<午前中>バイクショップの人・・ここマスカットについたとき・・ホテルを探してひっぱてくれた人
お店のウインドウに「日本・JAPAN・松尾・matsuo kiyoharu」と頼まれてサインしてきた。
<午後>は日本人女性「スワーダ」さんの紹介で地元の人の家に招待してもらった。
2014年3月10日月曜 はれ 昼39℃
きょうは地元の人との交流になるのかも・・午前中バイクショップの店にいって夕方から
日本人女性スワーダさんの紹介で地元の人の家へ招待されている。9時にバイクショップの
人を待つ・・
なかなか現れないのでフロントから電話してもらった。もうすぐつくとのこと。そういえば
ホテルのスタッフはレセプション・レストラン・掃除する人たちすべてインド人のようだ。
バイクショップの人が9時半に迎えに来てもらった・・「ソーリ・名前忘れた」「アリです」
もう一人は「モハメッド・・」さんと紹介した。渋滞でなかなか進まない・・アリさんは途中
テイラーとか書いてある「縫製屋」に寄った。
これは「日本製」ライダージャケットだと話しながら・・新品なのに袖の部分マジックで止め
る部分が「はがれて」しまっている。そこを縫いつけるために寄ったのだ。日本「komine」の
マークがついている。
いつまでも大事に使っている縫製屋さんの日本製ミシン
「ジャパン・ノーグッドだね」と言うと笑っている。アリさんのお店についた。海のそば・・
リゾートのしゃれた複合ビルの二階にあった。その前にきのうから現金を引き出しが出来ずに
いた・・二人に見てもらって入口にあるATMの操作をした。
おお・・シャシャと機械がお札を数えている・・OKのようだ。これまでは「・・NO」と・・
カードだけが戻ってきていたのだ、自分のお金でも操作して出てくるのは嬉しい・・。
ヘルメットをプレゼントしてもらい・・申し訳ない気持ち・・すみません・ありがとうございました
アリさんのお店は大きくはないがガラス張りの最新のお店らしく・・新鮮さを感じる。なんか
カチカチ云わせながら何かを振っている・・なんと机の上にべっとり赤インクが飛び散ってし
まっている、赤色のサインペンの中身がべたべた・・と。
わたしにサインペンで「ウインドウ・ガラス」に名前サインしてもらうために「出が」よくなる
ように振っていたのだ。今度はブルーのサインペンを持ってきた。
入口ウインドウガラスに・・「日本・JAPAN・松尾・matsuo kiyoharu」と大きく書いた。女性の
お客さん二人づれ・・手袋を買った。「オートバイに乗るの」・・「ノーノー」そういえば女性
がオートバイに乗っている姿は見たことがないな・・車は結構運転してる女性は見かけるが・・。
自転車に乗るとき使うのかな。実はヘルメットの中にあるインナーの部分が古くなって時どき飛び
出してくる。
で・中身だけ取り換える「部品はないですか」と聞いていた。サイズはこの感じとヘルメットを
かぶった。中身だけは売ってない・・と、そうだろうなー。いっしょに来たモハメットさんが
「これをあなたに差し上げます」と「I pad」を使って日本語に翻訳してわたしに見せる。
「ノーノー」・・そんな受け取ることはできない。ウインカーに手をかける破れて引っかかって
いたのでサイズがちょうどいい手袋を買った。
12時を過ぎた・・ガーミン・ナビで「戻るホテル」を入れてもらった。帰ろうとすると二人が
「ヘルメットを持って行け」「プレゼント」と手渡された。ほうとうにいいんですか・・なにか
申し訳ない・・すみませんです、ではいただきます。
飛行場に向かっている・・うん「ナビ」は反応してないな・・・逆方向に走らなければならいのに。
ペトロールスタンドで・・確かめる。この先でU―タンしろ・・やっぱりそうだ。
ホテルは「マトラmutrah」だ、「マトラ」「マトラ」の標識を目指して走る。ドバイよりはずーっ
と走りやすい・・来たことがある信号まで来た。
よしよし・・ああーっ右に入るのを出来ないで「行き過ぎたか」・・アレーいつの間にか目の前の
泊まっているホテルを通りすぎてしまった。まぁいいや港まで出てみよう。港に出て休んでホテル
に戻った。
3時を過ぎている・・5時半に日本人女性スワーダさんの知り合い宅に向かうことになっている。
シャワーを浴びて待つ。
若い人二人が迎えに来てくれた・・。オートバイの写真をいっしょに取って知人宅に向かう。
このうちの一人は昼間ヘルメットをプレゼントしてくれた弟さんだった。そういえば似てる
夜になってまわりはわからない・・原っぱみたいな場所まで来た。スワーダさんもBMでやってきた。
