味方を増やす。

「発達障害だって大丈夫ー自閉症の子を育てる幸せ」（堀田あけみ著）
★★★★（ベアの満足度）
「光とともに」のドラマの再放送を見たことと、
著者の「1980　アイコ十六歳」が高校時代大好きだったなと
思い出したことが、重なって、この本に出会った。

著者は、現在、男男女３児の母（次男が自閉症）であり、
作家であり、心理学者でもある。
夫は、写真家であり、不在がち。

すごく忙しかったり、傷ついたりもしながら、
本当に子供たちを愛して、暮らしているんだなあとわかる本。
前に読んだ本と同じ、本音満載。
でも、読み手のことを考えた配慮あり。（個人的な悪口はなしということ）

敵を増やすよりも、味方を増やす。
怒りはエネルギーを費やすから、
怒っても仕方のない相手（理解してもらえなそうな人達）には
エネルギーは使わない。

普通に子育てをしているママとしての、自身の決めごとにはうなずく点が
たくさんありました。

考えさせられることがたくさんあった本でした。