2008年(昨年)は、アンダーソン生誕100周年で、NAXOSから管弦楽作品集が出版されました。全5巻まで出ていますが、多分これで終了でしょうか。一応、全部揃えて、聴いてみました。今回は良く知られている作品以外にも、世界初録音の曲も多く収録されており、非常に興味深く聞きました。出版されておらず、遺族から楽譜が提供された曲もあるようです。
古き良きアメリカ的なイメージがあり、理屈抜きで楽しく聞けます。友人や、恋人へのプレゼント用にも向いているのではと思います。ピアノ協奏曲はとても面白く、ラフマニノフとガーシュインとジョン・ウイリアムズがミックスされているような感じです。また、ミュージカルもとても楽しいです。いかにもアンダーソンの世界で、バロック音楽をいつも聞いていると、こういう曲もたまには聞いてみるのも良いなぁ~と思ってしまいます。