「薄闇シルエット」(角田光代著)
★★★★(ベアの満足度)
37歳の女性が主人公。
友人と会社を共同経営し、都会で一人暮らし。
仕事の成功、友人の結婚、身内の死などを通し、いろんなことを考える。
ひと昔前なら、この主人公の設定は20代後半なんだろうなと思う。
女性の友人関係、仕事観、結婚ラッシュなど、リアルすぎて、少し苦しくなるほどだ。
タイトルの薄闇とは、いつまで続くのだろうか...。
今の私と主人公の彼女では、共通点はないし、
友だちだったとしても、彼女の性格だったら
もう連絡を取らない人物のポジションにいるんだけど、
「共感」できる部分はある。
「やりたくないこと」を挙げて、もがいているだけでなく、
「やりたいこと」に変えていくこと。
自分をそのまんま、受け止めていく。
巷のノウハウ本よりも、重たいけど実感として心に残る1冊でした。
★★★★(ベアの満足度)
37歳の女性が主人公。
友人と会社を共同経営し、都会で一人暮らし。
仕事の成功、友人の結婚、身内の死などを通し、いろんなことを考える。
ひと昔前なら、この主人公の設定は20代後半なんだろうなと思う。
女性の友人関係、仕事観、結婚ラッシュなど、リアルすぎて、少し苦しくなるほどだ。
タイトルの薄闇とは、いつまで続くのだろうか...。
今の私と主人公の彼女では、共通点はないし、
友だちだったとしても、彼女の性格だったら
もう連絡を取らない人物のポジションにいるんだけど、
「共感」できる部分はある。
「やりたくないこと」を挙げて、もがいているだけでなく、
「やりたいこと」に変えていくこと。
自分をそのまんま、受け止めていく。
巷のノウハウ本よりも、重たいけど実感として心に残る1冊でした。