兄の家へ米などを持っていったついでに、momoちゃんと軽く散歩をしました。
ほんとに久しぶりのお散歩。今日は午前中は空気が涼しくさわやかで、気持ちが良かった。
いつも最初は10mダッシュをしてあげるんだけど、今日は並足で…。
途中で、近所の、老人ホームに行ってるおばさんの旦那さんと立ち話。
旦那さんのことはわかるけどちょっと前のことを忘れてて、知り合いが訪問したことなども忘れているそうです(話をしてると思い出すとか)。”分かってるのか分かってないのかよくわからない。何もやりたいことがないし話したいこと(ネタ?)もない。車いすだけど、食欲はあり体は健康。帰りたいと言うが高齢(おじさんは90歳近い)なので家では介護が出来ない”などと涙を浮かべておられました。
前のことを忘れても、おじさんといる時、その時その時がよければそれでいいんじゃないかな。毎回「初めまして~」でもいいと思います(実際、その時の自分は過去の自分ではないからね^^)。その時、楽しくおしゃべりできたり、一緒に明るく過ごせれば、それで十分、大事なのは今だし、過去より今。おばさんの”今”が、幸せであれば・・・。いっぱい会いに行ってあげられたらいいなあ。
でも、家族はいつまでも変わらずに、覚えていてほしいのでしょうね・・・。
おばさんも、何かやりたいことや楽しみが見つかればいいんだけどなあ。
どうぞ心安らかでありますように
momoちゃんちに帰ってしばらく遊んであげて、さて車に乗って帰ろうかと見ると、車のドアの下に大きなキャベツ2つとじゃがいもがいっぱい入った袋が2つ.・・・「ごんぎつね?」。いえいえ、お隣のおばさんだと思います。いつもありがとうございます。
庭に色々な色のヒャクニチソウをたくさん植えてるお宅がありました。やっぱりヒャクニチソウもいいなあ。よそのお庭を眺めながらの散歩は楽しいです。
涼しい日は、体力アップも兼ねてまた散歩させてもらおうかな。
その時楽しければいいじゃないですか。
なんて、他人事だから言えるのかな^^
したっけ。
数年前に亡くなった大叔母も痴呆症で亡くなりましたが、
最後まで、「だあれ?」と言いつつも、「ありがとう」は、
忘れずにいました。
良い人生をありがとうとこちらも声をかけます^^
過去は過去、自分のことが分からなくなっても新しく出会えばいい
そう思えたら、旦那さんもみんなも楽になると思うのですが。
喜んでもらえたんだ、よかったって。
そして、そのおばさんの笑顔や喜びが自分の喜びになる。
ありがたいですね。
痴呆症だって、本人が幸せならなんだっていいんですよね。
病気なんてカンケーない、みんなで明るくいきたいね^^