弁護士の探し方シリーズ
今回は 単推し つまり、
弁護士個人を選び出す方法についてです
ネットや、
その問題について本を書いておられるとか、
知人の紹介で などから情報を得て、
「◆◆先生に相談したいです!」という形で、
法律事務所にコンタクトを取ることになります
いわば指名制ですね
美容師さんやお医者さんについても、
このような 単推し をすることはあるのではないでしょうか???
事務所の規模にもよりますが、
弁護士を指名して、法律相談を申し込むことは、
一般的には決して失礼なことではないので、
そこはご安心ください
元々、紹介がなければお断りの事務所の場合は、
当然断ってくると思いますが、
そうでない場合、
事務所のほうで、
「ご希望の弁護士はいらっしゃいますか?」
と確認することも珍しくないです
個人的には、希望している弁護士がいる場合には、
きっちり伝えたほうがいいと思います
はっきりしない場合、
空いている弁護士に配点するルールの事務所であったり、
全てボス弁に配点するルールの事務所もあったります。
は~~い!質問だよ!!!
希望する弁護士を指名したものの、
法律相談に行ったら、
希望する弁護士に加えて、別の弁護士も一緒に法律相談に入っていて、
気づいたら、
ぬるっとその別の弁護士が担当にすり替わっていたよ!!!
なんてこと、聞いたことがあるんだけど、
どうすればいいの???
あ~・・・それは、
人数が何人かいる事務所ではあるあるですね
若手の弁護士に経験を積ませるために、
(あるいはその分野をより得意としている弁護士を同席させることもあります)
メイン担当をスライドさせるシステムです
事務所の主力の先生(ボス弁やパートナー弁護士が多いですね)は人気があって、
その先生お一人で全ての案件を処理することはできないので、
事務所内で再分配することがあるのです
メインの先生に不満がなければ、結果オーライですし、
指名した先生が、裏で管理監督している可能性もあるので、
決して悪いシステムとまでは言い切れません。
(私もこうやって経験を積ませていただいたので、
なんとも・・・申し訳ないですが、否定できません)
それでも、
指名した先生に担当していただきたい場合、
これは、はっきり頼んでしまうほうがいいと思います
単推しの場合、
「この分野に詳しそうな先生!」という視点で選んでいただくのが、
自然だと思いますが・・・
時に、
「この先生がいい!」という選び方もあります。
得意分野云々でなく、本当に、弁護士のキャラクターや属性から、
その弁護士に処理してもらいたい!という希望ですね
ほぇぇ~~・・・真の単推しだね!
弁護士冥利につきると思うけど、
・・・なかなかないでしょ???さすがに、それは・・・。
知人からの紹介の場合や、
以前依頼していた弁護士に苦労して、
今度は人柄重視で選びたい!という方が、
この方法を選択されておられる印象です・・・
あとね、
個人的な私の意見ですが、
真の単推しをするのに適したケースとして、
「そもそも案件がマイナーで、
その案件を得意としている弁護士がそもそも少ない場合、
弁護士の人柄で選んで、
二人三脚で頑張るのがいい」と思います
得意な弁護士、慣れている弁護士が少ない分野ってありますからね・・・。
ちなみに、
私が生まれて初めて 単推し でご依頼いただいた件は、
養育費減額審判の上告審でしたよ。
◆◆菅沼法律事務所◆◆
弁護士 生井澤 葵(埼玉弁護士会所属)
埼玉県越谷市越ヶ谷1丁目11番35号
吾山ビルⅡ 4階
電話:048-969-3801
(お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
スムーズです)
◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員(「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当)
JADP認定夫婦カウンセラー
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