スワダさんの車に乗り込んだ・・はじめまして。これからうかがう家はゴルフ場の中にある。
ゲートは携帯で開けてもらっている。玄関には夫婦が出てきてくれている。ハーレーのオートバイ
もある、カバーを外して見せてくれる。
はじめまして・・日本から来ましたバイクの松尾です。ご主人はサミールさんカタール出身、見る
からにその顔は実に実業家の顔。日本でもそんなに多くは見かけない男がほれるうそつけない顔だ。
奥さんは眼科の先生、マリヤさん・・コロンビア出身。両親はコロンビアで産婦人科をやっていると。
子供は3人中学校、小学校二人、立派な造りの家。これまでの「旅のこと」を簡単に聴かせてほしい
・・と通訳のスワーダさんから言われていた。
サミールさん宅で
スワーダさんも若く見えるな・いつくだろうかきれいな人だ・・・オマーンに来て34年になると
電話で聞いた。今年2014年4月には日本・広島で「平和について」、奈良・京都・東京そして
新潟では「ロボットの役割・・人間への影響」を新潟大学でのフォーラムを計画しているときら
きらさせて話してくれる。
全国から募った日本に興味を持つ大学生達がメンバーの“学生フォーロムStudent Forum”のひと
たち15人らしい。スワーダさんはそのグループのデレクター。
わたしはパンフレットは日本から持ってきている・・子供たちも集まったところで・・ みなさん
に配って・「世界の果て」の「写真」の説明しながら・・「スポンサーは」「どこがよかったの」「
気に入らな国はあったの」いっしょに聴いている若い青年3人19才~22才はスワーダさんの仲間たち。
全部で34人ぐらい日本語を勉強していると学生は話す。サミールさんは1953年生まれと自分で
話したが60才にはとても見えない、違うのではないかと思うほど若々しい。趣味で海に長く潜っ
ているからだろうとその理由を話す・・いやいやサミールさん44,45代に見える、奥さんもお世
辞抜きで若い。
食事になった・・しゅうまい地元料理、やわらかい肉・・なんて言ったっけ中国の・胃袋を膨らませた
なんとか・・ダック?最後の方に出たがうまかった。
お皿がいくつもあって・・・うまかったー(ビールがあればなー・・なんて失礼な)ごちそうさまでした。
お手伝いさんはフィリッピン出身とか・・てきぱきとこれまた手際よく・・二人は柔らかいなんともい
えない・・いい表情の顔を見せている。サミールさんは会社でもトップから一番下で働く人でも差別せ
ずに平等に運営していると・・話す。
家庭でもその言ってることを実践している、その考えがまさにお手伝いさんにも伝わっているのだろう。
眼科医の奥さんは白内障の手術は世界でも優秀の人でコロンビアから最近表彰されたとスワーダさんが
おしえてくれた。
食事を終えて居間で雑談談義・・海釣りなどもやっているがこれからオートバイでスペインまで走る
計画をしている・・一日1000キロを計算していると話す。
ここでついに松尾の出番やってきた・・自慢話・・わたしの場合「最初・朝の内は元気で120キロ
130キロで走るぞ」と勢いで走るが2,3時間が限度・・
午後になると疲れてだんだんスピードが落ちていつの間にか100キロ以下になる。結局は500~
600キロ止まりでおしまい。
最初から100キロイーブンで走った方が連続走行10時間~12時間走れる。ここ10年間以上の経験
はいい道でも普通1日のトータルに直せば200キロを3時間かかっている、これがわたしの目安。
1日600キロが限度ではとアドバイス。わたしの場合一日二日の旅ではないので連続三日間か四日間走
ればそこで休みを取る。疲れを持ち越さないように走っているとも話した。
左からスアダさん。奥さん、サミールさん
ところでわたしはイエメンのビザがとれなくていま困っている。ドバイにはもう戻りたくない・・
オマーンからどこかに脱出したいのです。いちばんはエチオピア・・あとは送り賃が安い国だったら
どこでもいい。
スワーダさんに話したら・・サミールさんも何か手伝いしましょうと言ってくれてますよ。さっそくどこか
に連絡を入れてくれた。スワーダさんもあした連絡を取って見ると・・気持ちの落ち着きが出てきた。
10時を過ぎた。帰り際ハーレーのエンジンをかけてくれるが・・どでかい音にまわりの家から苦情がきそう。
お世話になりました。帰りも三人の学生さんに送ってもらった。勉強中なので仕方ないが車の中でも
たどたどしい日本語でしゃべってくる。帰りは30分でホテルにつく。
きょうはありがとうございました3人にお礼を言って別れる。シャワーを浴びて11時半ベッドに入る。