時折、お伝えしておりますハーブ。
ハーブは、古くから美容・食料・病気直しなど様々に、日々の暮らしの中に用いられて来ました。
今回は、スパイス(香辛料)として料理などに用いられている「クローブ」の魅力をお伝えします・・・。
~クローブについて~
フトモモ科フトモモ属 常緑高木
学名:Eugenia caryophyllata
クローブ 蕾
別名:丁字、丁香、百里香(百里離れたところまでも香りが漂うことから)
名前の由来は、「釘」のような形をしていますので、フランス語で「Cloo」、英語で「Clove」と呼ばれ、中国語では「釘」の意味をもつ「丁」丁字、丁香と呼ばれています。
花言葉:高貴、神聖
香りは、シャープでスパイシーな中にも甘い香気が漂います・・・。
クローブに含まれる成分「オリゲノール」は、さまざまな病気を身体に寄せ付けない、広域抗菌剤として使用できますので、感染症予防対策に役立つハーブでもあります・・・。
〈クローブ使用方法として〉
・マスクケースに・・・
ガーゼにクローブを少々包んでケースの中に入れます。
・小袋に・・・
小さな袋にクローブを少々入れて、お出かけの時に身につけて・・・
・室内に・・・
室内の空気洗浄に・・・
・ハーブチンキをクローブで作る
*作り方は、前回のブログ、「ハーブチンキ」をご参照頂ければと思います。
「クローブ」は、用途いろいろにご使用頂けます。
《アロマ精油についても・・・》
クローブ
学名:Eugenia caryophyllata
クローブの蕾を水蒸気蒸留したものです。
私がハーブと出会った数十年前に、このクローブについてお聞きしたことなんですが、中世、ヨーロッパで疫病が大流行した時に、このクローブの木を燃やして、疫病を抑えたと・・・。
抗菌・殺菌・消毒作用のある「クローブ」は、空気洗浄に役立つハーブの一種でもあります・・・。
ご参考までに!
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