バードトレーニング

行動分析学の理論に基づく鳥のトレーニングやしつけのサイト。

青木愛弓のバードトレーニングへようこそ

2037年12月31日 | 目次


今は亡きteacupってブログサービスで運用していました。閉鎖に伴い、こちらへエクスポートしました。記事は特に手を入れていません。メインのHPは、あゆみラボで稼働中です。

日本におけるバードトレーニングのパイオニアというと格好いいですが、鳥にトレーニングと言うだけで驚かれたり、他に同じ方向を向いている人がいなかったりした時代からずっとやっている人です。業界では、犬のクリッカートレーニングはよく知られていましたが、猫や鳥のクリッカートレーニングは、海外も含めほとんどやっている人がいなかった頃に普及活動をはじめました。その頃は、大型のインコやオウムのトレーニングは海外ではポツポツあったかもしれませんが、日本の飼い鳥の多くを占める100g以下の小鳥は海外でもトレーニングの発想すらなかったと思います。特に私は、人を楽しませるトリックを教えることよりも人と動物の暮らしを整えることやハズバンダリートレーニングに興味があったので、海外を含めてお手本となるものはなく、ひとつひとつ、工夫をしながら体系づけていきました。今では、小鳥のトレーニングのごほうび入れにスライド式のケースを使っている方をよく見かけるようになりましたが、これは私が発案しました。アジアで小鳥のおみくじ芸をやっているおじさんがスライド式の紙のマッチ箱をエサ入れに使っているのを動画で見たところからヒントを得て、身近に使い勝手の良いものはないか?と探して見つけたのが、スライド式の金属製のヘアピンケースというわけです。
トレーニングって、基本型は同じなのですが、それぞれの色は出てきます。私は、行動分析学の理論を押さえているので我流ではありませんが、行動分析学の実験をしてた人って感じです。よく言えばシンプル、悪く言えば淡々と繰り返すので映えないですね。でも、私はそれがいいと思ってます。映えは大事ですけど、私のトレーニングでは目的にはならないですね。


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このブログ、長く放置していてリンク切れとかの手を入れて見直しましたが、多くの投稿に「著作権について」が文末につけてあって笑っちゃいました。いや、笑いごとじゃないんですが。長く活動しているので、ほとんど原文のままから、元ネタがわからないように書きかえたものまで、自分の意見のようにご自身のサイトや出版物で使われているものまで数え切れないぐらい「発見」してます。全然慣れませんよ。

無料で情報が手に入れられる時代ですが、善意の普及活動は報われないどころか、盗まれるというトドメを刺されることもしばしばあって公開を停止した話もよく聞きます。パクリサイトは、作りもよくて、まとめかたも上手だったり、イラストや写真もたくさんあって検索対策も上手。見栄えやSEO対策に意識を向けない専門家はどうやっても勝てません。でも、パクリサイトやらchatGTPが作る内容って、きれいにまとめてきますけれど専門家から見ると肝心な所がフワッとしているものもありますし、危ないと思うものもあるんですよ。

パクりって一体誰が得をするのでしょう。
それが善意であっても、最終的にツケを払うのは動物たちじゃないかなと思います。



動物の飼育管理のための応用行動分析学講座

2024年03月05日 | 応用行動分析学入門講座

新規募集は、こちらでお知らせしています。
https://ayumilab.com/news/


あゆみラボのHPです

2024年03月05日 | お知らせ

あゆみラボのHPです。
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インコ巻き

2015年02月03日 | トレーニングとしつけ
2月3日は、節分です。節分の夜は、恵方に向かって海苔巻きを切らずに一本丸ごと食べると縁起がよいとされています。この海苔巻きを恵方巻きと呼ぶそうで、最近は節分に恵方巻きを食べることが全国に広がっているようです。



これは、恵方巻きならぬ、インコ巻き。
タオルでインコを包んでいます。
白いタオルが寿司飯で、インコが具に見える・・・?
海苔(黒フェルト)を巻くのまでやるとやりすぎかなと思って自粛しております。

インコをタオルに包むのは、治療を受けるときに必要な道具や動作に慣れためで、好きなごほうびを使って練習します。このトレーニングをハズバンダリートレーニングと呼びます。

ハズバンダリートレーニングをたくさんの方に知ってもらうために、インコ巻きを披露しました。モデルは、うちのインコです。遊びながら、たくさん練習したのでタオルに包まれるのは平気です。タオルを広げるとインコが寄ってきて、自ら転がります。タオルをクルクルっと巻いてインコ巻きのできあがり。タオルに包まれていてもリラックスして、ご機嫌です。

2015年は、15なのでインコと語呂合わせ(ちょっと無理矢理)。恵方巻きを食べて、インコ巻きの写真を見た方が、ダブルで縁起がよくなりますように。

写真を見て、やってみようと思った方へ

家のペットも包んでみよう。SNSで写真を披露しようと思うかもしれません。
そう思ったら、今日から練習です。まずは、タオルに慣れるところからスタート。
そして、来年の節分にリラックスしてタオルに包まれる子を披露していただけたらと思います。
練習の過程も楽しいですよ。

写真を見て、かわいそうと思った方へ

それは、きっと正しい感覚です。
かわいそうだと思うのは、おもしろ写真を撮るために、噛んだり、引っかいたり、逃げ出そうとするペットをタオルに包んだのではと想像されたのでしょう。このインコは、そんな目にあっていないのでご安心下さい。
この写真をきっかけに、楽しく遊びながら、役に立つことを学習できる方法があることを知って戴けたらと思います。

2015年は、ハズバンダリートレーニングを多くの人に知ってもらえたらと思っています。

それでは、また!


インコのトレーニングの本です。



インコグッズブームについて、読売新聞の取材を受けました

2014年01月23日 | インコブーム

インコの魅力や、今インコグッズがブームになっている理由について、記者の福士さんにお話ししました。インコグッズブームを取り上げた記事の中にコメントとして掲載されています。(2014年1月23日の読売新聞朝刊に掲載)



動物行動コンサルタント 青木愛弓(あおきあゆみ)
2014年1月22日