筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ

ロッテ戦を中心に、野球を好き勝手な視点から見るブログ

巷で噂の「HEROES」

2009-02-13 16:47:24 | ドラマ

日本人俳優のマシ・オカさんという方がレギュラー出演しているという、話題の海外ドラマ。見たい見たいと思いつつ、なかなか見られないでいたら、先日から日テレで昼間に放送しているではないですか。早速録画。そして3話ほど見ました。

面白い……

これ、各地に散らばる超能力者達の話なんですね。時間を飛ぶ人、宙に浮く人、未来が見える人、ケガしてもすぐ治る人、心が読める人……他、よくわからないけど、とにかく常人離れした力を持っている。それが、核爆発という未来に起こる惨事に向けて、それぞれが自分の力を自覚し始める……。

って、3話ではそこまでしかわからん 続きが見たいっ 気が付けば、夜中にシーズン2も放送してるじゃないですか! もう間が飛んでてもいいや。見ます

ちなみに、マシ・オカさんの役は東京のサラリーマンという設定なのだが、どう見ても彼の働いているところは東京で撮影されてないですよね…… 日本語の看板がこれ見よがしに立っているけど、ネオンとか街の暗さとか、時計が漢数字で表示されてたりして(^^;) そういうのも含めて、面白いです。


「パイレーツ・オブ・カリビアン~デッドマンズ・チェスト」(テレ朝)でジョニデを思う

2009-02-10 17:24:56 | 映画タ~ハ行

何でこんなにインパクトあるんでしょう、ジョニー・デップ

三部作の第二部。かつてかわした血の契約により尽きようとする命を守るため、ジャックは「死者の宝箱(デッドマンズ・チェスト)」を見つけに繰り出す。そして第一部でジャックの逃走に手を貸したウィルとエリザベスは逮捕され、死刑を逃れるためにジャックの持つ羅針盤を手に入れようと動き出す……

どう見ても正当なヒーロー像は、オーランド・ブルームのウィルの方。ジョニデのキャプテン・ジャック・スパロウは、小ズルくてセコくて自己チュー。なのにやっぱり目が追っちゃう。憎めないキャラに見えちゃう。恐るべし ジョニー・デップ

友達がファンだったのがきっかけで注目し始めたのだけど、この人、あまりマトモな役だったことがない 初めて見たのは、その少ないマトモな中の一つ「ギルバート・グレイプ」だったけど、孝行なできた兄ちゃんで、こんなにクセが出てくるとは思わなかった。

個人的な感想だが、堂本剛を見るたびこの人を思い出していた……目の辺りが似てる気がして(^^;)

とにかく、クセ役の上手い役者さんは大好き。ジョニデの中では、マイナーだけど「ノイズ」が不気味で怖くて気に入ってます


灰谷健次郎「兎の眼」

2009-02-07 11:33:24 | 小説
NHK朝のBSで、「私の一冊 日本の百冊」という番組がある。著名人の方々が、「これ」という一冊を紹介するものだ。

その中で、有森裕子さんが紹介されたのがこの「兎の眼」。中学生向きとされている本である

大学出たての小谷先生は、小1の担任。その中の鉄三の、カエルを引き裂いたりなどの行動に手を焼き、すぐ泣いてしまう。が、同僚の足立先生などから「宝物を持っている子」と言われ、歩み寄っていく

なぜ鉄三がそんな行動に出たのか。それを理解しようと頑張る小谷先生と、だんだんと心を開いていく鉄三の成長が丁寧に描かれていてさわやか 作者の灰谷さんは17年間教師だった方だというので納得。教師のやりがいと、子供の持つパワーが力強く伝わってきて元気が出る。

ただ、後半は鉄三たちの住んでいる処理所移転の話がメインになる。個人的には前半の鉄三らと教師の交流物語の方が好きだった

有森さんは、この本を子供の頃に読んで鉄三に感情移入し、今再び読んで教師側に感情移入したとか。

本にはそういう、読み手の成長によって読み方が変わるという楽しみ方があると思う。私はこの本、子供の頃には題名しか知らずに通り過ぎてしまった。子供時代にもっともっと色々な本を読んでおけばよかったと思っている


