このところ
ジムと散歩と家事の合間に
先日 オークションで入手した
倉本聡さんの本を読み漁っていました
中でも心にズシンときたのは
『ニングル』でした
ニングルとは
森にすむ身長が15cmくらいの小人のことで
森の木の洞に住んでいる
中学生の頃に 佐藤さとるさんの
『誰も知らない小さな国』を読んで以来
心のどこかに 小人の存在を
信じたい気持ちがずっと残っている気がする
だから
倉本先生の本を ドキドキ読み進み
本気で信じる気持ちになってきた
恐らくフィクションなのだろうけど、
ニングルを通して現代人に警鐘を鳴らしているのだろうけど
北海道の原始林には
そういう存在がいても不思議はないような気がする
森は巨大なダムである
そのことは近頃知られるようになってきたけど
森の木を伐採して
山を切り崩すと
その巨大な水がめがバランスを崩し
水で困ることになる
鉄砲水や干ばつ…
そのことを倉本先生は
『ニングル』を通して訴えているのだけど
同時に 自然の中で暮らすニングルの
約束事がキーワードとして出てくる
それは
『知らない権利』 と
『放っておく義務』
昨今
なんでも『知る権利』を振りかざし
その気持ちに応えるべく
人の傷みにもずかずか踏み入って
『知らせる義務』があるかのような勘違い
もちろん無関心は困るけど
知らないほうが幸せなこともたくさんある
読書が好きで
近くに図書館があるのなら
是非 読んでみてください
きっと何かが変わると思いますよ
ルークママに教えていただき
365カレンダーのエントリーをしました
毎日 1頭のビーグル
一年で 365の可愛いビーグルズ
今年はマイロをエントリーしました
運よくマイロの誕生日の10月4日が空いていました
楽しみで~す