FREEDOM~陽だまり探し~

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岩洞湖ボート釣り禁止!嗚呼レジャー後進県、岩手県・・・

2011-11-18 | 釣り
 どうやら2011年11月12日から、岩手県の岩洞湖におけるボートを使用した釣りが、全面禁止になったようです。
 岩洞湖での湖面利用でボートを使用する場合は、ダム管理者である岩手県企業局への届出が必要なのですが、今回の『ボート釣り禁止』は企業局ではなく、岩洞湖漁協で一方的に決められたようです。
 理由の詳細はまったく流されておりません・・・。

 ちなみにボート使用の企業局からの届出書には、「5 水面使用中における事故については、使用者がその責任を負うこと。」と、事故などに対する自己責任が明記されていますので、「遊漁者の安全のためのボート釣り禁止」ではないでしょう。

 水上オートバイが届出で可能な水域なのに、釣りでは動力船禁止(エレキも禁止)のようですので、遊漁者の安全なんか考えてないし、環境汚染防止のためでもありませんよね?
 ボートで怖いのは天候の急変による風と波です。万が一の時に、手漕ぎで帰着するのとエレキで帰着できるのとでは、安心感も雲泥の差があります。「ボート釣りでエレキも禁止」と言うのはまったく理解できないし、納得できません。岩手県内のダム湖ではほとんどの水系で、ボート釣り可能でも手漕ぎオンリーの所ばかりです。エンジン船禁止は環境汚染防止と言う事で納得できますけど。

 となると、あとは「資源保護」のためですかねー・・・。漁協が運営している、『ワカサギドーム船』との競合を避ける意味合いが強いのかな?と思われます。

 もし、ボート釣り禁止の理由に資源保護を挙げるならば、もっと先にやるべきことがあるのではないでしょうか。
 過去記事にも他県から移住してきた私が、釣りにおいてガッカリさせられた事を記述してますが、キャッチ&イート派(釣ったら喰う派)が圧倒的に多いのですよ、岩手県は。釣ったら釣っただけ持って帰る(魚を殺処分してる)釣り人が多い・・・。
 資源保護を謳うとするなら、『遊漁における匹数制限』を設けるべきです。これを言うと匹数制限反対派は「釣り客が来なくなる!」と言う方が多いのですが、全国で成功している漁協の多くはキャッチ&リリース奨励や匹数制限を設けて資源保護を行っています。
 何故?てっ、釣れただけ持ち帰られると、あっという間に釣れない釣り場になってしまって、結果釣り人も来なくなるから。 
 それと、成功している漁協について外せない理由はもう一つ、『必要最低限のルールで、そこに釣りに来る釣り人のモラルも高い方々が多いから』というのも付け加えさせていただきます。

 せっかく岩洞湖の年券買って、ボートも引っ張り出して準備してたのに・・・。もう、岩手県はガッカリさせられることばかりです・・・
 年券買っちゃったから、氷上釣り解禁まで待ちますけど・・・。規則や釣り人にとっての足かせを増やせば増やすほど、結局ボート釣りを楽しんでいた方々の足が遠のいて、釣り場として寂れていく(釣り客が減る)だけだって早く気づいて欲しいものです・・・。


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