執着心(煩悩)が起こらないように、修行に集中できるように、人混みを避けて静かな所に暮らす。そして、集中力を高めて、自己をありのままに観察し、真理に自ら気づくよう心を磨くトレーニングに励む。
ワタシは出家者ではないけど、お釈迦様の教えを学んでる(自称弟子)ので、とても役に立つお経です。少しでも近づけたら、かっこいいよなあ。口ずさみながら気楽に精進したいと思います。
でも、いつでもちゃんと唱えられるように、繰り返し練習してます。
教えも、頭でわかってもなかなかしっかり実行するのは難しいです。繰り返し精進ですね^^
すごいですね^^
したっけ。