ヒトは暇があると意地悪になっていく。
他にすることはないんだろうか。
と思い、
早送りボタンに手をのばしてしまった。
不義密通と放火。
どちらが重い罪なのか。
芝居小屋が燃え、徒歩で行ける範囲で
花火とは、いかに...。
一夜の恋を胸に一生を過ごす。
欲張ってはいけないということか。
意地悪する側の方が、
弱みがたくさんあるというのに。
それにしても意地悪なヒトがたくさん出て来た映画だったよ。
着物もお庭もきれいなのにね。
と...
なんだか不完全燃焼だったはずなのに、
なぜか気になるワンシーン。
仲間さんの一瞬の笑顔。
あの時代の恋とはそういうものか。
「恋」にフォーカスするとなんだか納得。
高島さんの意地悪の矛先は違ったのにの
告白もなんだか淋しげで...
策が恋に負けた瞬間だったのだろうか。