太った中年

日本男児たるもの

ホリエモンの夢

2008-09-05 | weblog

ホリエモンがアメーバでブログを再開していた。「六本木で働いていた元社長のアメブロ」。ホリエモンはライブドア事件の2審で実刑判決を受けた。そのときの弁護団も辞任したニュースをネタにした記事をエントリーしていて、その冒頭で「このブログを開設した、一つの大きな理由はネット上にあふれる、いい加減な情報源に基づく、一方的な私の揶揄記事が間違いであることをアピールするためだ。」と、記されている。

控訴中の身分を弁えていて、淡々した記事のエントリーが多い。ただ、ブログを見てひとつだけ気になったのはプロフィールに小泉さんとのツーショット写真がアップされていることだ。自民党が大勝した2005年の衆院選挙で刺客として立候補し、負けたとはいえ時代の寵児としてホリエモンは人生の絶頂だった。そのときの気分のままで、変わらない自分でいたいのだろうか。

とすれば、ホリエモンは、福田チンパンの逆ギレ辞任会見での、名文句、「私は自分自身を客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです!」のあなたに等しい。時代の寵児から転落して刑事被告人になったのは、結果として小泉政治のトカゲのシッポ切りだった。プロフの写真は、いわば、突然三くだり半を突き付けられて出て行った女房とのツーショットを未練がましく載せているようなもの。それがわからないホリエモンはミットモナイことこの上ない。ポスト福田チンパンで竹中平蔵を推すブログ記事もヒドイものだ。

でも、まあ今更ホリエモンをアレコレ言っても何の足しにもならない。再開したブログのなかで一番面白かったのは「夢精」のエントリー。太った中年同様、彼もまた男の人生で夢精をしたことがないと告白している。経験のない男にとって夢精は「幻の快楽」となる。ホリエモンは夢精を経験したくて3か月間オナニーをガマンしたそうだ。でも夢は叶うことなく、そこで夢精を経験できる薬があれば、と考える。

この辺がホリエモンの発想ということか、なるほどね。

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