Q:「ステップアップ!」と言われたら手に乗らなきゃいけないの。しかたなくやってるけど。ボクはこの「ステップアップ訓練」が大嫌い。やらないといつまでも終わらないからやってるだけ。飼い主さんは、左右の手を交互にだしてそれにぼくたちが足をかけることを延々くりかえすことをどうしてやらせるんだろ?
A:その気持ち、よくわかります。踏み台昇降っていうのかな、百科事典や電話帳を2冊くらい重ねたものに右足を乗せ、左足を載せ、続いて右足を降ろし、左足を降ろすっていうのを延々繰り返すのと同じだもんね。賢い君たちには、恐ろしくつまらないよね。私だってやれって言われても三日坊主どころか二日だって続かないと思うよ。意味もなくこんなこんなことするのは、楽しくないもんね。
飼い主さんは、「ステップアップ!」っていったときには、いつでも君たちに手に乗って欲しいんだって。だからそうなるようにって、練習を一生懸命にしているんだと思うよ。君たちはそんな単純な練習を繰り返さなくたって手に乗ったときに飼い主さんの「ありがとう」の気持ちが伝わればいつだって喜んで手に乗るって飼い主さんに伝えておくね。
【解説】
はしご登りのようなステップアップ練習+言葉でほめるだけだと練習の途中で指や手に噛みついたり、逃げ出したりするようになるかもしれません。また、鳥はその練習を早く終わらせるためにやるようになるでしょう。こうなると、手に乗ることを渋ったり、避けたりするようになる可能性もあります。
いつでも手に乗って欲しい、そう思ったら手に乗ったときにごほうびをあげてください。行動の後によいことがあれば、鳥はすぐにその行動を学習します。残念ながら言葉でほめるだけでは、行動は定着しません。
そして、ステップアップの練習は、毎日一定時間はしご登りのような練習をするのではなく、放鳥中の色々な場面で何度でも楽しく繰り返しましょう。鳥が何か遊びなどに夢中になっていない時を見計らって手をさしだしてください。鳥に手や腕、指を差し出すのは、1回につき1回だけ。5秒待って手に乗らなかったら手を引っ込めて、また五秒たったら手をさしだしてみましょう。こうすると、手に乗ったらごほうびがあるけど、乗らなかったらごほうびはなしということに鳥はすぐ気がつきます。
こうすることで、鳥は、どんな時にも手に乗ったときには良いことがあるということを学習することできます。
参考になるページ
罰について
嫌って言ったらダメですか?
手を噛もうとするなら、ターゲットトレーニング
A:その気持ち、よくわかります。踏み台昇降っていうのかな、百科事典や電話帳を2冊くらい重ねたものに右足を乗せ、左足を載せ、続いて右足を降ろし、左足を降ろすっていうのを延々繰り返すのと同じだもんね。賢い君たちには、恐ろしくつまらないよね。私だってやれって言われても三日坊主どころか二日だって続かないと思うよ。意味もなくこんなこんなことするのは、楽しくないもんね。
飼い主さんは、「ステップアップ!」っていったときには、いつでも君たちに手に乗って欲しいんだって。だからそうなるようにって、練習を一生懸命にしているんだと思うよ。君たちはそんな単純な練習を繰り返さなくたって手に乗ったときに飼い主さんの「ありがとう」の気持ちが伝わればいつだって喜んで手に乗るって飼い主さんに伝えておくね。
【解説】
はしご登りのようなステップアップ練習+言葉でほめるだけだと練習の途中で指や手に噛みついたり、逃げ出したりするようになるかもしれません。また、鳥はその練習を早く終わらせるためにやるようになるでしょう。こうなると、手に乗ることを渋ったり、避けたりするようになる可能性もあります。
いつでも手に乗って欲しい、そう思ったら手に乗ったときにごほうびをあげてください。行動の後によいことがあれば、鳥はすぐにその行動を学習します。残念ながら言葉でほめるだけでは、行動は定着しません。
そして、ステップアップの練習は、毎日一定時間はしご登りのような練習をするのではなく、放鳥中の色々な場面で何度でも楽しく繰り返しましょう。鳥が何か遊びなどに夢中になっていない時を見計らって手をさしだしてください。鳥に手や腕、指を差し出すのは、1回につき1回だけ。5秒待って手に乗らなかったら手を引っ込めて、また五秒たったら手をさしだしてみましょう。こうすると、手に乗ったらごほうびがあるけど、乗らなかったらごほうびはなしということに鳥はすぐ気がつきます。
こうすることで、鳥は、どんな時にも手に乗ったときには良いことがあるということを学習することできます。
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罰について
嫌って言ったらダメですか?
手を噛もうとするなら、ターゲットトレーニング