北海道の記事が続いているので気分転換。



先週末,用事があって東京に行った際,早朝の30分程度,ホテルの近くを散策した。













先週末,用事があって東京に行った際,早朝の30分程度,ホテルの近くを散策した。
雪の妖精,と言われるシマエナガ。
ヤマシギは,北海道では夏鳥で,冬は,本州以南に渡って,雑木林や畑で越冬する。
一方,アオシギは,冬でも寒い場所を好み,凍らない限り,水路や渓流など,水環境で越冬する。
まとめると,冬にいるのは ……
ヤマシギ ⇒ 本州以南,雑木林や畑
アオシギ ⇒ 寒い場所が好き,水路や渓流
なんもいないなぁ,どうしたんだろうなぁ,なんて思いながら,歩いていて,最初に出てくれたのが,この子。
朝。
雪で洗顔。
伸び~。
枝の先っぽで歯磨き。
ん~,んめ~~。
よっしゃ。行くど~。
連日,鷲の記事が続き,申し訳ありません。飽きずに楽しんで頂けると幸いです。
前回,羅臼の鷲事情を記事にしたが,書いたように,羅臼には数多くの鷲たちが来ているので,実は,クルーズ船に乗らずとも,普通に鷲たちを観察することができる。
何年か前の冬に来たときは,オオワシやオジロワシが無数にいたので,そういう光景も楽しみにしていたのだが,今回は,かなり少なかった。野付半島には,両手・両足の指で足りるほどの数しかいなかったかもしれない。
こちらは,道路脇にいたオジロワシ。
道路脇,といっても,野付半島は細長い砂州の真ん中に道路があるので,道路脇=海辺,となる。
あ,飛んだ。
オジロワシたちは,道路脇や氷上にいるのを観察できた。
野付半島にワシたちが集まるのは,氷に穴を開けて魚を獲る『氷下待網漁』(こおりしたまちあみりょう)で,捨てられて,放置された雑魚が目当てだったようだが,私が行った時点で,この漁は行われていなかったようだ。
こちらは,道路脇の電柱にいたオオワシ。
ほとんど真上だったので,後ずさって,離れてから撮影。
飛んだ。
雪が降っていて,白い斑点のように見える。
こちらは,氷上にいた個体。
半島の先端近くには,5羽,固まっていた。
氷下待網漁が行われていなかった事情については,詳しく聞かなかった。
温暖化の影響で氷の面積が減ったり,担い手の高齢化が進んだりしたせいだったら,・・・,と少し心配。
鳥見をしていて,よく思うことだが,『自然』と『人間の営み』は,別物だったり,相対するものではなくって,密接に関係している。
(2025/02/03 オオワシ,オジロワシ)
道東に行けば,このヒトたちとの遭遇確率は,かなり高い。
前日の記事にシロカモメを掲載したが,野付半島には,他のカモメ類も数多くいて,楽しませてくれた。
一番多かったのはオオセグロカモメ。
相変わらずの,悪者顔の個体。
どうよ,コレ。
超カッコ良くない?
このカモメは,東北でも,大型カモメでは一番多いカモメだが,見る場所が変わると,なんか違った。
雪の中を飛ぶ姿。
多くのカモメをバックに飛ぶ。
昨季,カモメ類が少なく,見ることもむずかしかったことを考えると,超幸せな光景だ。
セグロカモメは,ほとんど見なかった。
東北も含め,セグロカモメは,北の方には,少ないように感じる。
見ることができるだけで,嬉しいカモメになっている。
カモメは,1か所に固まっていた。
カモメ類の中で,カモメは好きなカモメなので,飛翔写真を撮りまくり。
いそうでいなかったのが,ウミネコ,ワシカモメ,ユリカモメ。
ただ,目に入らなかっただけかもしれないが . . . 。
(2025/02/01,3 オオセグロカモメ,セグロカモメ,カモメ)
このシロカモメは,本州以南にも渡って来るが,その数に圧倒的な差がある。
2月11日の記事に,コクガンが,野付半島で越冬している旨を紹介したが,この鳥も越冬していた。