魔法使いなんて言ってごめんなさい

２歳になる姪をお散歩に連れてった。　　　

のんびり道を歩いてたら

とある庭先であひるを飼ってるお家があった　　　　

 

つんつんつん

アヒルはミミズが大好きさ　　　　　

よちよちよち

アヒルのかあさん赤ちゃん歩き　　

があがあがあ

そろそろおなかがすいてきた　　　

 

なんて空想を広げてリズムとる

子供は喜び駆け回る　　　　

「ねぇ　やさしい　おばさんがもうすぐ来てアヒルちゃんにご飯あげるかもしれないね」

と目を上げたら窓の中の目と合ってしまった

お庭を覗き込んでるヤナ奴二人がいると思ったのか

カーテンをぴしゃり　　　　

私おどろく　感じワルっ　　　

つい　「魔法使いのおばさんが飼っていました」

と一言

それから　数日後

あの子は　「あっちのね、ずぅっとずぅっとあっちのね　曲がってね又曲がったトコのどこか分からないトコに魔法使いのおばさんが住んでるよ」

って言いふらしていた。ギョッとした。　　

もちろん訂正をしたことは言うまでもありませんが

その後どうなったか　知～らないけど・・・