イランの首都・テヘランに戻って・・これからエスファーハーン経由でパキスタンに向かう
首都テヘランの宿に舞い戻る
2003年10月14日火曜 朝20℃ 10時30℃ 30℃途中長袖を脱ぐ
青空のもと早目にスタートしようとオートバイを預けているガレージに7時に行く。
8時でないと開かないと隣りの喫茶店で言われた、残念。ホテルに荷物をとりに
行くが今度はホテルの部屋のカギが開かないホテルの人がやっても開かない。
破れていたドアーにビニール・セロハンテープ?で貼っているのを破って中に入り
荷物を出してくれた。駐車場に戻り隣りの店でチャを注文。駐車場は20分前にあ
いた。一路タフリーズから首都テヘランへ約700キロ。と教えてもらったが実際
は600キロちょっとだった。
砂漠の山をぬってカーブが多い、トンネルもある。片側1車線トラックも多い。反対
車線からときどき思い切って入ってくるのでこわくて無理も出来ない。「テヘラン・
テヘラン」と何回も聞きながら聞き平均80~100キロで走る。
市内に入いるといつものように若いオートバイをつかまえて途中まで引っ張ってもら
い、引き継いだ青年に地図とアドレスを見せたら「OK」とホメニイ広場まで引っ張
ってくれた。ここまでくれば安心。いつもながらオートバイ仲間に感謝。
16時頃には着くだろうと思っていいたがテヘランに着いたのは18時になっていた。
1週間前、泊まっていたホテルではオートバイを見ただけで中から出てきて歓迎の握手。
再びゲストハウスに舞い戻る・・・駐車させてもらっている部品店の前・・。
オートバイは前回同じホテル前の部品売り商店の中に入れさせてもらった。ウィンカー
の電球が切れていたが即とり替えてくれてお金はいらないと・・・。すみません。あり
がたい。ホテルでシャワーを浴びてスッキリしたあと下着もサッサッと洗いレストラン
で持ち帰り弁当を作ってもらう。
ここのレストランにはろうあ者が一人いた。手話を交えながら「わたしのオートバイ
を見た」とうれしそうな顔で話してくれた。そして「いいなー」みたいなうらやまし
そうな顔の表情をした。日本人は泊まっているのかどうか今は見かけない。
グルジアでウオッカ―とウィスキー、トルコで缶ビールをたっぷり仕入れてきた。
缶ビール一本は冷水で冷やしていたので一気に半分飲んで残りはウオッカ―を足して
少しづつ飲む。なにせビールは貴重なのだ。アルコールはご法度の国イラン。
呑んだあとは部屋からあまり出ないようにしたい。朝からコーラだけで走ってきた。
腹ペコだったのでビールもウオッカ―もうまい。持ち帰り弁当で腹を満たした。ここ
ろよい気分・・こころよい気温・・9時前にベッドに入る。あした60才。