八戸から苫小牧に向かう航路。
今回は,ほぼ航路全域でミツユビカモメを観察できた。


ミツユビカモメは,冬に日本近海に現れるが,港や浜辺などで観察できることは稀で,ほとんど外洋でしか観察できないカモメだ。


小型カモメで,全体的に白っぽく,くちばしは淡い黄色。


筆先を墨汁に浸したような,翼の先端の黒が印象的。

幼鳥の翼模様も好きなのだが,今回は,観察機会がほんのわずかで,残念だった。

幼鳥の翼模様も好きなのだが,今回は,観察機会がほんのわずかで,残念だった。

八戸から苫小牧まで,海の表情はさまざま変わり,その中を飛ぶミツユビカモメ。


掟破りの連張りをご容赦。




























ミツユビカモメの次に多かったのは,カモメ。


そして,オオセグロカモメ。


無茶苦茶,色が薄く見えたセグロカモメ。


シロカモメは,北の方,北海道が間近に見えるようになってから,姿を現した。


ウミネコは,八戸港近くなど陸地が近い海域にいた感じ。


本当は,カモメ類以外の海鳥も期待していたのだが,今回は,外してしまった。
ウミスズメは,数が多かったのだが,ほとんどが遠くて,撮影困難。






ウトウやハシブトウミガラスは,数自体が少なく,また,遠すぎて,こちらは,もっと撮影チャンスなし。




この時期は,苫小牧に近い海域にコウミスズメも期待できると思っていたのだが,私の思い違いだったのか,全く観察できず。
下に張ったのは,たった1度こっきり出た,トウゾクカモメ。


今季は,流氷の南下がかなり遅れ,この時点でも,網走に着岸していなかったので,その影響もあったのかもしれない。
(2025/02/09 ミツユビカモメなど)