あたかもヒッピーのようなセミロング・ヘアの風貌を持ちながら
そのサウンドは結構硬派なストレート・カントリーを持ち味とし
てきたクリス・ジャンソンの、ワーナー・ブラザーズでの3枚目で
す。2枚目の「Everybody」あたり、流行りのR&Bだのダンス調
などみじんも感じられず、個人的には安心して聴けるアルバムで
した。ボーカルはアーシ―な肌触りのテナー・ボイスで、こちら
もカントリー王道 . . . 本文を読む
”カントリー”とは言いつつも、我々異国の人間からすると、いわゆるロックやポップスとの区分けがつかない音楽で溢れている現在のメインストリーム・カントリー。そんな中で、奇跡のように、ストレート・カントリー(本国ではハードコア・カントリーと呼称)でヒットを飛ばす若者、ジョン・パーディの3枚目です。一度聴いたら忘れられなくなる、少し鼻にかかったアーシ―なカントリー・ボイスで、カント . . . 本文を読む
このブログでも、2008年のメジャー・デビュー以降、その作品をフォローし続けて来たザック・ブラウン・バンドですが、ルーツ志向の「Welcome Home」からすると、そのパワーと勢いが戻ってきたと言える待望の最新作です。というか、最初聴いた時はそのサウンドに面食らいました。いわゆるEDMスタイルの電子音が溢れていて、ザック・ブラウンの声にも無機的なエフェクトがふんだんにかけられてる有様。以前にも、 . . . 本文を読む