金正日テロ政権を糾弾する緊急集会テキスト
あの怒りの日から5年 金正日テロ政権を糾弾する緊急集会
07.9.16 星陵会館にて
◆『飯塚繁雄 家族会副代表の挨拶』
★司会 櫻井よしこ氏
今日は本当にこんなに暑い中、急な集会でございましたけれども、たくさんの方にお出で頂きました。
海外からも多くの方にお出で頂いております。
そこでまず、これから主催者の一人の家族会から代表いたしまして、飯塚繁雄さんにこれまでの歩みを振り返りながら、その思いを交えてお話をしていただきたいと思います。
飯塚さん、よろしくお願いします。(拍手)
★飯塚繁雄 家族会副代表
皆様こんにちは。
日頃からこの問題に深いご理解と強いご理解を頂きまして、本当にありがとうございます。
今司会の方からも話されたとおり、皆様の力でやっとここまで来たという状況でございます。
各家族のですね、被害者が拉致されてからもう30年。
そしてそれを助けようと言う救出運動を始めてからもう10年。
それから更に小泉総理が日朝会談をやってあの結果を出した日からもうすでに5年。
ここにテーマにありますように、この単位を考えますと余りにも長い単位ばかりなんですね。
我々はこの間、あらゆる手段で運動・活動を続けて参りました。
そういう中で結果としては残念ながら具体的にハッキリした情報もなく、我々の家族が今どこにいるのか?
元気でいるのか?病気になっているのか?それさえも分かりません。
しかしながら、生きているんだというこの我々の信念、これは具体的に当然あるわけですけれど、絶対生きているというこういった強い信念の下に、一日も早く取り戻せという強い動きで訴え続けております。
先日の日朝交渉の中でも日本の立場は一応は北に託しましたけれども、相変わらず北は拉致問題は解決済みと言う態度を崩しておりません。
若干譲歩して言えばそういった交渉につき始めたと、ついたというだけが、言ってみれば誠意かもしれませんけども、内容的には全然誠意を出しておりません。
テーブルを叩いて退席しちゃったとかですね。
あるいは今までのように何回も何回も拉致は解決済みと言う言葉が出なかったのが少しの進展だと言う人おります。
ですけど、私たちはそんな事は全く単位の小さい話で、北は返す気があるのか?日本は取り戻そうという気があるのか?
ここが焦点なんですね。
それを考えたときに、外務省の方から報告は受けましたけども、それに関して我々は怒りと落胆と悔しさと、そういう思いをさらに強めたわけですけども。
ですから、そういう場を乗り越えながらもですね。
今回拉致対策本部が政府に出来ましたし、これはこのまま法律上で継続する事が決まってますが、果たしてどなたが完走していただけるのか?と言う話もあります。
さらには今お話があった総理が替わる。
近々替わるかもしれません。
その総理が替わった時にですね
この拉致問題を継続して、今まで行なわれた、あるいはそれ以上にこの問題を第一優先として取り組んで頂けるのかどうか?と。
やはり心配がありますが、先ほど与謝野官房長官にお話を伺いましたところ、「どなたが総理になってもこの問題に対する対応は変わらない」と。
要するに後には引かないと、いう強い約束を頂きました。
今後私たちはその辺は注目をしていくつもりでございますけども、いずれにしても先ほど言いました、この長い単位の中でですね。
家族の人たちは、当然被害者の人たちは、年々歳をとっています。
病気をしているかもしれません。
我々待っている方の家族も相当疲れていまして、申し訳ないんですけど、個人的に横田代表も入院されて昨日退院したという事も聞いておりますけども、非常に待っている家族も歳をとって来ております。
被害者たちが帰って来たときに元気でいなきゃいけないんですね。
元気でいて抱きしめてその後の長い期間を挽回するべく、ケアをしていかなければならない。
精神的な面、経済的な面、そういった面も含めてですね。
そう考えると、やっぱり私たちは元気でいなきゃいけないという最低条件があります。
しかしながらそればかり考えて活動が疎かになっても困ります。
そういうわけでこれからも皆さんの力を借りながら、まさに国民の世論が相当な力になっているという事は、これが一番分かっているのが北朝鮮ですね。
金正日です。
ですからその辺を私たちはハッキリ意識しながら、今後どのくらい時間がかかるか知れませんけども、これ絶対に諦めるわけには行きません。
当然です。
それには更なるそういった政府の対応、それから各地方議会の先生方の協力、全国にいるたくさんいるボランティアの方、そしてその方たちと一緒に行動されている皆さん含めてですね。
日本ががっちりとした一枚岩となって北にあたると、怒りのメッセージを出すと、いう事がさらに必要になっていくものでは無いか?と考えております。
今後とも何かにつけて、ここにおられる皆さんと一緒になって解決していくべく、一緒に戦ってください。
戦いましょう。
よろしくお願いします。(拍手)
あの怒りの日から5年 金正日テロ政権を糾弾する緊急集会
07.9.16 星陵会館にて
◆『飯塚繁雄 家族会副代表の挨拶』
★司会 櫻井よしこ氏
今日は本当にこんなに暑い中、急な集会でございましたけれども、たくさんの方にお出で頂きました。
海外からも多くの方にお出で頂いております。
そこでまず、これから主催者の一人の家族会から代表いたしまして、飯塚繁雄さんにこれまでの歩みを振り返りながら、その思いを交えてお話をしていただきたいと思います。
飯塚さん、よろしくお願いします。(拍手)
★飯塚繁雄 家族会副代表
皆様こんにちは。
日頃からこの問題に深いご理解と強いご理解を頂きまして、本当にありがとうございます。
今司会の方からも話されたとおり、皆様の力でやっとここまで来たという状況でございます。
各家族のですね、被害者が拉致されてからもう30年。
そしてそれを助けようと言う救出運動を始めてからもう10年。
それから更に小泉総理が日朝会談をやってあの結果を出した日からもうすでに5年。
ここにテーマにありますように、この単位を考えますと余りにも長い単位ばかりなんですね。
我々はこの間、あらゆる手段で運動・活動を続けて参りました。
そういう中で結果としては残念ながら具体的にハッキリした情報もなく、我々の家族が今どこにいるのか?
