てくてく写日記G

蝶の撮影記録を中心に掲載

淺間山系のベニヒカゲ

2023-08-12 17:03:14 | 撮影記録

2023年8月11日

連休初日は予定通りに淺間山系です。

予定通りというか、当日の朝の予報では他の日は晴れマークがありません。

関東は雨なので、途中はずっと雨でした。

ベニヒカゲのポイントへ着くと晴れていましたが、撮影を始める頃にはガスが出てきました。

雨は降っていないので、活動する個体もそれなりに観察できます。

最初に撮影したのはアザミで吸蜜する雄です。

ベニヒカゲ(吸蜜)

ハクサンフウロでの吸蜜は花が隠れることが多いですが、まずまず見えています。

ベニヒカゲ(吸蜜)

マルバダケブキで吸蜜する雌がいました。

後翅の白帯がかなり白く明瞭です。

ベニヒカゲ(吸蜜)

吸蜜後の開翅も眼状紋の中の白点が綺麗です。

ベニヒカゲ(静止)

あまり飛べない羽化直後と思われる雌がいました。

ベニヒカゲ(静止)

雄が見つければ交尾が成立すると思うので、しばらく待ちます。

ただ、雄があまり飛んでこない場所で、下の方へ潜り込んでしまって諦めました。

飛び立ちも少し狙いましたが、あまり良い感じで撮れませんでした。

1枚だけ掲載しておきます。

ベニヒカゲ(飛翔)

キベリタテハが多いという情報が入りました。

相変わらずガスがかかっているので、移動して昼過ぎに戻ってきました。

今度はよく晴れて気温が高く吸蜜の撮影には向いていません。

期待した産卵もそれらしい行動が全く観察できないので諦めました。

追加での撮影はほとんど出来ませんでした。

 

今日は先週に続いて渓流地帯でしたが、クサギと黒系アゲハは全くチャンスなしでした。

ランタナでは各種の蝶を撮影出来ました。

明日から台風の影響で雨マークが続きます。

最終日の16日は台風一過かもしれませんが、ヤマキチョウのポイントは入れません。

長野などは台風の影響も残りそうですし、あまり行きたい場所が思い浮かびません。


埼玉のツマグロヒョウモンなど

2023-08-08 16:42:29 | 撮影記録

2023年8月6日

日曜は埼玉の渓流地帯です。

前週は例外で土日と静岡まで行きましたが、最近は続けての遠出はしないようにしています。

クサギの花が良い時期なので、吸蜜に来る黒系アゲハを期待しましたが、チャンスなしでした。

この時期は黒系アゲハは少ないですが、クサギには吸蜜に来ることも多いです。

条件が悪かったようで、全くチャンスなしで残念でした。

それでも、周辺に吸蜜ポイントがあるので移動しました。

ランタナの群落では数種類の蝶が来ていました。

アゲハは短時間の吸蜜で飛んでしまいました。

アゲハ(吸蜜)

ツマグロヒョウモンは雌雄が吸蜜していましたが、雄は擦れていました。

新鮮な雌を撮影します。

ツマグロヒョウモン(吸蜜)

ヤマトシジミの吸蜜は初めてかもしれません。

ヤマトシジミ(吸蜜)

セセリも良く見かけるのですが、この日は来ていませんでした。

まだ少ないのかもしれません。

キバナコスモスではツマグロヒョウモンの雌だけでした。

ツマグロヒョウモン(吸蜜)

黒系アゲハが駄目だったので、もっとこちらで撮影すれば良かったですかね。

まあ、しばらくは各種の蝶が楽しめるでしょう。

百日草のポイントの1つがほとんど花がありませんでした。

民家の庭先なので、仕方ないところです。

もう1箇所でキアゲハを期待しましたが、この日は確認できませんでした。

 

