散歩でよく通る所に
お庭で放し飼いにしているわんこ君がいる
白に黒いブチの彼はバニラをお気に入りでいてくれる
バニラも会うのが嬉しいようで、近くまで行くと
「キュ~ン、クゥ~ン、キュ~ン♪」鼻を鳴らしながら足早に進む
あちらは塀のところ迄出迎えてくれていて、尻尾を振りながら
「キュ~ン、キュッキュ~ン、キュ~ン」 と呼びかけてくれる。
そして塀越しに、お互いにクンクン匂いを確かめるのです
そして相手が右に行けば脱兎のごとく→へ
左に走れば←に、それに追い付くように走る
あたしがヘトヘトになるまでやってくれます。
と、ここまでは良いのですが
その後、彼は片足を上げてバシャッとするのです、少々だけど。
バニラはそれで一気に我に返ったように
スタスタ散歩の続きをします
残されたわんこ君は「キュ~ン、キュ~ン、キュキュ~~ン」といつまでも声を上げて呼んでくれるけど バニラはスタコラサッサと行っちゃうのサ
「ごめんね~ 又来るね~」 謝るのはいつもあたし。
←バシャで人が変わったように態度を
一変させるバニラです
わんこ君がこれから遊ぼうっていう時
に限って、逃げ帰ってくるバニラです