バードトレーニング

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手の平に乗るのが嫌い

2009年04月29日 | Q&A
Q:今ちょうど生後半年くらいです。頑張ってもっと仲良くなりたいです。肩や腕・膝は好きなのですが、手のひらに乗るのが嫌いで困っています。なので、ゲージから出すのも一苦労です。クリッカートレーニングが手嫌い克服の良いきっかけになってくれたらいいです。

A:怖がっているのにケージの中に手を入れて手に慣らそうとするのは「×」。かなり慣れた子でも、ケージの中にニョキッと手を入れられることを嫌う子は多いです。嫌がっているのなら、ケージに手を入れて無理に慣らそうとせずにケージの中はいつでも安心できる場にしておいてあげてくださいね。

ケージから出すのも一苦労なのは、手が嫌いで手に乗らないからなのか、外に出たくないので手に乗らないの二つの理由が考えられます。

手が嫌いなのなら、手に乗ると良いことがあるというのを教えてあげたら、手が好きになります。そして、手はいつも良いことと一緒に現れるようにすれば、いつでも手に乗るようになります。なかなか難しいかもしれませんけれど、「嫌なことをしない」というのが鳥との関係で大切です。まずは、ケージの外から手渡しでごほうびをあげることから始めて見たらよいと思います。苦手なことを「克服」すると考えると、「いやなことを我慢できたらごほうび」と我慢を強いてしまいがちですから、そうならないように楽しく遊びながらできるように、少しずつ進めてくださいね。、

外に出ても肩や腕、膝から全く離れないのであれば、外に出て不安になり、安全な飼い主さんから離れたくないと思っているのかもしれませんね。お外に出たときにクリッカートレーニングなどで遊んで楽しい経験を増やすことで外が好きになると思います。



カキカキするコツは?

2009年04月29日 | Q&A
Q:うちのインコは、カキカキが嫌いです。カキカキでコミュニケーションを取る方法を教えてください。
A:手が恐くてカキカキを避けている子は、まず、手からごほうびをあげて手を好きになってもらいましょう。

 手が恐くなくて、カキカキを避ける子の場合は、鳥が痒い時にカキカキしてあげるのがポイント。鳥が「痒い!」と思ったとき、例えば片足で頭をカシカシ書いているときにそーっと指を伸ばしてその場所をそっと掻いてあげましょう。私たちも、肩が凝っているときにもんでもらうと極楽ですが、そうでないときに肩をもまれても気持ちよくないですよね。それとおなじです。