元気でいるのか?病気になっているのか?それさえも分かりません。
しかしながら、生きているんだというこの我々の信念、これは具体的に当然あるわけですけれど、絶対生きているというこういった強い信念の下に、一日も早く取り戻せという強い動きで訴え続けております。
先日の日朝交渉の中でも日本の立場は一応は北に託しましたけれども、相変わらず北は拉致問題は解決済みと言う態度を崩しておりません。
若干譲歩して言えばそういった交渉につき始めたと、ついたというだけが、言ってみれば誠意かもしれませんけども、内容的には全然誠意を出しておりません。
テーブルを叩いて退席しちゃったとかですね。
あるいは今までのように何回も何回も拉致は解決済みと言う言葉が出なかったのが少しの進展だと言う人おります。
ですけど、私たちはそんな事は全く単位の小さい話で、北は返す気があるのか?日本は取り戻そうという気があるのか?
ここが焦点なんですね。
それを考えたときに、外務省の方から報告は受けましたけども、それに関して我々は怒りと落胆と悔しさと、そういう思いをさらに強めたわけですけども。
ですから、そういう場を乗り越えながらもですね。
今回拉致対策本部が政府に出来ましたし、これはこのまま法律上で継続する事が決まってますが、果たしてどなたが完走していただけるのか?と言う話もあります。
さらには今お話があった総理が替わる。
近々替わるかもしれません。
その総理が替わった時にですね
この拉致問題を継続して、今まで行なわれた、あるいはそれ以上にこの問題を第一優先として取り組んで頂けるのかどうか?と。
やはり心配がありますが、先ほど与謝野官房長官にお話を伺いましたところ、「どなたが総理になってもこの問題に対する対応は変わらない」と。
要するに後には引かないと、いう強い約束を頂きました。
今後私たちはその辺は注目をしていくつもりでございますけども、いずれにしても先ほど言いました、この長い単位の中でですね。
家族の人たちは、当然被害者の人たちは、年々歳をとっています。
病気をしているかもしれません。
我々待っている方の家族も相当疲れていまして、申し訳ないんですけど、個人的に横田代表も入院されて昨日退院したという事も聞いておりますけども、非常に待っている家族も歳をとって来ております。
被害者たちが帰って来たときに元気でいなきゃいけないんですね。
元気でいて抱きしめてその後の長い期間を挽回するべく、ケアをしていかなければならない。
精神的な面、経済的な面、そういった面も含めてですね。
そう考えると、やっぱり私たちは元気でいなきゃいけないという最低条件があります。
しかしながらそればかり考えて活動が疎かになっても困ります。
そういうわけでこれからも皆さんの力を借りながら、まさに国民の世論が相当な力になっているという事は、これが一番分かっているのが北朝鮮ですね。
金正日です。
ですからその辺を私たちはハッキリ意識しながら、今後どのくらい時間がかかるか知れませんけども、これ絶対に諦めるわけには行きません。
当然です。
それには更なるそういった政府の対応、それから各地方議会の先生方の協力、全国にいるたくさんいるボランティアの方、そしてその方たちと一緒に行動されている皆さん含めてですね。
日本ががっちりとした一枚岩となって北にあたると、怒りのメッセージを出すと、いう事がさらに必要になっていくものでは無いか?と考えております。
今後とも何かにつけて、ここにおられる皆さんと一緒になって解決していくべく、一緒に戦ってください。
戦いましょう。
よろしくお願いします。(拍手)