NHK朝のBSで、「私の一冊 日本の百冊」という番組がある。著名人の方々が、「これ」という一冊を紹介するものだ。
その中で、有森裕子さんが紹介されたのがこの「兎の眼」。中学生向きとされている本である
大学出たての小谷先生は、小1の担任。その中の鉄三の、カエルを引き裂いたりなどの行動に手を焼き、すぐ泣いてしまう。が、同僚の足立先生などから「宝物を持っている子」と言われ、歩み寄っていく
なぜ鉄三がそんな行動に出たのか。それを理解しようと頑張る小谷先生と、だんだんと心を開いていく鉄三の成長が丁寧に描かれていてさわやか 作者の灰谷さんは17年間教師だった方だというので納得。教師のやりがいと、子供の持つパワーが力強く伝わってきて元気が出る。
ただ、後半は鉄三たちの住んでいる処理所移転の話がメインになる。個人的には前半の鉄三らと教師の交流物語の方が好きだった
有森さんは、この本を子供の頃に読んで鉄三に感情移入し、今再び読んで教師側に感情移入したとか。
本にはそういう、読み手の成長によって読み方が変わるという楽しみ方があると思う。私はこの本、子供の頃には題名しか知らずに通り過ぎてしまった。子供時代にもっともっと色々な本を読んでおけばよかったと思っている
ちなみに私のイメージキャストは、
小谷先生:綾瀬はるか
足立先生:佐藤浩市
でした
その中で、有森裕子さんが紹介されたのがこの「兎の眼」。中学生向きとされている本である
大学出たての小谷先生は、小1の担任。その中の鉄三の、カエルを引き裂いたりなどの行動に手を焼き、すぐ泣いてしまう。が、同僚の足立先生などから「宝物を持っている子」と言われ、歩み寄っていく
なぜ鉄三がそんな行動に出たのか。それを理解しようと頑張る小谷先生と、だんだんと心を開いていく鉄三の成長が丁寧に描かれていてさわやか 作者の灰谷さんは17年間教師だった方だというので納得。教師のやりがいと、子供の持つパワーが力強く伝わってきて元気が出る。
ただ、後半は鉄三たちの住んでいる処理所移転の話がメインになる。個人的には前半の鉄三らと教師の交流物語の方が好きだった
有森さんは、この本を子供の頃に読んで鉄三に感情移入し、今再び読んで教師側に感情移入したとか。
本にはそういう、読み手の成長によって読み方が変わるという楽しみ方があると思う。私はこの本、子供の頃には題名しか知らずに通り過ぎてしまった。子供時代にもっともっと色々な本を読んでおけばよかったと思っている
ちなみに私のイメージキャストは、
小谷先生:綾瀬はるか
足立先生:佐藤浩市
でした