蕪栗沼周辺では,冬鳥のガンカモの姿がめっきり少なくなり,一方で,ウグイスのさえずりが,複数か所から聞こえるようになってきた。
まだまだ風が冷たいが,もう,冬とは呼べない季節になった。
どこもかしこも雪,雪。
昔,野鳥写真って,こういうイメージだった。
そして,この表情,たまらなくめんこ。
女の子かな。
オオジュリンの背中はヨシの模様。
雪雲が取れて,日が差してきたので,目に光が入っている。
蕪栗沼周辺では,冬鳥のガンカモの姿がめっきり少なくなり,一方で,ウグイスのさえずりが,複数か所から聞こえるようになってきた。
まだまだ風が冷たいが,もう,冬とは呼べない季節になった。
この子については,すでに1/6に観察し,1/7の記事に掲載していたが,1/14に近いところから撮影していたので,改めて,幼鳥の特徴がわかる画像をここに残しておくことにする。
これは,1/7の記事に掲載したものと同じ画像。
翼の先が黒いのがわかる。
新たに2枚,くちばしの色がわかる画像。
つるんとして,ピンクのくちばし。
比較できるよう,おとなのくちばしも掲載しておこう。
(2009/09/20 船越水道)
黒くて,でこでこ。
全然違う。おとなの存在感がある。
比較すると,今,蕪栗沼にいる子どもの方は,なんとも,華奢。
(2024/01/06,14 クロツラヘラサギ)
小さな頃からウルトラマンが好きだった。
以前からここにはアカゲラがいたが,毎回は出会ってはいなかったように思う。
ここは,蕪栗沼と白鳥地区の間の遊歩道。
今季は,行くと,毎回,私の目の前に出てきてくれている。
訪れる人が多くなり,以前と比べて,人馴れしてきたのか。
ここにいるエナガも,とてもフレンドリーだが,その中身が少し違う。
エナガは,人間に対する警戒心がないが如く,自らかなりの至近距離まで寄ってくることがあるが,この子はそこまでではない。
警戒するよりも餌を探すことを優先している,という感じ。警戒していないわけではない。
とはいえ,近くに人間がいるのがわかっていても,遠くに飛んで逃げることはない。
人の密度の関係かもしれないが,北海道にいる亜種エゾアカゲラは,以前から結構フレンドリーだったが,こちらのアカゲラは昔はそうでなかった。ちゃんと,人間を警戒し,身を守っていた。
もしかすると,この子が餌場にしているエリアに人間が頻繁に通るようになったので,人間が通るたびに遠くに逃げていたら,満足できるだけの量の餌を取れなくなってしまう,ということなのかな。
人が与えるストレスと折り合いをつけながら,生きている…?
都市部の大きな公園など,人が頻繁に訪れる場所にいるアカゲラもこんななのかな。
そういえば,大きな公園の野鳥はかなり人慣れしている感じだったな。
(2024/01/19 アカゲラ)
目の前にいるのに,全く気付いていないことがある。
それも,しばしば。
亜種シマエナガの破壊的な可愛いらしさには負けるが,元々地元にいる亜種エナガだって,とっても可愛い。人気者の陰に隠されてしまった感がある,というか,可愛さに気付かれさえしていないような気がする。
亜種エナガを応援したい気持ちでいっぱいだ。
この子も十分にかわいいと思う。
どう? 喉のあたりのふっくらふわふわ感。何とも言えない。
実は、幼鳥時代、亜種シマエナガだってこんな狸顔。↓
(2008/06/08 シマエナガ幼鳥 北海道)
おっと,意外に可愛かったな。
ともあれ,おとなになるにつれ,亜種シマエナガの方は顔の黒い色が取れ,真っ白になり,一方,亜種エナガの方は太い黒い眉斑が現れる。
私の地元仙台でも,亜種エナガはとても身近な鳥で,その辺の林で普通に観察できるのはもちろん,市役所前の街路樹や仙台駅前のペデストリアンデッキ近くの中央分離帯の樹々でも見かけたことがあるほど。
気を付けて生活していれば,誰もが,こんなにかわいい鳥を楽しめるのに,極端な話,太い眉があるだけで,人々に無視されている。
性格も好ましく、人に対する警戒心が薄い鳥なので,じっとしていれば,近くにも寄ってきてくれる。
今回ここに掲載しているのは,今,蕪栗沼にいる群れだが,行くたび,驚くほどの至近距離まで寄ってきてくれる。
ここはカメラを持った人たちも多く訪れるところだが,私以外のどのくらいの人がこの子たちにレンズを向けたのだろう。もしかすると誰もいなかったかも。
こんなにめんこなのに。めんこ写真撮り放題なのに。
そういえば,亜種エナガをブログにアップする人もほとんどいないかもしれないな。
…,私は強く推します。
(2024/01/06 エナガ)
残念
↑2羽のうち,前にいて降りかけているのが、前からいた子でヘラサギ。
1羽増えて,寂しくなくなったなぁ,と喜んでいたが,よくよく見ると顔まで黒かった。こちらは,ヘラサギではなく,クロツラヘラサギだった。
ぬか喜びだった。
翼の先が黒いので,まだ子供。
迷ってきたのかなぁ。
(2024/01/06 ヘラサギ クロツラヘラサギ)