荷物といっしょにヤギまで運ぶ乗り合いバス マリ
2008年4月2日水曜 はれ 朝25℃ 昼3時48℃
5月8日1年有効のカルネ(オートバイのパスポート)が切れ
てしまうので早くモロッコまでたどり着きたいものだ。どこ
この国にカルネを送ってもらうのか考えなければならない。
ここまできたら一歩一歩進むしかない。まだまだ日本は遠
いなー。あした3日マリの国境に近いボボ、デラッソまで走
る予定。
今日もオートバイのミラーを直そうと午後3時ごろカバー
を取ったら48℃をさしていた。ニジェールで一番暑い3時
ごろネット屋に通って身体を慣らしていたのでさそんなに
は暑さを感じない。
2008年4月3日木曜 はれ 朝23℃ 昼40℃
ワガドウグからマリの国境に近い、ボボ、デラッソに向う。
出発する時はいつも朝は早い。ホテル、アイデアルを6時
30分出発。信号「二つ目を左」へとホテルのスタッフに聞
いていたが、曲がった所で地元の人に確認する。「ボボO
K」か「OK]真っすぐだ。
日本の地方の道みたいな狭い道路、地元の人たちの通
勤が始まっているようだ。自転車、ロバの荷車も忙しそう。
さびしい道になってきた、これまで3度4度も「ボボOK」か
と聞いてきたがまだ不安がある。さらに5度も6度も聞き
ながら走る。朝ごはんの仕度、かまどから煙が村のあっち
こっちから上がっている。今日はボボまで350kぐらいだ。
ボボデラッソに着いた。地元の人はボボで通じる。鹿児島
の人が聞いたら顔を赤らめる言葉だろう。まだ12時前だ。
タクシーでホテルまでついて行く。旅を始めた頃ヨーロッ
パなどでは自分でガイドブックを見ながらホテルを探し
ていたが最近は体力消耗を考えるとタクシーを使った方
がどんなに楽かがわかった。暑い時は特にそうだ。
それに人に聞いても、地図の見方もわからない人もいるし
第一いちいちも聞くのが面倒になった。やっぱり年だなー
と思う。朝25℃と涼しいぐらいだったが、昼には40℃にな
る。ルネッサンスホテルはクーラー付部屋はなかった。ファ
ンだけで暑そうだが一晩だけなので我慢しよう。1500円。
ホテルのスタッフにあした走る国境越えてマリ、バコマに
向う道を訪ねる。
①最近出来た道を真っすぐ西へ走りマリ、バコマに。
②南に走りいったんコートジボアールに入りマリバコマに
向う
③北へ走りニジェール川沿いに走りマリ、バコマに向う
道路地図を見せながら三つのルートを聞く。ホテルのス
タッフはちんぷんかんぷん。スタッフは英語のできる女性
を連れてきた。
女性は①が一番③が2番②は道が悪いと話す。そこへベ
ンツのクルマが停まった中年の男性だ。1番は③の北へ向
ってニジェール川への道が一番いい。①②の道は途中か
ら道が狭くなり悪くなると親切に教えてくれる。よし決ま
った、あしたの道は③の北ニジェール川に向ってへ走ろう。
最初は②南のコートジボアールに入ってからマリに向おう
と安易に自分勝手に考えていたのだ。そのまま走ってい
たらひどい目に逢ったに違いない。やっぱり国境近くの人
に聞いたほうが正確な情報が得られる。あー聞いてよか
ったなー。
緑多い落ち着いたボボデラッソの街、バザールなど活気
のある街に感じる。近くのレストランで夕食、ヤギの肉炒め
とライス、ビールトータルで720円。ビール160円とが高い
なー。