ちなみに私のイメージキャストは、
   小谷先生:綾瀬はるか
   足立先生:佐藤浩市
                    でした


はじけるアラフォー(?)、「マンマ・ミーア」

2009-02-04 18:33:09 | 映画タ~ハ行

結婚式で父親にエスコートして欲しいソフィだが、候補が3人も。ソフィが母ドナの昔の恋人の彼らに招待状を出すと、3人はギリシャの小島にやってきて大騒ぎに……

何と言ってもABBAの音楽でしょう これにエーゲ海のきらめく美しさが重なって、もう映画館で観るしかない、っていう映画でした。

まだ序盤の「ダンシングクイーン」での大勢のダンスシーンに、何故か涙が出そうになってしまった。特に喜怒哀楽を感じたわけではないのに……音楽と踊りだけで心が揺さぶられてしまったみたい

最近では「プラダを着た悪魔」のイメージが強烈だったメリル・ストリープは、渋い演技派だとばかり思っていたけど、歌も踊りもすごいんだ  彼女自身はもうすぐ60歳になるというので、その華麗なダンスには驚き。でもこの役柄は娘が20歳ということを考えると、……設定はアラフォー??

彼女と友達二人の熟女のはじけっぷりが突き抜けている  もう若い子なんか「君達はまだ青い」と鼻息一つで吹っ飛ばすような勢い。破天荒といえど、これまで生きてきた自分の人生に自信と誇りを持てるからなのだろう。20代後半あたりから「オバサン」扱いされる日本とは、スケールが違う気がした。

個人的には、3人の父親の中のビル=ステラン・スカルスガルドが好みです(^^;)


リアルで重い「誰も守ってくれない」

2009-02-02 17:19:55 | 映画タ~ハ行

殺人犯として逮捕された男の妹と、彼女をマスコミから保護することになった刑事。現場を考えない上司の命令や、インターネットで振りまかれる一般人の悪意などに振り回される二人は逃避行を続けていくが……

 

以下、ネタバレあり

*****

 

マスコミやインターネットは凶器になる。それがものすごくハッキリ示される。

逮捕前後の犯人の家の前は、まるでカーニバルか何かのように大騒ぎ。何を壊そうが近所迷惑だろうが知らん顔。殺人犯の加害者の家族は、これからを生きていくため苗字を変えるべく離婚書類と再婚書類を作ったりする。追いかけるマスコミは、走る車からドアを開けてカメラを突き出すなど、撮影に命がけ。

そんなこんなのやり合いが、きっと現実にも起こっているのだろうなと、とてもリアルで怖かった。

加害者とその家族は別の人間でも、やはり家族なのだから「関係ない」では許されないだろうとは思う。だけど、ここで出てくるマスコミやインターネットは、あまりに暴力的で理不尽。こんな風に追いつめて意味があるのかと問いたくなる。だけど架空のことではなさそうな話ばかりで胸が痛くなる。

そういう情報を受け取る側の、そしてあるいはもしかしたら当事者になってしまう可能性も0ではない人間として、様々なことを考えさせられる痛烈な映画だった。

ただ、ここまで現実的な重いエピソードが丁寧に積み重ねられるこの物語の中で、彼女のBFのくだりは必要だったのかなぁ? ドラマ「TEAM」を見た時にも思ったけど、君塚良一さんは最近の少年達に絶望しているんだろうか。BFがあまりに陰険で無神経な人間すぎて、今までのリアリティがここで少し薄れたような気がしてしまった。BFは彼女から距離を置いて離れていってしまうくらいで充分だったんじゃないかとも思えて。

この、重い「誰も守ってくれない」。唯一の笑い所は、佐藤浩市と松田龍平の軽口のたたき合い。「背筋も凍るね~、オイ」がとってもはまっていて、ナイスコンビだった。

 

蛇足
途中、松田龍平のカーアクションがあるが、某名作刑事ドラマを思い起こさせるそのシーンは、「ジーパン」へのオマージュ? 亡きお父様に、風体やヌーボーとした感じがソックリです、龍平くん