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秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

チョウトンボのオス・メス識別に挑戦

2024年07月08日 | 宮城県_伊豆沼

 チョウトンボのオス,メスは,見分けることができるらしい。

 後翅に着目。
 
 真っ黒に見えることも多いが,光の加減で,きららかに,青紫色に輝くのが,オス。
 
 
 
 鈍く,金緑色に輝くのが,メス。
 
 
 構造色の「構造」が,オス・メスで違っているようだ。
 
 下の写真では,上がメス,下がオスかな。
 
 
 もうひとつ。
 
 オスは,後翅先端に,透明部分がない。
 
 
 または,あっても小さく,分断されている。
 
 
 後翅先端に,大きな透明部分があるのが,メス。
 
 
 色は見えないときがあるので,こちらの方がわかりやすい。
 
 
 以上,結構わかりやすい識別点。
 
 ただし,オスタイプのメスもいる,というから,正確には腹部の膨らみも見て,判断しなければいけないらしい。
 
 ちなみに,水面の上を飛んでいるチョウトンボの中に,メスを見つけられなかった。
 
 
 他のトンボも,水上を飛んでいるのはオスばかりのようだが,メスはいつもどこにいるんだろう。
 
 
 オスは,メスを待ちながら水上を巡回し,テリトリー内に来たときに,追いかけてつかまえる感じなのかな。逆に,メスは,オスにつかまえられるためにやってくるのかな。
 
 撮影は,シューティングゲームのようで,かなり楽しかった。
 
 
 トンボは飛ぶのが速くって,しかも,動きが予測できないので,撮影しようなんて気持ちにならないが,チョウトンボは滑空しながら,ふわふわ緩やかに飛んでくれる。
 
 
 後翅の形状が独特で,面積が広いので,滑空が得意なようだ。
 
 
 後翅を平らにし,前翅を立てているポーズがカッコ良いと思う。
 
 
 こういうのを見ると,スターウォーズに出てきたXウィングを連想してしまう。
 
 
 トンボ共通のポーズ。
 
(2024/06/29  チョウトンボ)