@新橋演舞場
初めて、2階席で観劇。
ざっくりとしたあらすじの後に、「いつ気づいた?」と
秘書に尋ねる真澄さま。
アテネ座の公演に出さず、日帝劇場へ向かうように仕向けた時と
自然に、二人の王女のオーディションシーンから始まった。
予習した部分がバッチリはまり、台詞は全てコミックの台詞と
同じことがわかるのが嬉しい。
それにしても、真澄様のシルエットから、ポケットにいれる手まで
再現率が半端ない。そして、壁ドン♡
亜弓さんも原作そっくりで
オリゲルドのラストの対決が迫力満点だった。
特徴のある二人に比べ、天才を表現するのは難しい。
地味だけど、芝居になると人がかわるマヤそのもの。
母を亡くしたシーンは、泣きそうになりました。
一部は、コミックに忠実に。
二部は演劇の本領発揮、ストーリーを少し変え、
強引なまでにラストに持っていく。
どこまで話は進むのか?
紅天女の行方は?
オトナが本気でコミックを舞台に再現しようとしているのが
素晴らしかった。
観客席すら、そうそう、それそれと共感の空気で一杯になった。
私のツボは、紅の谷に出発する二人の衣裳。
マヤのボストンバックのクオリティの高さ!
オペラの北白川さんも、水城さんも、源造さん、紫織さま、
そして、オーディションの江川るりさん、小野寺演出家...
アンサンブルの方々の配役の多さ、まだまだ仕掛けに
気づけないところがあったんだろうと思うと悔しいほどだ。
もう一度、もっと近くで観たいけど、月曜日が千秋楽。
帰りに買おうとしたら、グッズ売り場が閉まっていて、
買えなかったのも、重ね重ね後悔。
ガラスの仮面をコミックで復習せねば。
50巻も早く発売しないかなあ。