07年8月5日八郎潟流入河川、サイズは33センチくらいです。
タックルは「ダイコーサイラスSYS63L/06ツインパワー2500/ライン4lbフロロ/バークレイ なんとかフライ(忘れた)のノーシンカー」
この日はトップ→シャッド→テキサスと探るも、反応なし・・・。ライトタックルに持ち替えて、岸のアシ際をバークレイのスティック系ワームをノーシンカーで、ショートトゥイッチでダートさせながら誘い、喰わせることができました。
このバークレイのワームは商品名忘れてしまいましたが、高比重ではなくライン張り気味にしてポーズするとサスペンドして水中の中層に漂わせることができます。いわゆるシャッディングメソッドの超ライト版のテクが使えます。「漂わせることが出来る」というのがポイントです。偏光越しにクチボソなどの小魚が確認できた時に結構効きます。
ロッドのSYS63Lは、千葉県片倉ダム遠征でそれまで使っていたSYS60Lを折られてしまい、ライトスピニングが無くなった私は、「オカッパリを考えると少し長めが良いかな。」と考え、購入しました。60Lを折られたのは、ティンバーが水没しているストレッチで、アタリを感じてアワセた瞬間に一気に絞り込まれ、ティンバーに潜られまいと強引にロッドを立てた際、既に潜られていたのでしょう、「バキッ」という音と共にロッドが折れ、同時にラインブレイク・・・ ドラグ締めすぎでした・・・。折れたティップ側は湖底へと沈んでいきました・・・・・
使い比べて分かったことは、「同じブランドのライトパワー、スピニングロッドでも、長さが3インチ長くなるだけで、こうも違うのか・・・」ということです。6フィートの方は感度がよく、アタリが「コンッ」と伝わったのですが、6フィート3インチの方は「ククッ」というカンジで、アタリが明確なのは6フィートの方です。63Lは3インチ長くなった分を食い込ませ重視で設計されているようで、ティップが柔らかいようです。
今は折れてしまったSYS60Lですが、かなり気に入っていたロッドでした。例を挙げますと、先ほど言った感度がよくアタリが明確だった事。パワーもライトなのに大したもので、関東在住時に千葉の野池でのことですが、60UPの鯉の尾びれにスレ掛かりさせてしまった時も10分くらいの格闘の末、ランディングしたこともありました。ちなみに、この時もラインは4lbフロロでしたので、ただ張りが強く硬いブランクスでないことが分かると思います。もうそろろ製造中止になるかもしれませんが、サイラスシリーズはダイコーというメーカーが大変な時期(社員がメジャークラフトへ分派した時期)を乗り越え、信用を賭けて発売したブランドなので、作りは確かで価格を考えるとオーバークオリティと思えるほどの名作だと思っています。
サイラスを初めて買うときに、他社の同価格帯の商品と持ち比べてみましたが、サイラスは特にメジャークラフト製品に比べて少し重いです。しかし、この重さの効果が大物掛けたときに分かります。サイラスシリーズは「のされたか?」と思ったその先にさらに絞り込まれても踏ん張れるトルクがあります。カーボンシートの質や巻き回数で重さの違いが出てると思います。メジャークラフト製品もシーバスロッド(PE対応ロッド)を持っていますが、軽さとキャストフィール、流行をすぐに取り入れる開発フットワークの速さはたいしたものだと思います。使うのに支障はないのですが、ブランクスの薄さを感じることがあり、少し不安になることがあります。
ダイコーは流行取り入れるのは時間掛かる(生意気言ってスミマセン)ようですが、質実剛健な作りが一番の魅力だと感じています。コストとの兼ね合いが難しいと思いますが、質実剛健路線でこれからも良いロッドを送り出して欲しいものです。個人的にはサイラス開発コンセプトと技術で、しっかりとしたトルクある鍛えた筋肉のようなブランクスで、カリスマスティックばりの感度を持ち合わせたロッドを期待します「
えっ?「ダイコーには、バロウズとかメソッド別に特化したドレッドノートがあるじゃん!」てっ、高すぎです。
うーん・・・、出来れば1本2万円台の価格設定で
お願いしますm(_ _)m
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