先月毛を短く切ったチャーリーの背中をさすっていたら、首の下のほうの皮膚の中にプックりとふくらみができています。直径1.5cmくらいの硬いふくらみです。
チャーリーは9月5日のお誕生日に14才になりました。やはり病気になる年齢なので、これは癌なのかしらと、ひどく心配になりました。
少しの間小さくならないかと見ていましたが、8月の半ばに気が付いて、9月の終わりまで大きさが変わらないので、動物病院へ行きました。
獣医さんは、そのふくらみを触ってみて、注射器のようなもので、その部分を吸い取り検査、そして、大丈夫、脂肪繊維の炎症です、といわれました。
私は、気持ちの緊張がするりと抜けて、本当に安心しました。
脂肪繊炎ということで、抗生物質をもらいました。消滅することもあるし、残るかもしれないけれど、大丈夫、ということでした。
犬は、今まで一緒に暮らしてきた経験から、12才くらいから、とても病気になりやすいし、弱ってしまいます。
チャーリーは、今もベッドやソファーに飛び乗れるので、見た人は若いし元気だねといわれます。でも、足も少しずつふらつきがあり、耳はかなり悪いです。チャイムの音が聞こえないし、雷も怖がりません。目もあまり見えないようで、私たちには、とてもおじいさんになったねーという感想です。
犬としては年を取りますが、少しずつ人間に近づいていくように思います。今回も、組織を取る時の怖さと痛みで、私と妹を逆恨みしていました。
妹が抱こうとしても逃げるし、近寄らないようにしていたといいます。私にも、近寄らないようにしていました。夜寝るときには、ベッドの上で私にくっついて寝ていましたけれど。
これから、いろいろな病気や老化に気持ちを乱されるだろうなと思いますが、できるだけ痛みのない老後を過ごしてくれたらと思います。
コメントではなく、私事のお知らせですが。
先日「膵臓の造影CT検査」をして、昨日結果を聞きました。「とりあえず、ガン化している部分はない」ということでした。
定期的な超音波内視鏡 (EUS)検査をすすめられましたが、断りました。もういい年ですし「知らぬが仏」で行く方がいいかもしれないと思って。もう病気のことを考えるのはウンザリです。
腹痛は、一昨日から少しマシになったのでやれやれです。
病院の帰り車の中から、道端の赤い曼殊沙華の花を見ました。この花を見るのは30年ぶり位です。「今日は、満月の中秋の名月らしい」と子供が教えてくれたので、夜、月も見ました。
庭は雑草でぼうぼうで、時々虫が鳴いています。朝晩涼しくなったし、秋に移りかけているのでしょう。beautiful-sunsetさんのおうちの柿の実も大きくなっていくことでしょう。
本当に病気のことを考えるのは、嫌ですね。私もこれからどうなるのかなと自分のことを考えます。何とか痛まず、気持ちが落ち着いた日々を送りたいですね。
わが家の柿は、今年は少ないようですが、今少しずつ色づいてきています。この前、すこし赤いものを採って食べたら、とても美味しかったので、今年も柿三昧の日々がすごせるでしょう。
昔、母が元気なころは、庭に花を植えていました。白い曼珠沙華が母の自慢でした。いろいろな人に苗を分けてあげていました。私は薔薇だけしかわからない偏った人間ですから、白の曼珠沙華は珍しいのかなと思っていました。今はもう、赤も白も曼珠沙華を見たのがいつだったかと思い出せません。
この前、「夜と霧」の感想を聞きたいといわれたので、今読んでいる本が終わったら、もう一度読んでみます。そして、また自分なりの思いを書いてみようかと思っています。以前は30代のころに読んだので、この頃の私の記憶力では、とても感想を書くことができませんので。今読んでいるのも、あと2冊続きますので、ちょっと時間がかかるかもしれません。
少し暑さも和らぎましたが、昼間はとても暑いですね。季節の変わり目ですから、お身体大切に。ではまた。