筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ

ロッテ戦を中心に、野球を好き勝手な視点から見るブログ

東野圭吾「流星の絆」 by クドカン

2008-10-28 16:17:56 | ドラマ

大好きな東野圭吾さんの小説のドラマ化。

放映前に、滑り込みで図書館の予約が間に合った。実に半年待ち。今や東野圭吾ものを急いで読みたければ、買うしかない。でも、基本的に文庫しか買わないと決めているので、頑張って待ちました。

読み終えてからドラマのキャストを見たけれど、長男功一役は二宮和也で違和感はなし。ただ、私のイメージでは、次男の泰輔は森山未来、妹のシーは沢尻エリカ、でした。でも、錦戸・戸田のお二人もなかなか面白いと思う。

で、第二回まで見た感想は、クドカンテイストてんこ盛り~

ちょっとやりすぎかな~と思うところもあるが、全体的にはポイントを押さえていると思うし、伏線もしっかり入っている。原作にないギャグ感が強い割には、切なさややり切れなさも出ている。今まで東野原作のドラマ、「テレビに椅子ぶん投げたろか!」というようなものもあったが、今回はかなりいいんじゃないでしょうか。

原作では功一兄ちゃんはもっとニヒルでクールな頭脳派という感じ。弟は器用に七色変化に変装できる実行派。妹は男を簡単に手玉に取る悪女タイプ。けど、ニノくんの兄ちゃんは普段はバカにされるキャラ、という二面性が、かわいげがあっていい

そして、テレビだからなのかも知れないけれど、復讐はちゃんとその相手をターゲットとするという風に設定が変わっている。その姿勢も悪くない。

(以下、多少ネタバレ)
今後は、要潤演じる戸神行成に、男扱いは手慣れていたはずのシーが惹かれていくのが、復讐の番狂わせになるはず……。でもあの人、そんなに魅力的になるかしら~、とちょっと心配だったりする。

原作を読んだ方、犯人を言いたくてウズウズしてないでしょうか。私は読んでいる途中に立てた予想が見事に外れたので、余計にウズウズ……。

あと、このドラマを見るとハヤシライスが食べたくなる。タイアップでハウスからレトルトが売り出されているそうだけど、先週しっかり外で食べて来ちゃいました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