2011メリー

一緒にいればいるほど冷静になった。



わたしのクリスマスが終わった。
日本のクリスマスもやっぱりちょっとかじっとくか って思えた。
台場に ビーナスの都に イルミネーション。


自意識過剰はもちろん健在で
一日かけて

いまこくはくされたらどうしましょう

てをつながれたらどうしましょう

あ　ほんきのかおしてるどうしましょう


って思いまくった。


さいごには


わたしはこのひとと恋愛関係になれないかもしれない


っておもいました。
傷つけるし
傷つけたかもしれない。


一緒にいて
あいつを思い出すことがほとんどなかった
イルミネーションも
去年を思い出さず見れた

たった一度
ペアリングを買うカップルを見てテンションを想像したときだけ胸が痛んだ。



どうして すぐ次と付き合って ペアリングなんか買えるんだろう。



一日の最後　結局その思想にたどり着いていた。


決定的だった
肯定しないようにしていたけど
ここをとばしたらきっと相手を傷つけると思って肯定した


去年は どうなってもいいって気持ちがあった


今年は どうにかならないようにしている自分がいた



もちろんスタートが
好き　で始まってるのと
友情 で始まってるのとで

違うんだけどさ


ハート椅子の傾斜には従えなかった
相手の目をあんまり見れなくなってた


台場の花火は
去年のディズニーシーより綺麗だったのに。



いつも 男の人のあたしを見る　ほんきの顔にビクッとしてしまう。
この先に踏み込んだら危険
直感的にそう身体が反応する

王様にさえ あたしはそうだった。


去年
振り向かせたかったからな
くっつくのも平気だったし
どうにか可愛くいようとしたし
気をつかってばかりだった


今年
一日何をしても楽しくて
ずっと笑ってた
放つ言葉は可愛くなくて
段々 いかに場を持たせるかに集中しちゃって
ノリで れんあい空気を浄化してた



どうしたらいいんだろう
マジでわからなくなった



どうしてまたこうなるんだろう


０時で
恋人並のお祝いをして
どんどん恥ずかしくなって

あたし まだれんあいじゃない


って気づいてしまった


どうしたらよかったんだろう
ここにいまある事実は確実に


『さみしかったの。元カレをどうにか忘れたかったの。』


でしかない。
最悪だ。


友達 恋愛 こんなに境界があやふやで 怖いものだなんておもわなかった。


でももうあのこをきずつけることはできない。
２人も同じことしてどうする ってさめたし
やっぱり元カレのことは 気づかれたくない。



去年 どうしてあいつがよかったんだろう。
なんであいつは 付き合う気になったんだろう。

なんでもうあたしのこと好きじゃないんだろう。


やっと 消えたと思ったのに。
むりだった。
でも 日本のクリスマスに刺さらないですんだ。


それだけ。


あとはプラハで。
プラハに持ち込む。自分との戦い。

辛かった2011年を
洗う旅。
海外初一人。
人生で夢だった。
実現するの。



プラハに集中。



変わりたいし 気づきたい。
何かに。