お盆休みは6連休ですが、今のところは予報が厳しいですね。

初日の山の日は淺間山系は晴れマークがあります。

予報が変わらなければ出かけるつもりです。

台風7号は心配ですが、通過すれば台風一過で晴れるかもしれません。


信州のキベリタテハなど

2023-08-06 17:21:22 | 撮影記録

2023年8月5日

土日とも昼過ぎぐらいまで晴れの予報でした。

少し良さそうな土曜に信州へ行きましたが、雲が多かったです。

早い到着だったので草原でヒョウモン類やセセリを探しましたが、飛ぶのはジャノメチョウくらいです。

移動してキマダラモドキを探します。

一度だけ飛び出しましたが、見失いました。

撮影したのはクロヒカゲとヒカゲチョウです。

クロヒカゲ(静止)

峠へ移動してタテハチョウなどを探します。

途中で各種の蝶が好む花が多く咲いている場所がありました。

しかし、蝶の姿はありません。

探した時は晴れていましたが、曇っている時間が多く、条件も悪かったかもしれません。

それ以上にやはり蝶が少ないのだと思います。

峠でも、たまに薄日が射す程度ですが、キベリタテハが飛んで石の上に止まりました。

白っぽい石なので、露出が難しいです。

キベリタテハ(静止)

向きを変えたところです。

条件を考えるとまずまずの色でしょうか。

キベリタテハ(静止)

ここは、それほど多くはなく、過去に2個体を観察したことがある程度です。

なので、復活なのは間違いないようです。

良い写真ではないですが、閉じたところも掲載しておきます。

キベリタテハ(静止)

飛び立ちを狙うか、広角を狙うか迷います。

条件的にそれほど飛ばないだろうと広角で撮ろうとしましたが、遠くまで飛んでしまいました。

周囲を探しましたが、戻ってきません。

諦めて移動です。

ムモンアカシジミのポイントは久しぶりの訪問です。

茂ってしまって厳しそうです。

多かった場所まで行くのに苦労しました。

探しますが、全く飛んでいないです。

少なくても、何とか撮影はできると思っていたのですが残念でした。

 

かなり消化不良な1日でした。

キベリタテハが撮影できていなければ記事になりませんでした。

お盆休みに淺間山系へ行くと思うので、余裕があれば東信でムモンアカシジミを探すかもしれません。


富士山麓のホシチャバネセセリなど

2023-08-03 05:01:01 | 撮影記録

2023年7月29日

土曜日も最初はキリシマミドリシジミの場所へ向かいました。

この日は、かなり遠い場所から曇りで、2時間くらい待ちましたが厳しそうでした。

予報は朝から晴れでしたが、不安定な場所なので仕方ありません。

日曜とは別の高原へ移動です。

最初に撮影したのはホソバセセリでした。

条件が悪く、良い写真は撮れませんでした。

ホソバセセリ(静止)

もう少し撮影したかったですが、奥へ飛んで追いかけられませんでした。

少し先は吸水ポイントでホソバセセリやホシチャバネセセリの吸水を何度も撮影しています。

しかし、連日の猛暑で干上がっていました。

先へ進むとホシチャバネセセリの雌が吸蜜していました。

ホシチャバネセセリ(吸蜜)

D90での撮影ですが、カメラを変えて飛び立ちなども狙おうと近寄ると飛び去って見失いました。

雌は新鮮でしたが、雄は擦れていました。

ホシチャバネセセリ(静止)

いろいろ撮影できていれば掲載見送りですが、ヒョウモン類も少なく蝶が少ないです。

ミヤマカラスシジミは撮影できると思っていましたが、全く見かけませんでした。

別の日に来た人はそれなりに撮影できたようなので、時間帯なども悪かったのかもしれません。

多かったのはキマダラヒカゲですが、発生初期のようで全く止まりません。

こんなに撮影チャンスがない蝶だと思いませんでした。

最後にジャノメチョウの吸蜜を撮影できました。

ジャノメチョウ(吸蜜)

時間的には、もう1箇所行けなくはない状況でした。

早めに帰って日曜にキリシマミドリシジミに再挑戦ということにしました。