武田、杉山、稲垣、山端、大滝
@ペガサスホール
私の大好きな熱海殺人事件。
たぶん熱海との出会いは、演出の武田さんと同じかも。
大山登場では「どうぞ」とおせんべいをいただいた。
デジャブ?
卒業公演とは違った、劇団員の熱海が
ずっと観たかったんだ。
伝兵衛は、安定の存在感、声そのものがつか芝居。
そうそう、これが観たかったんです。
熊田は、新境地だけど魅力的。
カバンが開かないトラブルも笑いに変えて客席をわしづかみにした。
どんな役も軽やかに楽しそうでいつまでも観ていたかった。
水野の迷いも決意も痛いほど伝わって来た。
アイコの引け目もプライドも。
他のバージョンも観たくなるほど、水野役にぴったりだった。
あ~、彼女の伝兵衛を見逃しているのが悔しい。
ベテラン勢の中、まっすぐな大山。
今だからこその貴重な役どころ。
チームの中で育ち、継承されている。
笑って、泣いて、毒舌で、これこそが熱海殺人事件。
またがっつりとした熱海、観せてもらいたいなあ。