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今、鳥を飼う事が注目されていることをどう思いますか?

2013年09月29日 | インコブーム

インコブームについてマスコミの取材の依頼が多くなってきました。よくある質問に対しての回答を公開します。文章を使用したり、参考にしたりする場合は、「動物行動コンサルタント青木愛弓」の名前をわかるように入れて下さい。
回答を作成するにあたり、最近の流通の傾向について業界関係者にご意見を伺いました。ご協力に感謝いたします。なお、時間の経過と共に変化する内容も含まれております。

Q:今、鳥を飼う事が注目されていることをどう思いますか?

A:小鳥は、ペットとして愛されてきた長い歴史がありますが、近頃は、犬や猫に押されてややマイナーな存在になっていました。町の小さな小鳥屋さんも姿を消し、身近で見ることも少なくなったので、こうした機会にインコをはじめとする小鳥が注目を浴び、その魅力を知ってもらえることはうれしく思います。

 ただ、インコを慈しんで育てている方は、インコがマスコミで取り上げられ、その魅力を多くの人に知ってもらう機会をうれしく思う反面、マスコミ先導のブームで、安易に飼い始める人が増え、ひどい飼い方をされたり、捨てられたりして不幸になるインコが増えることを心配しています。マスコミで取り上げるときは、他のペットと比較して散歩をしなくても良いなどの飼いやすさを前面に出すことが多いと思いますが、同時に正しい飼い方と一生面倒を見ることを呼びかけていただければと思います。

動物行動コンサルタント 青木愛弓(あおきあゆみ)2013年9月29日